マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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春日大社万燈籠神事の初穂

2018年10月18日 09時12分57秒 | むびょうそくさい(おかん編)
1カ月前の7月12日に初穂料を郵便振り込みで納付していた。

それと同時に家族3人それぞれが願いを込めて書いた献燈紙も送っていた。

家内安全、健康を願った献燈の願文である。

おふくろが達者で参道を歩けるならかーさんと3人揃って参拝したいと考えていた。

万燈籠初穂の願い事は8月14日、15日の両日に亘って献燈者祈願祭が行われる。

ありがたいことである。

送付したときの受領書を当日の受付に提示すれば献燈のローソクをいただける。

機会があれば、かつ、時間的余裕に体力、気力がそろえば献燈もさせていただこうと思っていた。

ところがおふくろは今月の8月7日の午後になって急に身体不調。

一人では外来することもできなくなった。

7日、8日、10日はそれぞれの医師科診断を仰ぐ。

結果的にいえば老人性の衰えで自立歩行ができなくなった。

献燈参拝はどうするか。

我が家で伝い歩きができるおふくろ。

屋内であればなんとか暮らせる。

食事も喋りも今までと同じ。

元気な様子なのでたった一人になるが、心の余裕も出てきたので献燈参拝をしてみたくなった。

14日に行きたかったが、箸中の取材でクタクタになったから家に戻った。

残す日にちは本日だけ。

とうとうその日がやってきた。

条件は満たしていたが、雨は降っていた。

小雨であるが、降ったりやんだりの天候状態。

こういう機会は逃してはなるまいと思って車を走らせた道路に交通状況が表示された。

「奈良公園は渋滞中」の表示に気持ちが萎えて帰路についた。

(H29. 8.15 SB932SH撮影)


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