6月16日から20日までの間、室生村の各地区では虫送りが行なわれています。
虫送りは田植後の苗の生育時期にウンカ等が発生するので、駆除のために松明を焚いて灯りをつけ、虫を集め駆除する農耕の習わしで、一番害虫の発生が多くなるこの時期に行われています。
宇陀市室生染田で行われる虫送りは、夕闇が迫る頃に太鼓と鉦を鳴らして地区に始まりの合図をします。
昔は裏作に稲作の後に麦を栽培し、乾燥させてカサガケをしていました。
その時期が虫送りの時期だったのですが、虫送りの松明の火がカサガケに燃え移って火事になったので、これは危険だと昭和44年に廃止になったそうです。
数年過ぎて、それでは淋しいやないか、村おこしにもなるだろうと復活を望む気持ちが高まり、昭和59年に復活されています。
子どもたちも参加して一緒に練り歩き、寺のウラ山を越えて街道にでる山道4kmを虫送りの火が連なります。
途中の2カ所と最後に地区の境界で祈祷札を立てて、虫の冥福を祈ります。
なお、当日の昼過ぎに数珠送りがお寺の本堂で行なわれます。
人が大きな輪になって、大きな数珠を回して無病息災を祈ります。
(H18.6.16 Kiss Digtal N撮影)
虫送りは田植後の苗の生育時期にウンカ等が発生するので、駆除のために松明を焚いて灯りをつけ、虫を集め駆除する農耕の習わしで、一番害虫の発生が多くなるこの時期に行われています。
宇陀市室生染田で行われる虫送りは、夕闇が迫る頃に太鼓と鉦を鳴らして地区に始まりの合図をします。
昔は裏作に稲作の後に麦を栽培し、乾燥させてカサガケをしていました。
その時期が虫送りの時期だったのですが、虫送りの松明の火がカサガケに燃え移って火事になったので、これは危険だと昭和44年に廃止になったそうです。
数年過ぎて、それでは淋しいやないか、村おこしにもなるだろうと復活を望む気持ちが高まり、昭和59年に復活されています。
子どもたちも参加して一緒に練り歩き、寺のウラ山を越えて街道にでる山道4kmを虫送りの火が連なります。
途中の2カ所と最後に地区の境界で祈祷札を立てて、虫の冥福を祈ります。
なお、当日の昼過ぎに数珠送りがお寺の本堂で行なわれます。
人が大きな輪になって、大きな数珠を回して無病息災を祈ります。
(H18.6.16 Kiss Digtal N撮影)