8日後に開催される野遊び野鳥観察会に備えて馬見(うまみ)丘陵公園の探鳥会に参加した。
馬見丘陵公園は奈良県の施設。
広陵町から河合町にかけて広がる大きな公園だ。
丘陵にある馬見古墳群の保全と活用するために県土木が開発事業を昭和59年から進めてきた公園整備。
すべての開発工事はまだ終わっていない拓けた公園である。
我が家では子供が小学生のころに遊園目的にやってきたことがある。
近くの竹取公園も遊びに来たことがある。
入園無料だけに桜や菖蒲が咲き誇るころは弁当を広げる家族連れで賑わう公園だ。
平成22年には当園で全国都市緑化ならフェアが開催された。
開拓されてから28年。
植林された森には野鳥も訪れる。
下池、上池には水鳥たちもやってくる。
食べ物があるからやってくるようになった野鳥たち。
そのような野鳥を撮りにくるトリミストも多い。
一年間に亘って毎月開催されている公園の探鳥会は目撃情報も収集し公開されている。
その探鳥会は事前に募集をされる。
定員は50名だが応募者は倍以上の129人。
それだけ人気があるということだ。
運よく当選したAさんとともに初参加した。
選ばれた人の半数以上が初参加。
観察も初めてであって双眼鏡の使い方から講義を受ける研修室。
日本野鳥の会奈良支部や河合野鳥の会の人たちが講師にあたる。
探鳥会は今年で9年目になるそうだ。
公園整備はほぼ完成近くになってきたことから整備から利用促進に移していると話される。
双眼鏡は接眼レンズの設定がいる。
その人の目にあった調節をしなければならない。
ほとんどの人は双眼鏡で鳥を追いかけてしまう。
それでは探しっこない。
裸眼で鳥を見つけてその方向に向けて双眼鏡を構えるのである。
慣れるまではその扱いをされずに双眼鏡で鳥を探し回る。
そうすれば酔った感じになってしまう。
何人かの人はやはりそうなった。
ビデオカメラを初めて撮る人もそういう傾向になる。
そうすると写しだす映像がグラグラ画面。
大きな画面でそれを見た人は船酔いになる。
経験してはじめて判る動画なのだ。
さて、馬見丘陵で見られる野鳥は120種ほど。
奈良県内で見つかった半分になるという。
今日はどれだけの野鳥を見つけることができるのか。
120種といっても一年間を通して発見された鳥だけに季節によってはまったく様相が違う。
漂鳥、夏鳥、冬鳥、旅鳥、迷い鳥などなど。
旅の途中で見られるのは春と秋の旅鳥だ。
講師は話す野鳥観察の楽しみ。
カワセミのような美しい鳥。奇麗、鮮やか、色文様の出あいに感動をする。
求愛活動のさえずり、観る鳥、撮って見せる鳥、バードカービングのように造る鳥など楽しみ方はいろいろある。
鳥を探すには耳を澄ます、動く物体を見つける、いそうな処を探す。
空高く舞う鳥、小枝に留まる鳥、池を泳ぐ鳥、茂み、草むらや藪にいる鳥などと話されるが、それらが判るまでは何度も探鳥会に参加することが大切だ。
鳥の大きさは基本となるモノサシドリを覚えておく。
そうすれば他の人にもこれぐらいの大きさだったと言える。
基本の28種は一年間の観察会で覚えられると話す講師。
1回の観察で3種類ずつ覚えておくと12回の観察会で36種にもなるのだ。
野鳥がどこにいるか、姿、形が判ればどんな鳥かをさらに知ることだ。
尾の振り方、冠、嘴、留まる姿勢、飛び方、歩き方、鳴き声などさまざまだ。
付け加えて講師が述べられたのは観察への心掛だ。
鳥のありのままの姿を観察する。
生き物が暮らしている場所に立ち寄って脅えさせない。
鳥ストーカーなる者が増えているという。
生存する周りに気を配ることが大切だと講義を終えた。
およそ30分の講義は初心者や経験者にとってもありがたい話である。
公園館前で3班に分かれて観察する人たちは<山野の鳥、水辺の鳥>のポケット図鑑(各冊550円のカラーイラスト図版)を貸与してもらい園内をそろそろと歩きだす。
公園館を出て真っ直ぐ下池に向かう。
ウッドデッキから池を泳ぐ水鳥たちを観察する。
下池からは上池へ回る。
東へ抜けて上池の裏。
ぐるりと回って再び下池と上池の間道へ。
そして、菖蒲園の横を通って公園館に戻った観察会の結果は順にヒヨドリ、キジバト、ハシブトガラス、カワウ、マガモ、アオサギ、カルガモ、カワラヒワ、カイツブリ、ダイサギ、シジュウカラ、ビンズイ、コガモ、オカヨシガモ、カワアイサ、キンクロハジロ、ジョウビタキ、エナガ、コゲラ、チョウゲンボウ、メジロ、ハクセキレイ、ホシハジロの23種。
他の班ではルリビタキも見られたそうで25種もあったようだ。
(H24. 2. 4 SB932SH撮影)
馬見丘陵公園は奈良県の施設。
広陵町から河合町にかけて広がる大きな公園だ。
丘陵にある馬見古墳群の保全と活用するために県土木が開発事業を昭和59年から進めてきた公園整備。
すべての開発工事はまだ終わっていない拓けた公園である。
我が家では子供が小学生のころに遊園目的にやってきたことがある。
近くの竹取公園も遊びに来たことがある。
入園無料だけに桜や菖蒲が咲き誇るころは弁当を広げる家族連れで賑わう公園だ。
平成22年には当園で全国都市緑化ならフェアが開催された。
開拓されてから28年。
植林された森には野鳥も訪れる。
下池、上池には水鳥たちもやってくる。
食べ物があるからやってくるようになった野鳥たち。
そのような野鳥を撮りにくるトリミストも多い。
一年間に亘って毎月開催されている公園の探鳥会は目撃情報も収集し公開されている。
その探鳥会は事前に募集をされる。
定員は50名だが応募者は倍以上の129人。
それだけ人気があるということだ。
運よく当選したAさんとともに初参加した。
選ばれた人の半数以上が初参加。
観察も初めてであって双眼鏡の使い方から講義を受ける研修室。
日本野鳥の会奈良支部や河合野鳥の会の人たちが講師にあたる。
探鳥会は今年で9年目になるそうだ。
公園整備はほぼ完成近くになってきたことから整備から利用促進に移していると話される。
双眼鏡は接眼レンズの設定がいる。
その人の目にあった調節をしなければならない。
ほとんどの人は双眼鏡で鳥を追いかけてしまう。
それでは探しっこない。
裸眼で鳥を見つけてその方向に向けて双眼鏡を構えるのである。
慣れるまではその扱いをされずに双眼鏡で鳥を探し回る。
そうすれば酔った感じになってしまう。
何人かの人はやはりそうなった。
ビデオカメラを初めて撮る人もそういう傾向になる。
そうすると写しだす映像がグラグラ画面。
大きな画面でそれを見た人は船酔いになる。
経験してはじめて判る動画なのだ。
さて、馬見丘陵で見られる野鳥は120種ほど。
奈良県内で見つかった半分になるという。
今日はどれだけの野鳥を見つけることができるのか。
120種といっても一年間を通して発見された鳥だけに季節によってはまったく様相が違う。
漂鳥、夏鳥、冬鳥、旅鳥、迷い鳥などなど。
旅の途中で見られるのは春と秋の旅鳥だ。
講師は話す野鳥観察の楽しみ。
カワセミのような美しい鳥。奇麗、鮮やか、色文様の出あいに感動をする。
求愛活動のさえずり、観る鳥、撮って見せる鳥、バードカービングのように造る鳥など楽しみ方はいろいろある。
鳥を探すには耳を澄ます、動く物体を見つける、いそうな処を探す。
空高く舞う鳥、小枝に留まる鳥、池を泳ぐ鳥、茂み、草むらや藪にいる鳥などと話されるが、それらが判るまでは何度も探鳥会に参加することが大切だ。
鳥の大きさは基本となるモノサシドリを覚えておく。
そうすれば他の人にもこれぐらいの大きさだったと言える。
基本の28種は一年間の観察会で覚えられると話す講師。
1回の観察で3種類ずつ覚えておくと12回の観察会で36種にもなるのだ。
野鳥がどこにいるか、姿、形が判ればどんな鳥かをさらに知ることだ。
尾の振り方、冠、嘴、留まる姿勢、飛び方、歩き方、鳴き声などさまざまだ。
付け加えて講師が述べられたのは観察への心掛だ。
鳥のありのままの姿を観察する。
生き物が暮らしている場所に立ち寄って脅えさせない。
鳥ストーカーなる者が増えているという。
生存する周りに気を配ることが大切だと講義を終えた。
およそ30分の講義は初心者や経験者にとってもありがたい話である。
公園館前で3班に分かれて観察する人たちは<山野の鳥、水辺の鳥>のポケット図鑑(各冊550円のカラーイラスト図版)を貸与してもらい園内をそろそろと歩きだす。
公園館を出て真っ直ぐ下池に向かう。
ウッドデッキから池を泳ぐ水鳥たちを観察する。
下池からは上池へ回る。
東へ抜けて上池の裏。
ぐるりと回って再び下池と上池の間道へ。
そして、菖蒲園の横を通って公園館に戻った観察会の結果は順にヒヨドリ、キジバト、ハシブトガラス、カワウ、マガモ、アオサギ、カルガモ、カワラヒワ、カイツブリ、ダイサギ、シジュウカラ、ビンズイ、コガモ、オカヨシガモ、カワアイサ、キンクロハジロ、ジョウビタキ、エナガ、コゲラ、チョウゲンボウ、メジロ、ハクセキレイ、ホシハジロの23種。
他の班ではルリビタキも見られたそうで25種もあったようだ。
(H24. 2. 4 SB932SH撮影)