ほぼ一年ぶりに開催された奈良教大附小理科フィールドワーク。
今回の平城宮跡+水上池となると2年ぶりだ。
参加人数は毎回多い。
今回も55家族で150名の参加者となった。
これでは観察しにくいので赤組と青組の二つの班に分かれて逆方向で周回する。
平城宮跡駐車場から北へ進む。
そこから水上池へと向かう。
いわのひめご陵、こなべ陵墓をぐるりと回って戻ってくる。
観察する距離は短いが、ここを3時間かけて野鳥を見て回る。
題して「佐紀路 見てみて!冬の鳥」だ。
平城1300年祭が終わったあとの宮跡は自然を取り戻している。
双眼鏡を首からぶら下げてさぁ行きましょう。
スタッフも大人数だ。
解説するのは専門家の野鳥の会の先生たちに私たち野遊びサポーター。
安全面などはたかまど会のみなさん。
交通誘導など、いつも対応してくださることに感謝する。
愛嬌のあるスズメから見てみよう。
こういう初期の段階で双眼鏡の使い方を知るのだ。
始めに何をみるか。
判りやすい、馴染みやすい鳥から入れば楽勝だ。
まずは中央でピントを合わせ。
こんどは右目だけでピント合わせ。
これで完璧と思いきや両目の巾は人さまざま。
狭めてちょうど丸一点になればいい。
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草むらにはいろんな種類の鳥が居る。
ツグミ、ハシボソカラス、ムクドリ、ヒヨドリ、モズ、ケリなどだ。
大きさ、鳴き声、飛び方などそれぞれの特徴を解説する。
上空を大きな鳥が飛んで行った。
トビである。
トンビと呼ばれることが多い。
駐車場辺りで旋回して東に飛んでいった。
水上池に行けばそこは水鳥がずらりと並ぶ。
大きな鳥なので見分けも容易い。
遠くにある桟橋に居たアオサギやコブハクチョウも肉眼視野に入る。
コブハクチョウはいつのころか判らないが人間が住み着けたものらしい。
エサを撒いて餌食をしている人も居るらしい。
こうして日本の自然界にいない鳥が住み着いてしまったのだ。
池にはコガモ、カルガモ、マガモがスイスイと泳いでいる。
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カワウはのんびりしている。
アシの向こうに鳥の陰が見える。
近くなのだが双眼鏡で覗いてみよう。
そこには2種類のサギが居た。
エサを求めて夜に行動する鳥たち。
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ひとつはホシゴイ(ゴイサギの幼鳥かも?)で隣りにいたのはゴイサギ。
私自身は久しぶりに見るゴイサギだ。
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ホシサギは始めてみる鳥だ。
白い姿は幼鳥かと思った。
もう少し歩いてみよう。
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池には仮面ライダーの悪役かと思ったオオバンがいる。
そしてバンもいた。
大きさも違うが嘴の色も違う判りやすい鳥だ。
遠くにはオシドリが数羽いた。
木の茂み辺りをウロチョロしている。
美しい色合いだけに感動する子たちも多い。
そして発見したのがヒクイナ。
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木々の下でこれもまたウロチョロしている。
最初に見たときは何が動いているのか判らなかった。
大きさはツグミぐらいであろうか。
それよりもう少し小さめか。
3羽もいた。
ここではクイナの目撃例がある。
下見された先生方はそれを見ている。
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その傍らにあるのがゴミの山。
近くの人は野鳥たちが可哀想だとゴミ集めされた。
綺麗な佐紀路を歩いてほしいと清掃されている。
ゴミを捨てる人と清掃する人。
環境は人間の手によってどうにでもなるのだ。
陵までもう少し。
ここで分かれて出発した青組と接近遭遇した。
草むらのなかをアオジが囀り飛び交っている。
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歩道を行けばそこにジョウビタキ。
目と鼻の先まで寄ってきた。
人慣れしているのだろうか。
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♀も♂も同一場所で見られた。
そこに自転車が何度も通る。
歩道はサイクリングロードになっていた。
こなべ池にはカワラヒワ、ハシブトカラス、キセキレイ、ミコアイサがいた。
そこへカワセミが一直線で飛んでいった。
再び水上池に戻ってカイツブリ、シジュウカラが。帰り道にホオジロ、キジバトやヒバリが。
短いコースだったが見た野鳥の種類は多い。
合流して赤、青組の発見鳥を確認すればまだあったそうだ。
メジロ、ウグイス、ベニマシコ、アトリ、アオゲラ、ハクセキレイ、ハイタカを加えておこう。
初参加のK先生は「その場所、そこに居るのを見ることができたのは奇跡に近いので感動した」と話される。
心配された天候も恵まれた。
インフルエンザの影響も少なかったようだ。
アンケートを書いて手にしたお土産は子供が慈光院ツバメ。
グルグル回して楽しもう。
大人は野鳥の写真。
お気に入りの野鳥は目や心に焼き付いたであろう。
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今回もいただいた手作りクッキー(マドレーヌ)を載せておこう。
元PTAの方の差し入れだ。
(H23. 2. 5 EOS40D撮影)
(H23. 2. 5 Kiss Digtal N撮影)
今回の平城宮跡+水上池となると2年ぶりだ。
参加人数は毎回多い。
今回も55家族で150名の参加者となった。
これでは観察しにくいので赤組と青組の二つの班に分かれて逆方向で周回する。
平城宮跡駐車場から北へ進む。
そこから水上池へと向かう。
いわのひめご陵、こなべ陵墓をぐるりと回って戻ってくる。
観察する距離は短いが、ここを3時間かけて野鳥を見て回る。
題して「佐紀路 見てみて!冬の鳥」だ。
平城1300年祭が終わったあとの宮跡は自然を取り戻している。
双眼鏡を首からぶら下げてさぁ行きましょう。
スタッフも大人数だ。
解説するのは専門家の野鳥の会の先生たちに私たち野遊びサポーター。
安全面などはたかまど会のみなさん。
交通誘導など、いつも対応してくださることに感謝する。
愛嬌のあるスズメから見てみよう。
こういう初期の段階で双眼鏡の使い方を知るのだ。
始めに何をみるか。
判りやすい、馴染みやすい鳥から入れば楽勝だ。
まずは中央でピントを合わせ。
こんどは右目だけでピント合わせ。
これで完璧と思いきや両目の巾は人さまざま。
狭めてちょうど丸一点になればいい。
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草むらにはいろんな種類の鳥が居る。
ツグミ、ハシボソカラス、ムクドリ、ヒヨドリ、モズ、ケリなどだ。
大きさ、鳴き声、飛び方などそれぞれの特徴を解説する。
上空を大きな鳥が飛んで行った。
トビである。
トンビと呼ばれることが多い。
駐車場辺りで旋回して東に飛んでいった。
水上池に行けばそこは水鳥がずらりと並ぶ。
大きな鳥なので見分けも容易い。
遠くにある桟橋に居たアオサギやコブハクチョウも肉眼視野に入る。
コブハクチョウはいつのころか判らないが人間が住み着けたものらしい。
エサを撒いて餌食をしている人も居るらしい。
こうして日本の自然界にいない鳥が住み着いてしまったのだ。
池にはコガモ、カルガモ、マガモがスイスイと泳いでいる。
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カワウはのんびりしている。
アシの向こうに鳥の陰が見える。
近くなのだが双眼鏡で覗いてみよう。
そこには2種類のサギが居た。
エサを求めて夜に行動する鳥たち。
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ひとつはホシゴイ(ゴイサギの幼鳥かも?)で隣りにいたのはゴイサギ。
私自身は久しぶりに見るゴイサギだ。
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ホシサギは始めてみる鳥だ。
白い姿は幼鳥かと思った。
もう少し歩いてみよう。
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池には仮面ライダーの悪役かと思ったオオバンがいる。
そしてバンもいた。
大きさも違うが嘴の色も違う判りやすい鳥だ。
遠くにはオシドリが数羽いた。
木の茂み辺りをウロチョロしている。
美しい色合いだけに感動する子たちも多い。
そして発見したのがヒクイナ。
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木々の下でこれもまたウロチョロしている。
最初に見たときは何が動いているのか判らなかった。
大きさはツグミぐらいであろうか。
それよりもう少し小さめか。
3羽もいた。
ここではクイナの目撃例がある。
下見された先生方はそれを見ている。
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その傍らにあるのがゴミの山。
近くの人は野鳥たちが可哀想だとゴミ集めされた。
綺麗な佐紀路を歩いてほしいと清掃されている。
ゴミを捨てる人と清掃する人。
環境は人間の手によってどうにでもなるのだ。
陵までもう少し。
ここで分かれて出発した青組と接近遭遇した。
草むらのなかをアオジが囀り飛び交っている。
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歩道を行けばそこにジョウビタキ。
目と鼻の先まで寄ってきた。
人慣れしているのだろうか。
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♀も♂も同一場所で見られた。
そこに自転車が何度も通る。
歩道はサイクリングロードになっていた。
こなべ池にはカワラヒワ、ハシブトカラス、キセキレイ、ミコアイサがいた。
そこへカワセミが一直線で飛んでいった。
再び水上池に戻ってカイツブリ、シジュウカラが。帰り道にホオジロ、キジバトやヒバリが。
短いコースだったが見た野鳥の種類は多い。
合流して赤、青組の発見鳥を確認すればまだあったそうだ。
メジロ、ウグイス、ベニマシコ、アトリ、アオゲラ、ハクセキレイ、ハイタカを加えておこう。
初参加のK先生は「その場所、そこに居るのを見ることができたのは奇跡に近いので感動した」と話される。
心配された天候も恵まれた。
インフルエンザの影響も少なかったようだ。
アンケートを書いて手にしたお土産は子供が慈光院ツバメ。
グルグル回して楽しもう。
大人は野鳥の写真。
お気に入りの野鳥は目や心に焼き付いたであろう。
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今回もいただいた手作りクッキー(マドレーヌ)を載せておこう。
元PTAの方の差し入れだ。
(H23. 2. 5 EOS40D撮影)
(H23. 2. 5 Kiss Digtal N撮影)