マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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明石・魚の棚

2015年12月26日 15時18分34秒 | もっと遠くへ
有馬から明石・魚の棚を目指す。

これまでだったらペーパー地図を頼りに走っていた。

今ではカーナビゲーションに案内されて車を走らせる。

とにかく示す有料道路を走っておよそ1時間。

快適な走りだったがどこをどう走ったかまったく記憶がない。

カーナビゲーションに頼ればそうなるのだ。

有馬より南下して案内されるまま着いたのはJR明石駅。

魚の棚はもうすぐだ。

鍛冶屋町の通り左手には駐車場があったが値段表示は見えなかった。

その向かい側が魚の棚商店街。

そこを通り過ぎて信号を左折れ。

すぐ近くにタイムズパーキングがあった。

最大で1000円のDHパーキング相生町は30分・200円だったか。

お安いほうだと思う。

駐車場より少し歩いたら魚の棚。

べんてん通りもあったがにぎわいが見られる主商店街を銀座通りから入った。

魚の棚は「うおのたな」が訛った「うおんたな」。

いかなご新子のくぎ煮の季節ともなれば多くのニュースで取り上げられる。



新子をまとめて買ったお客さんは家の味付けでくぎ煮を作る。

親戚筋に送る家が多いようだ。



拝見した新子のイカナゴ売り。

1kg千円のイカナゴに行列ができるほどになる。



商品化したくぎ煮は100g売りで700円だった。



魚の棚の特徴は15店舗もある魚屋さん・海産物のお店だけでなく珍味・惣菜店もある。



店舗数は13店。



カマボコ・天ぷら店は6店舗。

食事処は40店舗あまり。

魚の棚で食べたい料理はどこにするか。

格安の海鮮丼を食べ買ったが持ち帰り・立ち食い専門店の「どんまる」だった。

「ゆあ~ず」というお店もあったが見落とした。

明石焼と呼ばれる玉子焼きを売る店が多い。

銀座通り寄りに「たこ磯」、「よこ井」、「かねひで」、「あかし多幸」、「ギャラリーであい」、「とり居」、「よし川」などだ。



明淡通りを抜けた向こう側にも1軒あった。

「たこ磯」、「あかし多幸」は行列店。

店内もいっぱいだった。

「よこ井」は明石焼元祖とされる伝説の横井清太郎レシピを唯一引き継ぐ名店。

ここも満席だった。

北へ北へと商店街をひと通り見てきた。

どこかで食べなければと思った。

目に入ったのは立て看板。



「なにはともあれ赤井英和」写真が貼ってあった。

「ドッキリ!ハッキリ!」とか「魔法のレストラン」などが取材に来ていたという看板だ。

これに目が移って入店した。

玉子焼きは10個で550円。

魚の棚でいちばん安いのがうたい文句。

入店して席につくなり「店内撮影禁止」だと云われた。

お店の指示は従いましょう、である。

玉子焼きは斜めになった板の上に盛っている。

出汁につけて食べるのが一般的。

ソースもあったので半分はこれにした。

出汁にミツバがないと云いだしたのはおふくろ。

これがなければ玉子焼きではないというのだ。

私もかーさんもそう思う。

お金を支払う際に尋ねた「傾いた板」。

なぜにこのような形であるのか知りたくて尋ねたが、返ってきた答えは「知らない」である。

おまけに「教えてください」という。

その話を聞いていたお客さん。

昔からそうだという。

答えにならない答え。

お店を出た直後におふくろがぽつりと云った「油臭い」。

喉にへばりついてなんとかしてほしいと云った。

私もかーさんもそう思っていた「とり居」の玉子焼き。

テレビ取材の看板は本物だとしても味は偽りだったと思った。



玉子焼きを食べる前に味見していたちりめんはおふくろの大好物。



買ったお店は「大黒屋商店」だ。

生タコ干しを売っていた店がある。



タコのおもちゃが引き立てるが買わなかった。

帰りの道中は今夜の食事のお買い物。

丸丸一尾を天ぷらで揚げた焼きあなごがある。

千円以上もするって云ったかーさん。

そんなことはないと云いだす私。

行きしなに見ていたお店がある。

そこの焼きあなごは700円のびっくりあなご天。



傍にはスーパージャンボと銘打った600円のあなご天もある。

あなごの大きさ・重さの違いだという店員さん。

すぐに揚げたてが出てくると云われて数秒間待つ。

頭から尻尾までの揚げたてあなご天は秤で量る。

家族二人で食べるには一尾で十分だ。



美味しそうに見えた1パック450円のタコ天も注文したら2個サービスしてくれた白川南店。

明日は葬儀に出かける。

ところが紳士靴がない。

一年前に履いていた紳士靴は靴底がパコパコになっていた。

次男が履きたいと云ったのでボンドで貼り付けた。

が、歩いているうちに壊れて捨てた。

紳士靴は帰宅してから我が家に近い靴屋で買おうと思っていた。

魚の棚商店街はなにも魚屋さんや玉子焼き店ばかりでない。

いろんなお店があるのだ。

商店街を歩いていたら目に入った靴。

数は少ないが店内に並べていた。



そこにあったのが紳士靴。

値段は税込みで1,080円。

履き心地を試したかったのでお店のご主人に申し出たら「どうぞ」である。

ぴったりサイズを探し出してくれて履いてみた。

足が包まれるような感触の履き心地が気にいって買った店はD.S催事館。

ほとんどの商品が百円均一の商品。

カバンや財布、帽子、食器、台所用品などの生活用品を所狭しに並べている。

D.Sはデイスカウント・ショップの略称だろうと思った。



もうひとつの今夜の食事にと思って買ったタコ、イカ、貝煮。

1パックで3千円の店もあれば2千円も。

量によって値段がつけられているようだ。

どのお店だったのか覚えてないが屋台で売っていた。

行きしなに味見をしていて是非買いたいとおもっていた煮もの。

いちばん少ないパックを求めたが、800円だったかそれとも500円だったかさっぱり覚えていない。

帰宅してよばれた天ぷらと海鮮煮。

美味すぎるほど美味しかった。

とても満足したお買い物。

次回も来れたらそうする。

戻りの商店街をそぞろ歩く。



行列ができていた「たこ磯」の棚に積み上げられた板で答えが判った。

斜め板の玉子焼き板は片方の脚がない。

これを交互に積めば体積は約半分。



場所をとらない工夫の板であったのだ。

油で塗れた口をなんとかしたくて麺処のお店を探す。

蕎麦を食べたいと云ったおふくろ。

要望に応えて店を探すが見当たらない。

観光案内所に立ち寄った。

一息休憩できる処はトイレもある。

魚の棚商店街のこころつかいに助かる。

入手した商店街のパンフレットにはそれぞれのお店を示している。

老眼では少し見にくいが目を凝らして探してみる。

一軒、一軒探すには時間がかかるほど多い魚の棚のお店。

通りがかったどこだかの店員さんに尋ねてみる。

ここから僅かな距離にある麺処。

さきほど歩いた処であるが木曜日は閉店だった梅杏。

木曜日は休みのようだ。

諦めて南下した。



銀座通りに面した処にあった甘味処。

明石市本町1丁目にある「子午せん人丸」が経営する「茶菓席おはいり」は2階にある。

茶そば・笹おこわ・わらび餅を盛ったおはいり膳は720円。

茶餅・笹おこわ・あんみつのひととき膳も720円。

突然食べたくなった甘味である。



680円の白玉入りミルククリーム金時を注文する私。

ほんまはシャーベットを食べたかったが季節外れで申し受け不可だった。

おふくろは口をさっぱりしたく550円のわらび餅を注文した。

かーさんはおはいり膳だったように思えるが運ばれたのは茶そばでもなく塩味の茶餅だった。



金時餡子団子もあるフルーツあんみつもある。

どうやら聞き違ったようだが、「茶菓席おはいり」の甘味は大満足した。

11時59分に停めて出庫したのは14時31分。

長時間滞在した駐車料金は800円だった。

(H27. 3.12 SB932SH撮影)
(H27. 3.12 EOS40D撮影)


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