綺麗なシクラメンの登場でSV家の居間に季節の華やぎが訪れました。
昨夜は期待通りよく眠れたようで、朝8時過ぎに起きてもらった時も優しい笑顔で迎えてくれました。せっかくの気持ち良い目覚めが損なわれるのが可哀相で、下の洗浄をするのがためらわれましたが、これも母の為と心を鬼にして(ちょっと大袈裟)敢行。幸い完全には目が覚めていなかったようで、少しもにゃもにゃ言っていましたが、機嫌が悪くなることはありませんでした。
そのままベッド上で朝食。昨夜あまり食べなかったのでお腹がすいていると思ったのに眠気がかったのか、ショコラ蒸しパン、バナナ、オムレツ、ミルクティーを期待に反して少ししか食べてくれませんでした。
9時半に看護師さん来訪。相変わらずの言いたい放題の罵詈雑言。何とかならないものでしょうか。手足の先はよく回復していましたが、左足の踵がやはりじょくそうになっているとのことで手当てして頂きました。
保湿用クリームについては、先週主治医が処方して下さった「ビ-ソフテン クリ-ム」は、リハビリパンツで蒸れたお腹などに使い、顔や手足はジョンソンの小児用乳液を使うと良いのではないか」というのが、看護士さんの判断でした。
看護士さんが帰った後は脚のつりによる痛みをしきりに訴えるので、しばらく脚のマッサージをしてから、後を三女に託して帰宅しました。(四女)
四女帰宅後、引き続き足をさすっているうちに11時半になり、ヘルパーさん来宅。ヘルパーさんの元気な挨拶を聞きながら、一時退席しました。1時一寸前に戻って見ると、賑やかにおしゃべりをしながら、ベッド上で用意した昼食(ブロッコリー・南瓜・じゃが芋・ホタテ缶のグラタンと、朝の残りのショコラ蒸しパン、オムレツ、バナナをほぼ完食していました。
またヘルパーさんの故郷の歌「会津磐梯山」を一緒に歌って楽しかったようで、ヘルパーさんが帰る時には、「ありがとう」「又来て下さいね」と機嫌よく挨拶していました。
ヘルパーさんが帰ってしばらくすると、「ここから出して欲しい」と言い出したので、母の協力(の姿勢)を得てベッドから椅子へ移動。安心した様子で30分ほど居眠り。その後はっきり目覚めた様子だったので、久し振りに百人一首をしました。30枚ほどカードを取ったところでトイレの要望。
一瞬焦りましたが、幸い今日は孫息子が仕事が休みで家に居たのでヘルプを頼み、孫息子が上手に身体を支えてくれたお陰で、無事ポータブルでの用足し(小)を終えることができました。
丁度そのタイミングで四女が再登場。再度の百人一首やおしゃべりで、母の相手をしてもらって、夕食の支度を始めました。料理ができ始めると食べたそうな様子が見えたので、一足先に食事を開始。鶏・里芋の煮転がし、太刀魚ソテー・ほうれん草付け合せ、トマト・ブロッコリー・ホタテのサラダ、ご飯をおいしそうによく食べてくれました。
先に食べ終わってしまい、皆の食事が始まった時には、ビールだけ付き合うという状態でしたが、三女、四女、三女の夫、孫息子が賑やかに食べているのを、穏やかな笑顔で見守っていてくれました。
7時過ぎに皆の食事が終わり、後片付けが済んだところで、本人の希望でベッドに移動。上手にベッドインを終えパジャマを整えて、スッキリしたところで、また足がひどくつり始め、眠ることも叶わず苦しんでいます。本当に可哀想。なんとかならないものでしょうか。(三女)