ユリアンアルプスを背景にしたブレッド湖とブレッド島にある聖母被昇天教会、ちょうどその先にブレッド城。
遠い山々の中央、一番高い三角の白い山がトリグラフ山。トリグラフ山(2864m)はスロべニアの国旗にも描かれています。
(おみやげ店で買ったのA4のカードから)
スロべニアはオーストリア、イタリア、ハンガリー、クロアチアと国境を接しています。北西部のユリアンアルプスの反対側には、スイス、オーストリアの
山塊がありますが、豊かな自然の美しさは、これらの国に劣りません。
また、ブレッド湖は、かってはハプスブルグ家のリゾート地として整備され、「アルプスの瞳」と称されて人々を魅了してきました。
大きさは東西約2.1Km、南北1.1Kmで、深さは30m。国立公園になっていて、水は澄み、マスなどの魚が数多く見られます。
● 聖母被昇天教会
ブレッド島にある聖母被昇天教会はスロヴェニア人のあこがれの結婚式場。国立公園のため、湖を汚さないよう、渡る手段は手こぎボート、
カヌーなどに限られています。
手こぎボートがブレッド島に着くと99段の階段があります。結婚式には新郎は新婦を抱えて、この階段を上がらなければならないらしい。
その間新婦は、ずっと沈黙していなければなりません。負ぶるならともかく、抱いて登ることは難しそうです。
階段の先には、17世紀バロック建築の教会と鐘楼があります。
教会の中央に天井から下がっている鐘を鳴らす紐があります。この鐘を鳴らすと願い事が叶えられるということで人気です。
このYuTube の画像には鐘の音が小さく入っています。
● ブレッド城
ブレッド城はブレッド湖の水面からの高さが130mあります。この城の築造は11世紀、建てられてから1000年も経過しています。
ホテルに泊まった夜は、土曜日ということもあってグラーツ城のライトアップは、いつもより強めに投光されていたとのこと。
城は赤く照らされ、一方、断崖は緑色に照らされて魅惑的でした。
前日、ライトアップされていたブレッド城、朝見るとまるで異なって見えます。
早い時間なのに、熱気球を飛ばしていました。ちょうど、ブレッド城の上に来た時にパチリ。
場内のテラス。敵の攻撃に備えるための回廊があり、また今は民族博物館やワイナリーなどもあります。
なんといってもブレット城のすばらしさは、眼下に広がる絶景。ブレッド湖のエメラルドグリーンの湖面の色とブレッド島の聖母被昇天教会は、
たとえようもなく美しい。
詳しくは、「めいすいの海外旅日記 スロべニア・クロアチア・ボスニア・ヘルツェゴビナ 第2日」をご覧下さい。