奈良大和では五穀豊穣を祈願する予祝儀式のお田植祭事が数多く行われています。
なかでも春日大社の御田植祭は神職が奏でる神楽歌に合わせて艶やかで雅な巫女の舞はとても優雅。
東大寺の修二会が満行を迎えた3月15日の朝。
大社拝殿で厳かに御田植祭が執り行われたあと、御田植祭の一行は若宮社で拝礼したのち林檎の庭に並んで参列。
神楽歌に合わせて舞う巫女が扮する八乙女(やおとめ)たち。
古式ゆかしく田植えの所作を行い豊作を願う雅やかな宮中行事は平安末期の長寛元年(1163年)に始まると伝えられます。
古来1月8日以後最初の申の日が式日でしたが、明治以降改定され今日に至っている。
箕と松葉の苗が置かれると、掃き清められた白砂の庭で田男が巧みに牛を操り神田に見立てた田を耕す。
そのあと田の舞と呼ばれる田植えの所作を模した田楽舞を華麗に八乙女が舞う。
なかでも両手を広げ片足を上げる華麗な舞いは他では見られない。
そして籾だねを蒔き松葉苗を植えると静かに戻っていく八乙女たち。
そのあと、榎本神社下、若宮社前でも同様の田の舞が演じられます。
(H19. 3.15 Kiss Digtal N撮影)
なかでも春日大社の御田植祭は神職が奏でる神楽歌に合わせて艶やかで雅な巫女の舞はとても優雅。
東大寺の修二会が満行を迎えた3月15日の朝。
大社拝殿で厳かに御田植祭が執り行われたあと、御田植祭の一行は若宮社で拝礼したのち林檎の庭に並んで参列。
神楽歌に合わせて舞う巫女が扮する八乙女(やおとめ)たち。
古式ゆかしく田植えの所作を行い豊作を願う雅やかな宮中行事は平安末期の長寛元年(1163年)に始まると伝えられます。
古来1月8日以後最初の申の日が式日でしたが、明治以降改定され今日に至っている。
箕と松葉の苗が置かれると、掃き清められた白砂の庭で田男が巧みに牛を操り神田に見立てた田を耕す。
そのあと田の舞と呼ばれる田植えの所作を模した田楽舞を華麗に八乙女が舞う。
なかでも両手を広げ片足を上げる華麗な舞いは他では見られない。
そして籾だねを蒔き松葉苗を植えると静かに戻っていく八乙女たち。
そのあと、榎本神社下、若宮社前でも同様の田の舞が演じられます。
(H19. 3.15 Kiss Digtal N撮影)