めいすいの写真日記

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モロッコの旅(4)・・・ イスラン 西欧風の街とコウノトリ・アトラスライオン

2015-03-28 | 旅の写真

フェズからサハラ砂漠へ向かう途中、アトラス山脈の中腹、標高1650mにあるイフレンという街で休憩を取りました。
イフレンはフランス統治下で1929年保養地として建設されました。その後は、王族、政府要人、富豪の別荘地となっています。
 冬は、雪が積もるため、スキーが出来、最近はアルペン・リゾートとして人気が出てきたようです。
 街並みは、清潔で美しく、ここがモロッコだとは思えない地域で、「モロッコのスイス」と呼ばれています。

この町には、コウノトリが多く見受けられました。モロッコでは、これまで、いろいろな都市で街路脇の電柱などに巣を作るコウノトリを見かけました。
ただ、走るバスからコウノトリを見つけての撮影は難しく、撮ることは出来ませんでした。

今回は、狙いを定めての撮影でしたので、飛翔する姿も写すことが出来ました。コウノトリが巣とするための枝を運んでいます。

この街の広場には、アトラスライオンの彫刻がありました。アトラスライオン(バーバリライオンともいう)は、大型のライオン
北アフリカに広く分布していましたが、1922年モロッコで最後の野生の一頭が射殺され絶滅してしまいました。
古代ローマのコロッセウムなどで剣闘士と戦わせるなど見世物として重宝されました。
カエサルは戦勝パレード用に400頭のアトラスライオンををローマに連れて来たとといいます。

近年、モロッコ国王ムハンマド5世が純血種の個体群を飼育していたということが判明しました。
2012年開園のラバトの動物園には32頭が飼育されています。

詳しくは 「めいすいの海外旅日記 モロッコ 第5日・・・イフレン サハラ砂漠への出発点エルフードへ」 をご覧下さい。