四万温泉は群馬県中条町にある古くからの温泉街、埼玉県志木市にある私の家から、関越道の所沢IC→渋川ICを利用して2時間
40分ほどかかりました。渋川ICから1時間以上山奥に向かっていくので、少し遠くに感じます。
ロビー階に入ると、奥の大きなガラス窓に渓流が見えます。
私の泊まった部屋は5階の513号室。ここでは、部屋は5丁目513番地というようです。
部屋からは真下を流れる渓流が眺められます。清流の流れの音が部屋まで聞こえてきます。
ロビー階には巨大な「つるしびな」が飾られていました。本当は「お雛様」の時に飾るものではなかったかしら・・・
夕食は懐石料理でしたが、あらかじめ多くが並べられていました。
献立表に沿って料理の写真を並べてみることにします。まずは、食前酒。手前の小さなグラスに入っているのは柚子酒 他に生ビールをたのみました。
先 付 ぎんなん豆腐 海老
前 菜 (右から) 蕎麦の実なめこの芋かけ、鯛酒盗 がっこチーズ、袱紗(ふくさ)焼き 干し柿バター 枝豆
造 里 三種盛り 冷酒 水芭蕉 (群馬県産地酒)
焼 物 陶板焼き (バター焼き) じゃこ天 海老 帆立 青唐辛子 白舞茸 インカの目覚め
差し物 蓮根饅頭の磯辺餡かけ
やまぐち館名物 上州牛すき焼き 舞茸 茶榎木茸 玉葱 白葱 焼き豆腐 白占地茸 糸蒟蒻 丁字麩 生卵
酢の物 津和井蟹 蟹酢
食 事 群馬県産ひとめぼれ 漬 物 留 椀 赤味噌仕立て 豆腐 滑子 三つ葉
水の物 甘酒水羊羹 抹茶ココナツソース
食事の後は、女将が読み上げる 紙芝居。26年間もやっているというので年期が入っています。
題名は「赤いろうそくと人魚」(小川未明作)・・・私は知りませんでしたが、青空文庫にあるので有名な話のようです。
紙芝居が終わった後は、女将による館内の案内。
温泉はこの建物にあるところから湧き出ているとのこと。肌がすべすべになる湯で、関東では湯西川温泉について二番目だとか。
この温泉は万病に効く・・・。温泉を飲める場所がある。
大浴場には、立派な薬師観音が飾ってある。露天風呂には奥の岩に「南無妙法蓮華経」の大きな文字か彫られている。
等々いろいろな話をしてくれた