マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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マルヤス水軍住之江店のおまかせ日替わり漁師丼

2018年10月20日 09時51分24秒 | 食事が主な周辺をお散歩
整形外科医院の診察を終えた。

結果は老人病というか、治りようのない骨粗しょう症。

病名は敢えていうなら、である。

薬も処方してもらった。

もう一つの医院は内科。

診察時間がダブルものだから、3日後に切れる内服薬の追加処方箋に絞らざるを得ない。

ただ、介護のこともあるからなにかとお世話になっている医師と介護主治医の相談。

いずれも内諾してくださった。

おふくろといえば治らぬ老人病に悔やんでも仕方がない心境。

大病でなく、喋りはできるし、食欲もある。

自力歩行は頼んないが、なんとか。

これまでの酷さはみられず足取りは動く方だ。

内科医師が処方した薬は北島薬局にお願いする。

しかも、だ。

手間のかかる1錠ずつの分包である。

おふくろではないが、飲み間違った患者さんが居た。

薬局の大先生はそれからの薬は分包することにした。

手間はかかっても飲み間違いがなければそれでいいということである。

実は医師が処方するときに分包を指示するようだ。

薬剤師は主治医の処方箋に従って薬を袋詰めする。

分包の指示がなければしない。

あればする、ということである。

とにかく身体状態は明白になって心も落ち着いたところで昼食である。

ここ10日間は麺類を食べたいというおふくろの希望に応える食事処はどこだ。

いつもなら住之江に来たら「魚輝」と決めていた。

ところが「魚輝」は麺類がない。

つい先週に入店した麺屋もあるが、もう一度という希望は出ない。

おふくろの身体診察に国道26号線を何度も走る。

そのときに気がついていた食事処がある。

車窓から見えるお店の名前は〇に納めた「安」の文字。

屋号というのか、わからないがお店の名前は「海鮮うまいもんや マルヤス水軍」とある。

ここって以前はたしかこんな名前の店じゃなかったはずだ。

私が入店して食べた料理は690円のきつねうどん定食。

かーさんは890円のちらし寿司・天ぷら盛りのおもてなし膳。

食事処は平成26年の10月28日に入店した「おはし処源ぺい」だった。

他のメニューも記憶あるが、全般的に膳或は定食版のメニューであった。

お味は2品とも美味しかったが、その日以降は入店しなかった。

尤も入店しない理由はこの道を通らなかっただけである。

お店も替わればメニューも替わる。

替われば麺類も替わる。

替わるといってもまったく違う「海鮮うまいもんや」、である。

で、あればお寿司が美味いだろう。

看板にもどデーん、とアップしている税抜き500円~の海鮮ランチに吸い寄せられていく。

ワンコインの呼び名は心地いい響きがある。

つい釣られて入店してしまいそう。

実は、「しまいそう」ではなくて、入店して「しまった」「海鮮うまいもんや マルヤス水軍」住之江店である。

同店舗は平成29年の4月26日にオープンしたそうだ。

私は心に決めていたおまかせ漁師丼。

かーさん、おふくろはさて何を注文するのか。

メニューをいろいろ拝見した結果は税込み価格が993円のマルヤスランチとかけそば。



かーさんがマルヤスランチを選んだにぎり六貫に天ぷら盛りが決め手。

漁師汁も胡麻和え小鉢もついている。



うどんかそばがついている麺付きおまかせ漁師丼を勧めたが、お腹はパンクしそうなので「そばだけのメニューありますか」と問いにありますと云われて注文した税込410円のかけそば。

私の選んだおまかせ漁師丼も一挙、運ばれてテーブルがいっぱいになった。

配膳されたおまかせ漁師丼にびっくり。



これにも漁師汁が付いていたんだ。

それもこれもびっくりしたのは大きな、大きなブリカマである。

汁は白っぽい。

魚輝もそうだが、たいがいは赤だしであるが、マルヤス水軍は白味噌仕立て。

一口飲んで違和感を持つ。

味に馴染みがないためである。

かーさんは特に美味いとも感じない。

赤だしに替えてもらうならそうしたかったという。

私は逆に気にいった。

どこが、と云えば味である。

白味噌には違いないと思うのだが、他にも何かが入っている。

それは酒粕のような感じである。

面白い味に完食はしてみたものの一点だけ黒星をつけたい。

ブリの皮がつるっと剥けないのである。

今まで食べたことのあるブリの皮はつるっと剥ける。

容易に剥けるブリは脂がのっている。

不味くはないのだが、それが難点。

ブリの身もやや固めと思えた。

それにしてもだ。

無茶美味いのがおまかせ日替わり漁師丼。

にぎりや刺身に出した魚の切れ端であるが、コリコリしてるから新鮮味抜群。

ど真ん中に鎮座まします温泉玉子。

白身も黄身もトロトロ。

小皿に溶いた山葵醤油をたっぷり注いだ丼。

マグロにサーモンにハマチなどのズケ(漬け)が美味いだな。

周りは刻みネギがいっぱいで下にある白いご飯が見えない。

玉子焼きに青葉に甘酢生姜も盛った丼が美味すぎる。

はっきりいって魚輝は負けたと思った。

隣でマルヤスランチ食べているかーさんも旨い、旨いと云いながら食べている。

にぎり寿司のネタはマグロ、ハマチ、サーモン、エビ、玉子などだが、どれもこれも旨いという。

もう一つの旨さは天ぷらである。

揚げたてほくほくの天ぷらも最高だという。

一つ食べて見と云われて玉ねぎを選ぶ。

かーさんが云った通りの旨さがある天ぷらはとにかく大きくて厚みがある。

食べ応えはあるし、玉ねぎに甘さがある。

いやもうこれにはまいった、である。

ところでおふくろが黙々と食べていたかけそばである。

こんなに美味しいそばは初めてだという。

コシのあるそばは喉越しが良い。

そこへもって出汁が美味い。

残った出汁を飲んでみた。

味が濃いというか、コクがあるそば出汁。

量も最適で大いに気に入ったおふくろ曰く、10日に食べた「手打ちうどんの店さぬき茶屋」のざるそばとの味比較。

おふくろの軍配はマルヤス水軍に揚がった。

どれもこれも大満足の料理に疑問があった。

漁師汁の味はいったい何で作っているか、である。

是非、聴いておきたいと思って店員さんに尋ねたら奥から出てこられた料理人の女性。

大将は奥にいるらしいが、女性はおそるおそる・・・。

「いやもうとにかく美味しくて食べさせてもらったのですが、この漁師汁(お店ではアラ汁と呼んでいる)はどういう具合にして味付けされたのか、知りたくて」といえば、酒粕でもなく麹であるという。

なーるほど、である。

正体がわかったがこういう味付けは珍しいですねと云えば、差別化だと応える。

これもまた、なーるほど、である。

もう一つのお願いは漁師汁の味交換である。

他店になるが、赤だしに交換は可能ですかと云えば、夜の場合だけになるそうだ。

昼間のランチは特別な対応はしていないので申し訳なさそうに云われる。

もう一つのお願い。

「この丼のご飯の量が多くて、残してしまいました、少な目をお願いすることができますか」と、いえば・・・可能です、だった。

味のクレームかと思って出てきたようで、美味しかったことを伝えたら顔が綻んでいた。

ちなみに当店の以前は「おはし処源ぺい」だったという。

やはり、そうであったのだ。

「おはし処源ぺい」も「海鮮うまいもんや マルヤス水軍」も経営会社は同一。

業態を替えて店替えをしたという会社は㈱フレンドリーだった。

そうそう、マルヤス水軍のランチはドリンク付き。

もちろんビールはない。

コーヒー紅茶に烏龍茶にオレンジジュースにコーラ、ジンジャーエールなど。

かーさんが選んだ紅茶は味が無くて不味かったそうだが、おふくろの選んだオレンジジュースは美味い。

私が選んだソーダのオレンジジュースはもっと美味しい。

そりゃそうだわ。

オレンジジュースは「なっちゃん」。

どおりで美味い。

あれこれ美味い、不味いのと提供してくれたマルヤス水軍はもっぺん行ってみたくなる。

いや、もっぺんどころか、何度も味わってみたくなる「海鮮うまいもんや マルヤス水軍」は奈良県にない。

「おはし処源ぺい」なら3店舗あるが、マルヤス水軍はない。

できれば㈱フレンドリーにお願いしたいところだが、声が届くかな。

ちなみにマルヤス水軍はクレジットカード支払いができる。

ありがたい支払い方法であるなら、なおさらお願いしたいところである。

(H29. 8.17 SB932SH撮影)


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