昨日夕刻に訪れた天理市南六条南。
ひとつだった苗代花飾りがさらに増えている。
苗代作りを終えて朝8時前に杵築神社から授かった牛玉宝印のお札と共に花を供える。
ヤナギの木が二股になったところに牛玉宝印書を結ぶのが決まりだという。
一枚の田んぼに苗床田三枚が連なっており、もうじきYさん家族が揃ってモミを入れた苗床を敷くという。
もう一枚の苗代田んぼはDさん夫妻が丹念に水平にしている。
「土叩き」をヒントに考案された道具は編み目が特徴。
押さえながら苗床を平らにして水面(深さ)を一定にするという優れもの。
三枚の苗代を作り終えるころは腰が痛とうなってな、こんなめんどうなことをしてるんはここらへんだけだといい、数年後には止めてるかと思うでとおっしゃった。
陽が昇るころ、やってきたYさん家族は苗床を設えていく。
連なったそれぞれの田は美しい田園を描いていく。
消毒し、2日間水漬けしたモミを落としてから35日経ったころに苗を植える。
それまでに大きな田に水を張って、田植えを始めるのは6月。
それが済めば無事に田植えが終わったとさなぶり奉告祭。
1月のおんだ祭から始まった農耕行事は8軒の旧ドーヤ(当屋)で仕切られる。
(H20. 5. 4 Kiss Digtal N撮影)
ひとつだった苗代花飾りがさらに増えている。
苗代作りを終えて朝8時前に杵築神社から授かった牛玉宝印のお札と共に花を供える。
ヤナギの木が二股になったところに牛玉宝印書を結ぶのが決まりだという。
一枚の田んぼに苗床田三枚が連なっており、もうじきYさん家族が揃ってモミを入れた苗床を敷くという。
もう一枚の苗代田んぼはDさん夫妻が丹念に水平にしている。
「土叩き」をヒントに考案された道具は編み目が特徴。
押さえながら苗床を平らにして水面(深さ)を一定にするという優れもの。
三枚の苗代を作り終えるころは腰が痛とうなってな、こんなめんどうなことをしてるんはここらへんだけだといい、数年後には止めてるかと思うでとおっしゃった。
陽が昇るころ、やってきたYさん家族は苗床を設えていく。
連なったそれぞれの田は美しい田園を描いていく。
消毒し、2日間水漬けしたモミを落としてから35日経ったころに苗を植える。
それまでに大きな田に水を張って、田植えを始めるのは6月。
それが済めば無事に田植えが終わったとさなぶり奉告祭。
1月のおんだ祭から始まった農耕行事は8軒の旧ドーヤ(当屋)で仕切られる。
(H20. 5. 4 Kiss Digtal N撮影)
美しい田園風景を後生に残していきたいと作られたイリグチさんのビオトーブ。
5月に入った数日後の今日、朝日に輝く藤の花に目が覚める。
独り占めするのがもったいない風景だ。
(H20. 5. 4 Kiss Digtal N撮影)
5月に入った数日後の今日、朝日に輝く藤の花に目が覚める。
独り占めするのがもったいない風景だ。
(H20. 5. 4 Kiss Digtal N撮影)
天理市南六条北から街道筋を南下すると杵築神社を氏神さんとする六条南になる。
珊瑚珠川付近には多くの苗代作りが見られる。
先月29日に訪れたとき、苗代田の荒起こしをされていた数人の方に聞けば北同様にGW中に苗代を作るとおっしゃってたのでこちらも下見にしていた。
日暮れ時に到着すると既にひとつが供えられていた。
お札には「牛」と書かれている文字が見える。
おそらく話に聞いていた1月7日のおんだ祭で授かった杵築神社の牛玉宝印のお札と思われる。
(H20. 5. 3 Kiss Digtal N撮影)
珊瑚珠川付近には多くの苗代作りが見られる。
先月29日に訪れたとき、苗代田の荒起こしをされていた数人の方に聞けば北同様にGW中に苗代を作るとおっしゃってたのでこちらも下見にしていた。
日暮れ時に到着すると既にひとつが供えられていた。
お札には「牛」と書かれている文字が見える。
おそらく話に聞いていた1月7日のおんだ祭で授かった杵築神社の牛玉宝印のお札と思われる。
(H20. 5. 3 Kiss Digtal N撮影)
今年3月に天理市南六条北の三十八神社の御田植祈念祭で配られた「産土大神」の松苗。
GW辺りに苗代と作って花とともに供えると聞いていたので実地調査に向かった。
苗代作りは一軒、一軒ごと、3日か4日。
時間帯も異なるが、10時か17時辺りだという。
松苗花飾りは、二股の木の間に松苗を横向きに挿すという特徴が見られた。
(H20. 5. 3 Kiss Digtal N撮影)
GW辺りに苗代と作って花とともに供えると聞いていたので実地調査に向かった。
苗代作りは一軒、一軒ごと、3日か4日。
時間帯も異なるが、10時か17時辺りだという。
松苗花飾りは、二股の木の間に松苗を横向きに挿すという特徴が見られた。
(H20. 5. 3 Kiss Digtal N撮影)
大和郡山市南部地区の苗代供え状況を下調べに横田町に向かった。
高瀬川から北方100m付近の田に苗代が見られた。
そこには八幡神社の「御神霊」松苗とお花が供えられている。
なにがしかの祭礼で授かったと思われるお札も含めて調べなければならない。
(H20. 5. 3 SB912SH撮影)
高瀬川から北方100m付近の田に苗代が見られた。
そこには八幡神社の「御神霊」松苗とお花が供えられている。
なにがしかの祭礼で授かったと思われるお札も含めて調べなければならない。
(H20. 5. 3 SB912SH撮影)
大和郡山市東部地区の苗代供え状況を下調べに稗田町、下三橋町に向かった。
稗田の環濠北の農家は春日大社の松苗とお花が供えてあった。
ご主人にお話を伺うと、稗田と下三橋は毎年交互に若宮おん祭りに際して大和士(やまとさむらい)の時代行列を担っているという。
その関係で春日大社の松苗を買ってきて花と共に供えるそうだ。
ところで、ご主人が花を供えられるのですかと聞けば、家内がするんで時間は判らんとおっしゃった。
下三橋町では風神社から南方の川向こうに花が供えられていた。
いずれも再度訪れたいものだが、ついでに下三橋のノガミも下調べした。
イモを植えていたご夫妻に聞取りしましたが、地元育ちじゃないんでと所在地は掴めず。
そういえばノガミは聞いたことあるけど、実家の香芝という。
奥さんが小さかったころ、聞き覚えのあるノガミ。
随分昔のことじゃで、たぶんなくなったのではと。
そこは志都美(しずみ)神社から東へ向かって「志都美(しずみ)」駅との間にあったそうな。
歯痛の神さんと同じところにあったけど宅地開発でお家の人が家にしまったんじゃないかという。
この方面にノガミがあったなんて驚く。
橿原新堂と同じようにガセかも知れんが、ちと調べてみなけりゃ。
(H20. 5. 3 SB912SH撮影)
稗田の環濠北の農家は春日大社の松苗とお花が供えてあった。
ご主人にお話を伺うと、稗田と下三橋は毎年交互に若宮おん祭りに際して大和士(やまとさむらい)の時代行列を担っているという。
その関係で春日大社の松苗を買ってきて花と共に供えるそうだ。
ところで、ご主人が花を供えられるのですかと聞けば、家内がするんで時間は判らんとおっしゃった。
下三橋町では風神社から南方の川向こうに花が供えられていた。
いずれも再度訪れたいものだが、ついでに下三橋のノガミも下調べした。
イモを植えていたご夫妻に聞取りしましたが、地元育ちじゃないんでと所在地は掴めず。
そういえばノガミは聞いたことあるけど、実家の香芝という。
奥さんが小さかったころ、聞き覚えのあるノガミ。
随分昔のことじゃで、たぶんなくなったのではと。
そこは志都美(しずみ)神社から東へ向かって「志都美(しずみ)」駅との間にあったそうな。
歯痛の神さんと同じところにあったけど宅地開発でお家の人が家にしまったんじゃないかという。
この方面にノガミがあったなんて驚く。
橿原新堂と同じようにガセかも知れんが、ちと調べてみなけりゃ。
(H20. 5. 3 SB912SH撮影)
4月20日ごろから當麻のレンゾ(お練りのことをいってる)が終わった翌日の5月15日(お練り後宴)までお店を開いている春木春陽堂さんは創業70余年。
當麻寺奥の院の僧侶から當麻に名産品を作ってほしいと依頼され、先々代のご主人が考案したヨモギ餅は、當麻曼荼羅の中将姫にちなんで「姫餅」の名がつけられた。
家で耕作したモチ米を蒸し上げて、曽爾村で自然の恵みをうけて育った茹でヨモギを混ぜて餅を搗く。
こし餡は創業以来注文している業者から。
お店のなかで作られるヨモギ餅は、3代目の奥さまが棒状に引っ張りあげて手頃な太さに。
伸ばしたあとはひと口サイズにつまんでいく。
それにヘラでこし餡を乗せていく。
當麻寺のボタンの花びらを表しているという。
ひと箱に10個揃えて参道道をゆきかう参拝者に販売する姫餅は、この期間しか口にすることができないので、ひっきりなしに買いに来られる。
最近は参拝と関係なく車でやってきて、お土産に最適だと何箱も購入する人が多くなったそうだ。
口コミで広がった春木春陽堂さんの姫餅は、一年間待ったかいある期間限定の美味しさに満足するという。
デパートから6月に販売してほしいと依頼があったとき期間限定なのでガンとして断ったそうだが、期間中に買いに来るのはいとわない。
そのデパート、販売したら150セットが10分ほどで完売したといい、待ちに待った春陽堂さんの姫餅ファンは相当数おられるようだ。
4代目となったお嫁さんは忙しく姫餅の販売に動き回っている。
(H20. 5. 2 Kiss Digtal N撮影)
當麻寺奥の院の僧侶から當麻に名産品を作ってほしいと依頼され、先々代のご主人が考案したヨモギ餅は、當麻曼荼羅の中将姫にちなんで「姫餅」の名がつけられた。
家で耕作したモチ米を蒸し上げて、曽爾村で自然の恵みをうけて育った茹でヨモギを混ぜて餅を搗く。
こし餡は創業以来注文している業者から。
お店のなかで作られるヨモギ餅は、3代目の奥さまが棒状に引っ張りあげて手頃な太さに。
伸ばしたあとはひと口サイズにつまんでいく。
それにヘラでこし餡を乗せていく。
當麻寺のボタンの花びらを表しているという。
ひと箱に10個揃えて参道道をゆきかう参拝者に販売する姫餅は、この期間しか口にすることができないので、ひっきりなしに買いに来られる。
最近は参拝と関係なく車でやってきて、お土産に最適だと何箱も購入する人が多くなったそうだ。
口コミで広がった春木春陽堂さんの姫餅は、一年間待ったかいある期間限定の美味しさに満足するという。
デパートから6月に販売してほしいと依頼があったとき期間限定なのでガンとして断ったそうだが、期間中に買いに来るのはいとわない。
そのデパート、販売したら150セットが10分ほどで完売したといい、待ちに待った春陽堂さんの姫餅ファンは相当数おられるようだ。
4代目となったお嫁さんは忙しく姫餅の販売に動き回っている。
(H20. 5. 2 Kiss Digtal N撮影)
昨年當麻の天神講撮影でお世話になったトヤさん宅では毎年當麻のレンゾの時期にヨモギ餅を販売されている。
来年には美味しいので是非食べに来てねとお願いされていたのでひょっこり訪問した。
確かに看板をあげて販売されている。
早速、お店に入って念願のヨモギ餅を注文する。
三つ盛られたヨモギ餅はひと皿で200円。
お手ごろ価格だ。
楊枝に挿して口にする。
しっかりとした餅に、さらりとした甘さのこし餡が美味い。
ゆっくり食べてほしいと座敷を開放されて温かいもてなしのお店。
ご主人は不在でしたが、いまでも現役で店を手伝っている90歳のおばあちゃんが私のことを覚えてくださっていた。
ありがたいことで、おばあちゃん話に花が咲き、お店にはヨモギ餅を求めに来るお客さんがしょっちゅう訪れる。
(H20. 5. 2 Kiss Digtal N撮影)
来年には美味しいので是非食べに来てねとお願いされていたのでひょっこり訪問した。
確かに看板をあげて販売されている。
早速、お店に入って念願のヨモギ餅を注文する。
三つ盛られたヨモギ餅はひと皿で200円。
お手ごろ価格だ。
楊枝に挿して口にする。
しっかりとした餅に、さらりとした甘さのこし餡が美味い。
ゆっくり食べてほしいと座敷を開放されて温かいもてなしのお店。
ご主人は不在でしたが、いまでも現役で店を手伝っている90歳のおばあちゃんが私のことを覚えてくださっていた。
ありがたいことで、おばあちゃん話に花が咲き、お店にはヨモギ餅を求めに来るお客さんがしょっちゅう訪れる。
(H20. 5. 2 Kiss Digtal N撮影)