マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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タイトルは夏の風景

2008年09月23日 07時25分58秒 | 民俗の掲載・著作
真っ青な青空に白い雲が浮かぶ夏の奈良風景を映し出す景観はどこがいいのだろうか。

広がる田園とともにお寺の表情が描かれるといえば、薬師寺を遠景にとらえてみた。

夏をイメージする奈良の風景でないと誌面に張りがでないんだとダメだしをうける。

知人からの要請はとても難しい。

<暴対だより奈良No.20掲載>

(H20. 8.19 SB912SH撮影)

奈良・大和路まほろば巡礼

2008年06月27日 04時07分25秒 | 民俗の掲載・著作
3月末に発刊された「奈良・大和路まほろば巡礼」は県の企画編集本。

売れ行き具合はどうなんだろうと気にかかる。

奈良を知り尽くした17名の案内人が20のテーマに亘って解き明かす奈良・大和路の巡礼本は平城遷都1300年に向けて発刊された記念すべきガイドブック。

今まで取り上げられなかったテーマだけに読めば読むほど新鮮な感動を覚える。

地図も詳しく載っているので判りやすい。

えっ、こんな神社も載せてるんだと、編集の方々には頭を下げてしまう。

カラー写真が満載で見応えある本にできあがっています。

なにを隠そう、私も写真で協力したひとり。

「龍神の棲む聖地、室生」で掲載された一枚の写真は鮮明に覚えている。

秋祭りの下見にでかけた際、境内には氏子さんらが集まっていた。

尋ねれば、昼から龍神の勧請縄を作るという。

それならば、と急遽予定を変更して作るところから取材慣行させてもらった龍神を祀る大木杉の勧請縄掛けの1シーンだ。

もう一枚は海神社の雨乞いの太鼓踊りである「いさめ踊り」。

ストロボをあてずに、躍動的に太鼓を打ち鳴らすシーンが撮れないものかとシャッターを押しまくった記憶がある。

案内人には誌面をこんな写真で飾って申しわけないと低頭しましたのです。

掲載写真はこれだけで済まなかった。

○○テーマはないですか、□□テーマはないですかと注文多く。

そのたびに写真庫(?)から蔵出し作業。

ないようで出てくるのが不思議なくらいだと自分でも感心する。

これでいかがでしょうかとやりとりするも、著者の意向に沿わなかったのでしょうか、結果的に採用されず。

やれやれと思ったのもつかの間。

年中行事に使える写真がないやろかと、○○に□□に△△とご注文。

そのたびにありますねぇと回答。

次から次へのご注文に、一ヶ月間は確認、送付、確認、送付の連続日々。

締め切りが刻々と近づき、出版局の編集人はどれほど胃を痛めた(と思う)のでしょうか。

ようやく発刊されたときはこちらもほっとしました。

ちなみに掲載されたのは五條市篠原の「篠原踊り」、河合町廣瀬神社の「砂かけ祭」、天理市大和神社の「ちゃんちゃん祭」、橿原市久米寺の「練供養」、橿原市地黄町の「すすつけ祭」、奈良市唐招堤寺の「中興忌梵綱会(うちわまき)」、三郷町龍田大社の「風鎮大祭」、吉野山金峯山寺の「蓮華会蛙飛び」、橿原市坊城町の「ほうらんや火祭」、桜井市談山神社の「秋の蹴鞠祭」だ。

カット割りが上手いなぁと編集者に感心する。

(H20. 5.15 SB912SH撮影)

タイトルは順慶まつり

2007年09月03日 09時52分09秒 | 民俗の掲載・著作
大和郡山城下町は豊臣秀長が町作りを固めて百万石を極めたが、そのベースは大和を治めた筒井順慶が形成したもの。

順慶の偉大な功績を称えて僧形武者行列が催されている。

地元住民が立ち上げた新しい祭りは今後も続いていくことでしょう。

今回も県広報からの依頼で掲載していただいた。

発行された誌面を拝見すると祭事日程が土曜になっていて怪しい。

大慌てで連絡をとってみたら市に確認した結果だという。

誌面の訂正はできないが県のホームページで訂正文を掲載することになった。

私も関係者のひとりとしてお詫び申し上げるとともに、平成19年は9月9日(日曜)10時半過ぎから始まることをお伝えします。

出発場所は大和郡山市筒井町筒井城址(平城だったので城郭は残っていませんが、北側の菅田神社には内堀跡が見られます。)

近鉄筒井駅東側400mほど。

(H19. 8.31 V603SH撮影)

タイトルは金峯山寺へ

2007年08月15日 08時13分58秒 | 民俗の掲載・著作
吉野山金峰山寺蔵王堂での蛙飛び行事は有名ですが、ここに奉納する蓮を摘み採る「奥田の蓮取り」伝統行事は取り上げられることは少ない。

この作品は蓮を刈採って今まさに金峯山寺へ向おうと手を上げ雄たけびをあげる1シーンで、とても気に入っている一枚。

今回は県政だよりで連載された「奈良のむかしばなし」のパネルに使いたいと県広報から迫力ある奥田の蓮取り写真があれば是非貸していただけないかと嘆願されて提供した。

平成19年8月7日(火)から8月19日(日)まで奈良県立図書情報館で展示されます。

(H19. 8. 8 V603SH撮影)

タイトルは宮滝の風景

2007年07月29日 07時19分39秒 | 民俗の掲載・著作
暑い夏は河原で水浴び。

吉野川の宮滝に訪れる人が増えているという。

心地よい夏雲が浮かぶ風景が涼しさを呼ぶ。

向かいの知人から夏の風景写真ないかと尋ねられて選んだ一枚。

知人の要望はいつもハイレベルだし風景写真はめったに撮らないので期待に応えるのが難しいが撮っておいてよかったと思った。

掲載誌面を見ていた息子は風景よりもとーさんの顔をだしたほうが誌面に相応しくて、えーでと。

そんなん出したら指名手配になるやんかといえば、横でかーさんがそれもえーなという。

どういうこっちゃ。

(H19. 7.27 V603SH撮影)

タイトルは里を練り歩く蛇

2007年07月23日 08時00分45秒 | 民俗の掲載・著作
ノガミ祭のひとつである田原本町今里の蛇巻き行事。

田畑を練り歩く子どもらが担ぐ蛇はうねうねしていてほんとに生きているようだ。

これも気に入っている作品のひとつ。

今年度に入って広報担当者が替わられたが再び祭事写真の掲載依頼をいただいた。

厚く御礼申し上げます。

(H19. 7.13 V603SH撮影)

タイトルは干支十二使者

2007年05月24日 08時22分42秒 | 民俗の掲載・著作
仮面を被り干支十二使者を模した子、丑、寅らが登場する霊山寺の「薔薇会式えと祭り」。

平成3年から始められた祭りは薔薇庭園が満開なるころに行われています。

広報担当者は変わられましたが引き続きご依頼を承った。

ありがたいことです。

(H19. 4.30 V603SH撮影)

タイトルは御田植牛耕

2007年04月17日 08時26分16秒 | 民俗の掲載・著作
奈良県の御田植祭は数多い。

そろりそろりと田男が綱を引っ張る牛耕に後ろから男の子がマンガンで荒起こし。

調田坐一事尼古(つくだにいますひとことねこ)神社のお田植えもようです。

3号連続にわたって作品を掲載していただきました。感謝申し上げます。

(H19. 3. 7 V603SH撮影)

タイトルは神しぶき

2007年04月17日 08時24分51秒 | 民俗の掲載・著作
平成19年2月号発行の県政だより表紙を飾った三輪の恵比寿神社初えびすの御湯の神事。

見たでーと報告してくれる知人たち。

見てくださっていることに感謝する。

大和の湯立神事のなかでは珍しく八つの釜を並べて行われる三輪恵比寿神社の御湯立神事。

笹を振り湯立の熱い御湯をかぶると縁起がいいとされており、撮影している私もありがたく御神の熱いしぶきをいただきました。

(H19. 2.10 V603SH撮影)

新春を飾る

2007年01月01日 18時14分29秒 | 民俗の掲載・著作
新聞と一緒に配布される県政だより。

新春1月号の表紙ページを飾る大和神社の弓始祭。

凛々しい表情で弓を射る瞬間を見守る視線。

気に入っている作品のひとつです。

2006年は川上村の烏川神社の弓祝式だった。

当時はネームがクレジットされていなかったが今年は2面に。

そんなとこまでは誰も見んじゃろなぁーと、かーさんがいう。

(H18.12.31 V603SH撮影)