小菊の花
2020-11-27 | 花
地表に低く咲く白い小菊の花。
この花を見ると 百人一首の「心あてに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花」(凡河内躬恒)
「あてずっぽうに折ってみよか。真っ白な初霜が一面に降りて、霜なのか白菊なのか、わからなくさせている白菊の花よ」・・・を思い浮かべます。
この歌を正岡子規は現実的でないと批判したそうですが、霜が降って少し高い位置で見たら本当にそう思うでしょう。
球形の小菊の花。セイスピースという品種らしい。
こちらはオーソドックスの菊の花。
菊はきく科きく属の花、開花時期は10月20日から12月20頃。
東洋で古くからある鑑賞賞植物。平安時代に中国から伝来。
こちらは赤い小菊。