ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

トイレ介助は一人では無理

2009-11-04 19:37:25 | 日常
               
       矢川から立川に行く途中で見かけたかりん。甘い香りが漂っています。

朝8時半起床、すぐに朝食。「今は朝ご飯の時間じゃない」だの「今日は木曜日のはず」だのと、よく分からない文句を言いながらも、チーズ入りオムレツ1個、ショコラ蒸しパン1/2、バナナ1/4本、ミルクティ1杯を完食。今日も元気な予感でスタートしました。

9時半に看護師さん来宅。今日からは洗浄は無しということで、全身のチェックと足の傷の手当てをして終了となりました。また体調が回復しているので、今後は隔週の訪問にするとのこと。少々不安ですが、「何かあった時には連絡してくれればすぐに来ます」とのことで、(やむなく)了解しました。

看護師さんが帰ってすぐにベッド上で洗浄・着替え。心積りと違って自分達で洗浄することになり、少々あわててもたつき、覚醒中の母からのブーイングがありました。(三女)

三女四女と交代後、しばらくテレビをみて過ごしました。11時半ヘルパーさん来訪。 ベッドから椅子に移動して昼食。昼食は、豆腐の味噌汁半分・お粥のしらす昆布のせ1/4・杏仁豆腐少々・おでんの大根とはんぺん少々でした。ヘルパーさんは「よく食べた」と言っていましたが、三女からの指令は「完食」だったので、またしても残念な結果になりました。

昼食終了後、再びベッドへ。移動はヘルパーさんがやって下さったのですが、私達とやり方が違いベッドからずり落ちそうに。それでも、なんとか二人がかりでベッドへ移動させ、下のパットをチェック。濡れタオルで拭きゲンタシンを塗り終了。

ヘルパーさん終了後、しばらくテレビを見ていましたが、退屈そうだったので、ピアノに誘いましたが、「寒いからやめる」といって断念。それでもやはり退屈そうなので、もう一度ピアノに誘い移動の準備をしました。

月曜に引き続き、ベッドから車椅子へ一人で行う移動でしたが、車椅子の低反発シートがめくれ上がってしまい、慌ててベッドへ戻り、再び車椅子へ。一往復半しました。とても腰が痛くなりました。でも、なんとか移動を完了しピアノの部屋へ。

久しぶりに「思い出のアルバム」や「夕焼けこやけ」を弾き、歌い、嬉しそうでした。3時過ぎに、三女が再登場。ピアノをやめ、リビングに戻り椅子に移動したところで交代。

今日は、前回移動に成功したのが嬉しくて、調子に乗ってしまいました。(Y子)

Y子と交代後、洗濯物の片付けや夕食の支度を「大変ね」と言いながら、穏やかに見てくれていましたが、4時過ぎに「トイレ(大)」のご要望。一人でサポートできるか大きな不安の中、ベストな手順を考えて挑戦。椅子からポータブルに移動し、立ってもらってズボンとパンツを下ろしてポータブルに座るところまでは、何とか無事に終えました。ところが、「もう良いわ」「腰が痛くなった」と言われて、椅子に戻る作業に挑戦すると、なんと!数日前の次女と同じく、ズズズとズレ落ちていき、ついに二人で床に座り込む結果となってしまいました。

にっちもさっちも行かなくて、急遽毛布をあてがって床に寝転んでもらい、たまたま仕事が休みだった孫息子にSOSの電話。孫息子がすぐに駆けつけて何とか椅子に引き上げてくれて事なきを得ましたが、一人でトイレ介助は不可能というのが、今日の教訓です。同時に、食欲が出てきたのに伴って、トイレ(大)の間隔が短くなるのは健康のためには喜ばしいことですが、一人体制の時間帯にどう対応するかが、新たな課題となりました。

ようやく椅子に納まったところに四女到着。気を取り直して夕食の準備をして、5時半に夕食。三女、四女、孫息子と共に、豚汁(豆腐・里芋・人参・豚肉)、鯵の干物、トマト、ご飯を期待値の半分ほど食べて終了。「お腹いっぱい、美味しかったわ」と気を使ってくれました。夕食の間中、左足指の間にできた傷で今日治療したところを痛がっていて、どうしたものか気が揉めました。

色々な人の来訪や移動に加えてハプニングまであり、とても疲れた様子だったので、7時前にベッドに移動。母自身の協力を得て衣服を整えて「お休みなさい」となりました。ゆっくり、ぐっすり眠って、明日爽やかな朝を迎えてくれますように。(三女)
コメント
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