めいすいの写真日記

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クロアチア・スロべニア・ヴォスニアヘルツェゴビナの旅(1)・・・機内でクラシック音楽を聴く

2012-07-07 | クラシック音楽

今回、スロべニア・クロアチア・ヴォスニアヘルツェゴビナの旅をするにあたり、羽田からフランクフルトまでの出発便、
帰航便はともにルフトハンザのエアバス380。
席数はアッパーデッキ(二階)にファーストクラス8及びビジネスクラス98、メインデッキ(一階)にエコノミークラス420、
計526席の超大型機。そして、この日の出発便は満員。


11時間の飛行なので、音質が良いと評判のSONYウォークマンNW-866付属のイヤホーンと
エアプレーン・アダプターを持参しました。エアプレーン・アダプターは新宿の家電量販店Yで買い、
300円弱の値段でした。
元々、航空会社から配られるイヤホーンは粗悪品なので音が悪いと思っていましたが、
今回持参したイヤホーンで聞き比べてみると、想像以上に差は歴然としています。機内で音楽を聴く楽しみが
倍増しました。というよりは3倍増くらい!


ルフトハンザの航空機のエンジョイのメニューには音楽のコーナーがあり、いくつかの中、
私の選んだ一つは、「スリー・スターズ・イン・ベルリン ライブ・フロム・ワルビューヘン2011」
ワルビューヘンというとベルリン・フィルが年一回行うピクニック・コンサートが有名でNHKでも放映されますが、
これはちょっと異なり、オーケストラはエンリコ・マシアス指揮プラハ・フィルハーモニー管弦楽団。


今をときめくソプラノ歌手のアンナ・ネトレプコとテノール歌手のアーウィン・ショルトとが、
共演してオペラの名曲を歌いました。

特に印象に残ったのはネトレプコが歌ったオペラ「蝶々夫人」から「ある晴れた日に」。
上の写真は「ある晴れた日」にを歌うネトレプコ。

もう一つはドニゼッティの名作オペラ「アンナ・ボレーナ」。こちらもアンナ・レトレプコが演じる
チューダー王朝の王妃アンナ・ボレーナ(実在した人物はアン・ブーリン)が、アンナの侍女ジョアンナ
を愛人にした王、エンリーコ8世に裏切られる悲劇の物語。
あらすじは知っていましたが、日本語の対訳は画面に出ないのでわかりにくかったことはありました。
しかし、2011年録画のウィーン国立歌劇場版で、音が良いのとネトレプコの熱演、当時の衣装や
簡素化された舞台もよく出来ているため3時間13分のオペラを見切ってしまいました。

上の写真はアンナ・ボレーナ役のネトレプコ。

他に、クラシックのCDコーナーには、ネトレプコの「アンナ・ネトレプコ ライブ MET」というCDもあって
11時間の飛行中は、結局「アンナ・ネトレプコ漬け」になり、長い時間を有効に過ごせました。
席はエコノミーでしたが、ビデオは小画面ながらハイビジョンで、音声も実はHiFiでした。
それなりのイヤホーンやヘッドフォンならば、クラシック音楽はもちろん、オペラ鑑賞もなんとか楽しめます。
エアバス380は超大型機ですが、国際線の航空機なら同じような音響装置でしょうから、海外に出かける時は、
今後は必ず品質の良いイヤホーンとエアプレーン・アダプターを持参することにします。

詳しくは、「めいすいの海外旅日記 スロべニア・クロアチア・ボスニア・ヘルツェゴビナ 第1日」をご覧下さい。