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N響ほっとコンサート2021

2021-08-31 | コンサート

                                                                                                                                        NHK-Eテレ    2021/8/22

夏休み特別公演|夏だ!祭りだ!! N響メンバー大活躍世界音楽選手権
2021年8月1日(日)
場所:東京芸術劇場 コンサートホール 
指揮:原田慶太楼
ナビゲーター:篠原ともえ

■オッフェンバック/喜歌劇「天国と地獄」序曲 ― “カンカン”【華かに選手権開幕】

■アンダソン/フィドル・ファドル【はやさに挑戦】
 タイマーを会場に持ち込み、3分25秒を着ることをめざす。
■サン・サーンス(挾間美帆編)/組曲「動物の謝肉祭」― “かめ”【おそーい曲】
 スタートの曲が「天国と地獄のカンカン」であったのは、亀を表すために悠長に演奏する曲であるということを示すためだったようだ。
 サンサーンスの皮肉がたっぷりな曲である。 
■ヨハン・シュトラウスII世/常動曲【ながーい曲】
 常動曲、別名「無窮動」ヨハンが洒落と冗談で作った曲。始まったら旋律が4つあり
 それが終わると繰り返すようになっているため、何時まで経っても終わらない。
 通常の演奏会では指揮者が「これから先、いくらやっても同じです。」と言って終わるのだが、今回は?
■チャイコフスキー/組曲「くるみ割り人形」― “トレパーク”【みじかい曲】
 この曲がクラシックの曲で一番短いとは、にわかには信じがたいが・・・・。
■外山雄三/管弦楽のためのラプソディ ー“八木節”【日本代表】
 拍子木、締太鼓、桶胴、チャンチキ の和楽器が使われている。

テーマ「夏だ! 祭りだ!!」にふさわしい曲。N響メンバーも「ほっとコンサート」ということでノリノリの演奏をしてくれた。

 このコンサートで最も盛り上がった曲。N響メンバーの何人かが立ち上がり、踊り始める人も・・・。

 ネットで調べたら「管弦楽のためのラプソディ」は、最後の「八木節」をアンコールで演奏したり、
 学校などで行う音楽鑑賞教室の定番の曲でもあり、「第九」や「新世界」よりも、おそらく演奏回数が一番多い作品だとのこと。

低音楽器選手権  コントラファゴット、チューバ、コントラバス、ホルン
             優勝はホルン
■ヴォーン・ウィリアムズ/テューバ協奏曲ー第3楽章(テューバ:池田幸広)【低い音が出る楽器代表】
 チューバは管の長さ6m、重さ10㎏の真鍮製の金管楽器。

【池田幸広さんの話】始めはクラリネットを吹きたいと思っていたが、チューバを演奏するきっかけは、
 肺活量が中学1年の時、一般の人が3500なのに4500あったので先生からチューバをぜひ弾きなさいと言われたためだそうだ。
 現在の肺活量は6000であるそうだ。
 チューパという楽器はふだんはメロディーを吹くことはなく、伴奏したり音を伸ばしたりするだが、
 今日は思う存分にメロディーを吹くことが出来て感動した。
 
■高音楽器選手権 ピッコロ、グロッケンシュピール、エスクラリネット、ピッコロトランベット 優勝はピッコロトランベット

リーバーマン/ピッコロ協奏曲ー第3楽章(ピッコロ:梶川真歩)【高い音が出る楽器代表】
ピッコロは全長32cm、重さ170g、アフリカ産のグラナディラという木で出来ている。

【梶川真歩さんの話】ピッコロ協奏曲はなかなか実演奏の機会が無いので今日吹かせて貰えすごく嬉しかった。
 演奏するのに難しい点は軽いので速く、たくさん動かすパッセージではブレてしまうので、指を丁寧に動かすよう
 気をつけてやっている。
 この曲は難しい曲なのでドキドキしながら演奏していた。

 オーケストラで演奏する楽しみは高い音を出すので目立つことだそうだ。

■オーケストラの花形 弦楽器の共演
   サラサーテ作曲/チゴイナーワイゼン

3歳くらいから弾けるという16分の1のミニバイオリンを使った演奏
演奏 篠崎史紀(コンサートマスター)、降旗貴雄、丹羽洋輔、三又治彦 の4人

 ミニバイオリンを使った合奏、ほとんど見ることが出来ない演奏形態であるが、
 さすが、N響のバイオリン奏者だけあって、ある時は、合奏、ある時はソロと見事にこなし素晴らしい演奏となった。
 小さなバイオリンなので音を出すこと自体が通常と比べ困難と思われるが見栄えのある演奏を見せてくれたのは見事
としか言いようがなかった。

■ストラヴィンスキー/バレエ組曲「火の鳥」― “カッチェイ王の魔の踊り”【こわい曲】
 「火の鳥」では有名な部分だが、演奏だけを聞いていてると「怖い」感じはしない。
 バレエ音楽なので、バレエを見ながら聞く必要があるのかも知れない。
■ムソルグスキー(ラヴェル編)/組曲「展覧会の絵」ー“バーバ・ヤガーの小屋” “キエフの大きな門”【最後は派手派手に】
 確かに、最後を飾るにふさわしい派手な曲である。”バーバやカーの小屋”のが付いているのも納得がいく。
「キエフの大門」のラストは打楽器群が大活躍する。今回はシンバルの演奏が目に止まり、自分もシンバルを
 叩くつもりで調子を合わせ聞いていた。

アンコール曲    組曲「道化師」からギャロップ カバレフスキー作曲


 

ギャプロツプの名の通り軽快な曲。グロッケンシュピールの演奏が心地よい。大写しになった時、
とても素晴らしい演奏と思えた。そうしたら、曲が演奏が終わった後、指揮者の原田景太郎が真っ先に挨拶の指名したのは、
グロッケンシュピール。なるほどと思えた。

 【感想】 いつものN響の演奏と異なり、多面的な演奏を魅せてくれ、楽しい時を過ごすことが出来た。



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