マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

タイトルは田中のお田植祭

2009年04月30日 07時49分30秒 | 民俗の掲載・著作
つながり連載も今回で7回目を迎えた。

大和郡山で祭礼されているオンダ祭のひとつに田中町甲斐神社のお田植祭が挙げられる。

こじんまりした境内で農耕の模擬作法が演じられる。

牛は出てこないが氏子さんが演じる所作を観ているとほのぼのとした雰囲気。

可愛い巫女さんの苗植え姿は艶やかさが感じられる。

例年なら関係者だけでひっそりとしている祭礼。

つながりに掲載されたせいなのかびっくりするほど大勢の参拝者が訪れたそうだ。

来年もそうであればいいのだが。

(H21. 3. 1 SB912SH撮影)

タイトルは砂かけおんだ祭

2009年04月11日 07時40分15秒 | 民俗の掲載・著作
シリーズ6回目は小泉神社の砂かけおんだ祭。

県内のいたるところでお田植え祭が行われています。

2月11日のこの日だけでも9ヶ所あります。

なかでも砂をかけると雨が降って豊作になるとされるおんだ祭があります。

隣町の廣瀬神社は超有名で報道やカメラマンが大勢訪れますがこっちは知られざるお祭り。

参拝者も少なく風情が感じられます。

が、今年のおんだ祭にはなんと100人にもふくれあがったと聞きます。

宮司さんや氏子さんが喜ぶお顔が浮かびました。

(H21. 2.11 SB912SH撮影)

タイトルは大寒の寒施行

2009年03月29日 05時33分37秒 | 民俗の掲載・著作
祭礼など年中行事の取材をしていくにつれ民間信仰における行事にも関連することがある。

そのひとつに大寒のころに行われる寒施行がある。

野の獣に施す食べ物はいつくしむ祈りの心なのでしょう。


俳句の季語にある寒施行。探していた日本の歳時記の編集者からお願いされた一枚。

この写真がほしかったのですと喜ぶお顔が目に浮かびます。

(H21. 1.21 SB912SH撮影)

タイトルはフクマール、コッコッコー

2009年01月29日 08時44分03秒 | 民俗の掲載・著作
12月号を飾る年末の行事には数々あるが子どもたちだけで行われる行事はとても珍しい。

収穫祝うイノコ行事もそうだ。

先輩について回って覚える組織行動。

会計精算処理までする福丸迎えは一人前の大人のような扱いを覚える貴重な民俗行事。

時代が変わっても伝統をずっと守り続けてほしいと願う。

(H20.12. 3 SB912SH撮影)

タイトルは伊勢エビ注連縄

2009年01月07日 06時51分47秒 | 民俗の掲載・著作
市広報誌「つながり」で伝統行事を紹介する「行こか!」シリーズも4回目となり、一足早く注連縄を飾ることにした。

というよりも11月を紹介する祭礼がまだ取材できていないのが理由だ。

12月号に回したいぐらいだが持ち駒がなけりゃ仕方がない。

紹介する注連縄はあっと驚く飾り付け。

中央にどでーんと存在感がある伊勢エビの注連縄。

もちろんホンマもんだ。

残念なことに配布される市広報誌「つながり」はモノトーン一色。

ネットではカラーになっているのでそちらで見てほしいです。

(H20.10.30 SB912SH撮影)

タイトルは大柳生の神事相撲

2008年11月23日 08時00分37秒 | 民俗の掲載・著作
相撲といえば土俵を思い起こすが祭礼における相撲は様相がまったく異なる世界。

そんな神事相撲の営みは大和に数カ所ある。

大柳生の神事相撲はそのひとつで、向かい合って押す所作は静かな時の空間を描く。

神事相撲の特集に選ばれた写友から助け船。

知的な情報月刊誌「ひととき」編集者から願われて、私の写真を紹介したところ白羽の矢が立ったのがこの写真。

歪んだデジ画像を元通りに復元してもらった。

ありがたいことです。

(H20.10. 3 SB912SH撮影)


タイトルは産土神を拝す

2008年11月15日 07時22分30秒 | 民俗の掲載・著作
市広報誌「つながり」で伝統行事を紹介する「行こか!」シリーズも3回目となった。

毎回、どの写真を掲載するのか担当者と相談しながら決めるのだが、決まると原文をそれなりの文に加筆修正しなければならない。

シリーズ用の紹介文を書くのには頭を痛める。

今回は小泉神社の宮司さんが特殊神事ウゥワハイーの意味などを監修してくださった。

引き締まった文になったことに感謝申しあげます。

(H20. 9.28 SB912SH撮影)


タイトルは伝承ヤマタノオロチ

2008年10月04日 08時18分58秒 | 民俗の掲載・著作
こおりやまの伝統行事シリーズ2回目となった山田のでんでらこ。

特徴あるネーミングに興味をもってほしいという願いから伝承ヤマタノオロチを紹介した文にしました。

当時祭礼関係者から聞いたこの説話は昭和55年に発刊された駒井保夫氏著「郷土の伝説」に詳しく掲載されていることを後日知りました。

記憶を記録した伝説集は貴重な話ばかりで読めば読むほどワクワクします。

写真もそうあればと願うばかりです。

http://www.city.yamatokoriyama.nara.jp/wave/tunagari/tu080901/2.htm

(H20. 8.29 SB912SH撮影)

タイトルは子供のススキ献灯

2008年10月02日 06時58分49秒 | 民俗の掲載・著作
十津川村や大塔へ向かう道の旧西吉野村の城戸は通過点。

黒滝や天川にも繋がる拠点でもあり宿屋が営まれている。

桜井市を中心に南和地域に配られているフリーペーパーやまとびと編集部から写真を貸してほしいとお願いされた一枚。

山に囲まれた川沿いを練るススキ提灯を引く子供たちの威勢が響く「ワッショイ ワッショイ」が今でも心に残っている。

<2008 VOL.34号に掲載>

(H20. 8.25 SB912SH撮影)


タイトルは可愛い舞踊り

2008年09月25日 08時17分50秒 | 民俗の掲載・著作
毎年8月16日に披露される阿礼祭の踊り。

稗田町の子供たちが真夏に輝きをみせる姿に大勢のカメラマンが集まる。

稗田の舞いは忘れもしない一枚だ。

私の知らないうちに「県政だより」2004.8月号に載っていたのだ。

巫女さんの表情が気にいっている作品で、これを外すわけにはいかない。

http://www.pref.nara.jp/koho/kenseidayori2/tayori/t2004/tayori1608/index.htm

「大和の祭り」ページ参照。



県民俗博物館で郡山の祭り・行事写真展を見られた市広報担当者。

広く市民に紹介したいので市広報誌「つながり」に月一シリーズ化して載せたいと申し出があった。

2枚の写真を掲載し、文も広報誌用に書き直した。

http://www.city.yamatokoriyama.nara.jp/wave/tunagari/tu080801/4.htm

(H20. 8.21 SB912SH撮影)