7月20日の奈良テレビの「ゆうドキッ!」に生出演することが決定され、制作局のH氏と事前打合せをすることになった。
場は我が家だ。
シナリオはH氏が予め設定されていた。
そもそものきっかけは2009年に淡交社から発刊した『奈良大和路の年中行事』である。
何故か奈良テレビ放送局内にあった著書をH氏の目に留まったことによる。
発刊当時に記者発表をしたことがある。
集まったのは新聞社ばかりであった。
奈良県庁記者クラブの場にはたしか奈良テレビの取材人はいなかったように思う。
記者クラブに一冊を献本したのかも知れない。
それが奈良テレビ放送局に動いたのであろうとH氏は話す。
番組は毎週の月曜日から金曜日まで放映されている「ゆうドキッ!」だ。
月に一度くらいは「奈良人十色」のコーナーがある。
そのコーナーに出演を頼まれたのだ。
シナリオに併せて著書掲載の年中行事の一部を紹介する。
伝統行事の撮影にのめり込んだきっかけがある。
それを始まりに据えたいという室生田口の獅子舞。
当時の写真映像を紐解きながらH氏が関心を起こす写真を探し出す。
尤もその映像は視聴者の視点になっての選択である。
昨今は一年間で280行事の取材・撮影をしている。
10年間に亘って、およそ2000行事の取材をしてきた。
記録したフィルムコマ数は65000にもなる。
デジタルの場合はもっと多いが、数えきれるものではない。
勝手な推定をすれば、であるが20万枚を想定した。
話しの展開でその数値を聞かれるようにしておく。
著書で紹介する伝統行事は約130行事。
「どれが一番のお気に入りですか」と云われても困るものだ。
それではと提案された行事は「春日若宮おん祭の田楽法師の花笠」、「五條念仏寺陀々堂の鬼走り」、「龍田大社の風鎮祭火筒花火」。「旧都祁村小倉の観音寺観音講会式」に「高田のイノコ暴れ」だ。
著書の写真だけでなく生出演日に合わせた行事を紹介してくださいといわれて考える。
造りものに感動した吉野町丹治の地蔵盆。
とびきりの写真を紹介すればこれはオモロイということになって決った。
打合せは2時間。終えてぐったりする。
疲れがあるのか判らないが身体を横たえる。
動く気力もない。
もしかとすれば熱中症。
そう思った。
午後7時半、いつもの通りの時間帯は入浴だ。
これもいつもの通りに肩まで浸かる。
ところがだ。
息ができないのだ。
胸が圧迫されるのか、息ができない。
どうもおかしな症状である。
晩飯を食べるのもしんどかった。
食欲どころか食べる意欲がわかないのだ。
夜9時は宵の口。
いつもならパソコンに向かって何かをしている。
この夜はそんなこともできない。
ただただ横になりたい。
寝床を敷いて横になるが苦しい。
息ができないのだ。
深呼吸もできない。
起き上れば少しはましになる。
柱にもたれて寝ることにした。
呼吸困難な状態は時間が経過するにつれ一段と増す。
苦しいのだ。
熱中症と思ったかーさんは冷やしたタオルを脇に入れたらと勧める。
火照ったと思える身体が気持ちいい。
熱はそれほどでもない。
何かがおかしいことには違いない。
うつらうつらの睡眠で夜を明かした。
(H27. 7.10 記)
場は我が家だ。
シナリオはH氏が予め設定されていた。
そもそものきっかけは2009年に淡交社から発刊した『奈良大和路の年中行事』である。
何故か奈良テレビ放送局内にあった著書をH氏の目に留まったことによる。
発刊当時に記者発表をしたことがある。
集まったのは新聞社ばかりであった。
奈良県庁記者クラブの場にはたしか奈良テレビの取材人はいなかったように思う。
記者クラブに一冊を献本したのかも知れない。
それが奈良テレビ放送局に動いたのであろうとH氏は話す。
番組は毎週の月曜日から金曜日まで放映されている「ゆうドキッ!」だ。
月に一度くらいは「奈良人十色」のコーナーがある。
そのコーナーに出演を頼まれたのだ。
シナリオに併せて著書掲載の年中行事の一部を紹介する。
伝統行事の撮影にのめり込んだきっかけがある。
それを始まりに据えたいという室生田口の獅子舞。
当時の写真映像を紐解きながらH氏が関心を起こす写真を探し出す。
尤もその映像は視聴者の視点になっての選択である。
昨今は一年間で280行事の取材・撮影をしている。
10年間に亘って、およそ2000行事の取材をしてきた。
記録したフィルムコマ数は65000にもなる。
デジタルの場合はもっと多いが、数えきれるものではない。
勝手な推定をすれば、であるが20万枚を想定した。
話しの展開でその数値を聞かれるようにしておく。
著書で紹介する伝統行事は約130行事。
「どれが一番のお気に入りですか」と云われても困るものだ。
それではと提案された行事は「春日若宮おん祭の田楽法師の花笠」、「五條念仏寺陀々堂の鬼走り」、「龍田大社の風鎮祭火筒花火」。「旧都祁村小倉の観音寺観音講会式」に「高田のイノコ暴れ」だ。
著書の写真だけでなく生出演日に合わせた行事を紹介してくださいといわれて考える。
造りものに感動した吉野町丹治の地蔵盆。
とびきりの写真を紹介すればこれはオモロイということになって決った。
打合せは2時間。終えてぐったりする。
疲れがあるのか判らないが身体を横たえる。
動く気力もない。
もしかとすれば熱中症。
そう思った。
午後7時半、いつもの通りの時間帯は入浴だ。
これもいつもの通りに肩まで浸かる。
ところがだ。
息ができないのだ。
胸が圧迫されるのか、息ができない。
どうもおかしな症状である。
晩飯を食べるのもしんどかった。
食欲どころか食べる意欲がわかないのだ。
夜9時は宵の口。
いつもならパソコンに向かって何かをしている。
この夜はそんなこともできない。
ただただ横になりたい。
寝床を敷いて横になるが苦しい。
息ができないのだ。
深呼吸もできない。
起き上れば少しはましになる。
柱にもたれて寝ることにした。
呼吸困難な状態は時間が経過するにつれ一段と増す。
苦しいのだ。
熱中症と思ったかーさんは冷やしたタオルを脇に入れたらと勧める。
火照ったと思える身体が気持ちいい。
熱はそれほどでもない。
何かがおかしいことには違いない。
うつらうつらの睡眠で夜を明かした。
(H27. 7.10 記)