松本市内を流れる田川や奈良井川の堤防でニセアカシア(贋アカシア) の花が盛りを迎えています。
ニセアカシアはハリエンジュ(針槐)とも呼ばれます。
その昔々、今はテレビ司会者関口宏さんの奥さんである西田佐知子さんが「アカシヤの雨にうたれて このまま死んでしまいたい 」と歌ったのはこのニセアカシアですね。
ニセアカシアは蜜源植物として有用な木ですが、外来生物等への指定の適否について検討する外来生物(要注意外来生物)となっており、長野県内でもあちらこちらで伐採などが行われています。
中山霊園のある中山の山はもう暫くするとこの花の色に広い範囲が染まります。
その部分では在来の木々が絶え、このアカシアだけになっているのかもしれません。
常念坊の雪形も形が崩れてきています。
昨日一昨日との天気とは打って変わって、今日は朝から良い天気になりました。
昨日の雨で空気中の塵が落とされたのか北アルプスの山並みはくっきりはっきりでした。
松本に住んでいて良かったと感じる一瞬です。
新型インフルエンザがいよいよ国内で人から人へ感染を始め、「第2段階 国内発生早期」になりました。
松本ではいよいよ発熱外来が相澤病院で開設の準備が進んでいるようです。
松本市としても「松本市小児科・内科夜間急病センター」にプレハブを建てて発熱外来を設置する準備に入ったとも聞きます。
インフルエンザの感染を広げないためには、熱がある方は直接医療機関を受診せず、まず松本保健福祉事務所(松本保健所 0263-40ー1939)へ電話をする事が最初の対処になります。
テレビニュースの報道を見ていると、感染しているであろうと思われている方が直接医療機関を受診してしまっているようです。
これでは医療機関を受診している他の方にインフルエンザを感染させるために医療機関へ行っているようなものです。
熱が出たらまず最寄りの保健福祉事務所(松本保健所)への電話が感染を広げないためには大事な事だと思います。
医療機関を受診するにしても、電話をして症状を伝えて医療機関の判断を仰ぐべきです。
第三段階の厳戒態勢に入らない事を願っていますが、どうなる事でしょう。