マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

小夫嵩方のさびらき

2016年11月05日 08時52分15秒 | 桜井市へ
明日香村の稲渕の苗代作りは予想を超えて昼過ぎまでかかった。

立ち話も長くなってしまい、とうに昼時間は過ぎていた。

お腹が減っては戦ができぬ。

そう思って入店したコンビニは桜井安倍木店のサークルK。

買った商品は北海道ジャガイモを使ったほくほく出来たてのコロッケ。

三つもあって税込118円。

それだけでは足らないと思って塩こん部長の塩こんぶムスビを一つ。

相方とベンチシートに座って寛ぐ。

これってけっこー、というかまあまあ美味い。

相方が差し出した巻き寿司も美味しいのである。

それはともかく先を目指す。

長谷寺はぼたん祭りでごった返し。

寺内どころか街道は全面的に通行止め。

ここを通って都祁針に向かう県道を行こうとしたが無理である。

迂回道は桜井上水道施設がある地まで走る。

そこを左折れして山道を走る。

口ノ倉のトネンルを抜けてまほろば湖まで。

そこから北上して桜井市の大字小夫。

目指すは大字三谷よりさらに登った小夫嵩方。

ここにはさびらきに奉ったハナカズラがあるはずだ。

昨年の今頃に拝見したハナカズラを立てていた田んぼは数か所あった。

それを相方に紹介・現認してもらいたく車を走らせた。

圃場のほとんどに水を張っていた。

数か所の田んぼは田植えが済んでいた。

済んでおればウエゾメ(植え初め)の痕跡があるはずだ。



立ち止って辺りを見渡す。

そこにあったハナカズラ。

イロバナが添えてあった。



柄模様のキエビネがある。

その紋様、色から我が家にある品種と同じものだと判った。

次の場を探そうと思って移動する。



田植えを終えた場に腰に竹籠(山添村切幡ではシングリと呼ぶ)をぶら下げた男性が居られた。

なんでも端っこは田植え機が入らない場。

どうしても空間が発生する。

そこを埋めるためにやってきたKさんだった。

32年前に造成された圃場。

平成元年にようやく田んぼとして利用できるようになった。

費用削減も考えて平成14年に村人が共同利用できるように村が購入した田植え機がある。

利用者は村人。

順番を決めて運転手が操作する毎日。

早い家では4月末辺りから。



Kさんも早いうちの利用者。

昨年に訪れたときにHさんがそう云っていたことを思いだした。

(H28. 5. 1 EOS40D撮影)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。