「かっぱふれあい館」(志木市本町1-6-30 TEL 048-471-0049)は、志木市商工会が運営するお店。志木市と商店街の地域活性化のために作られました。カッピーグッズ、食品、市民の作成した雑貨などを販売しています。
「カッピー」は、志木市本町通り「いろは商店会」のマスコットキャラクター。志木市に古くから伝わる「河童伝説」にあやかって誕生しました。お店の前には石像の「カッピー」も飾ってあります。
志木市の河童伝説は1809年(文化6年)刊行の「寓意草」に登場します。また、柳田国男(1875-1962)の民話「山島民譚集」に「和尚の慈悲」という題で書かれています。
「和尚の慈悲」むかしむかし、志木の柳瀬川にはかっぱが住んでいて、馬や人を襲う事件がたびたび発生。ある日、馬小屋で弱っていたかっぱがいました。
村人達が、今まで悪さをしてきたかっぱを焼き殺そうととすると、かっぱは涙を流し、手を合わせて命乞いをしました。
寺の和尚はそのかっぱの様子を見て哀れに思い、今後は人や馬に危害を加えないと誓うので、助けてあげました。
翌朝、命を助けてもらったお礼でしょうか枕元に大きな鮒(ふな)が二匹置いてありました。
志木市内には、名前の付いた河童の石像が数多く飾られていて、バスツァーも組まれるほどです。
このお店で売っている「志木名物」のうち、とりわけ美味しいのは「カッピーさくらラスク」。箱入りのものは、730円。2枚のものは100円です。さくらエキスを練り込んであり、中はさくら色でさくら風味です。「シュガーマーガリン味」と「練乳味」の2種類があります。食べるとサクサクしていて、甘みもほどよく、いくつも食べたくなります。
ブログランキングに参加しています。
ここをポチッとお願いします。
↓