めいすいの写真日記

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ベトナム・カンボジアの旅(6)・・・メコン川クルーズ、ジャングルクルーズ

2014-12-10 | 旅の写真

メコン川は、チベットを水源とする延長4023Km(世界第12位)、流域面積79万5000Kmの大河川です。雨期の8月が約2万
4000m/sに対し、訪れた11月は乾季で8000m/sと約3分の1の水量になっています。
なお、年平均は9000m/sです。
メコン川は世界的に見ても生物の多様性か豊かな地域の一つになっていて、生息する魚の主は1200種類以上にも上ります。
下流域では赤茶色に混濁しています。インドシナ半島に広く分布するラテライトを河岸浸食するためです。

メコン川下流河口の都市、ミトーの船着き場にはクルーズ用の船がたくさん係留されていました。
この船に乗ってメコン川クルーズに出発です。

すぐ近くにラックミエウ橋という美しい姿の2連の斜張橋が見えました。ミトーと対岸のベンチュリーを結ぶ橋で、川の中州の
トイソン島、フーン島とも結ばれていて、第一、第二橋梁を合わせると2878mで、アブローチ部分を含めると全長8331mの
長大橋です。桁はプレストレストコンクリート。2009年の完成。ベトナム人技術者だけで建設したということです。たいへん技術力が
高いと思います。
 桁下高が40mあるので上から見ると景色がいいようです。ただ、歩道はない?

 川面にぷかぷかと浮いているのは水草のホテイアオイ。金魚鉢に入れる水草です。
 先日、バッチャン焼きを買った時、入れ物としてこの茎で編んだ籠をもらいました。

メコン川のこのあたりで捕れる魚では、鯉の形をしたホウ魚という魚がいて3m、300Kgにもなるといいます。大きい
ほど値段が高いそうです。写真の建物では、魚の養殖をしていて、ナマズや鯖や雷魚などを育てているとのことです。

メコン川クルーズの船からタイソン島に上陸しました。
タイソン島は、長さ11Km、幅1kmで人口が6000人の島。緑豊かな島で、果樹栽培が盛んなようです。
この島内にある小舟に乗ってジャングルクルーズをするのですが、その前にココナツキャンディの家内工場、
次に養蜂農家の訪問、果樹園での試食とあり、そのたびに買い物タイムになりました。

降りてすぐのところに、トイソン島特産の果実を売っていました。噂のドリアン(奥)がありました。ベトナムのドリアンはタイに比べ、
臭いが強烈のようです。「厠で固いシュークリームを食べる」といわれ、「果物の王様」ともいわれます。
しかしで、今朝のホテルでは持ち込んだ場合は1万5000円の罰金となっていました。
ちょっと買って食べてみたかったけれど、残念ながら、今回は見送ることにしました。ガイドや添乗員の協力がなくてはね。
手前、左は「パパイア」、まだ緑ですが甘いとのこと。右は「竜眼」、ライチに似た果物です。

どれも日本では、あまり見かけない果物です。特にドリアンは・・・。


いろいろなところに寄り道し買い物をし、1時間以上かかって、やっとジャングルクルーズの船乗り場に着きました。

この日は乾季の上に干潮とあって極端に水位が下がっています。
最高水位は、ヤシの泥水での汚れ具合を見ると2m程度は上になるようです。
この運河は島の中央部を流れていて、両側はヤシの木の生えるジャングルとなっています。まさに、ベトナムらしい光景です。
二人乗りで前と後ろに船頭さんがいますが、うまくバランスを取って乗らないと船が転覆しそうになります。
乗船時間は15分程度です。

 

ジャングルクルーズのあと、再びメコン川クルーズの船に乗り換え、ミトーまで戻りました。

詳しくは「めいすいの海外旅日記 アンコールワットとベトナム2都市 第6日」をご覧下さい。



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