JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

正確無比 msrk aanderud / trio'02

2006-06-11 17:23:44 | 聞いてますCDいいと思う
CDショップで何も知らずに購入したアルバムです。こうして聞き返すまでイタリアのミュージシャンだと思っていたのに、ピアニストはメキシコの生まれです。ベースはチェコのプラハ、ドラマーがボヘミア生まれでアルバムはチェコのレーベルでした。1曲目クラシカルなピアノソロでこれで最初からイタリアに間違えました。2曲目リズムが入ってくるところがカッコよいです。入ってきたベースのウォーキングラインがはっきりしていて、この良さ最近あまり聞きません。そんな耳で、ついついベースに気が行きますが、これがすごい。ピアノとユニゾンになる場面など全くずれないし、5曲目のアルコもJAZZでこのアルコ聞いたことありません。9曲めの刻むリズムと音程の正確さ無比です。低音部の音の伸びも気持ちがよいです。
これでJAZZ的歌心がもう少しあると、引っ張りだこのベースになると思うのですが。ピアノもクラシカルで上手です。全曲ピアニストの曲でちょっと繰り返しのメロディが多いのでしつこいかもしれませんが、気になるほどでありません。
ベースがすごいので調べたら2004年にピアノとドラムが変わって同じARTAというレーベルから“Keporkak”というアルバムが出ていました。クジラのシッポジャケットです。
誰か知りませんかね。探してみようと思います。欲しい。

trio'02

mark aanderud piano
vit svec bass
pavel razim drums

1 Prologue
2 Dark Places
3 New Moring
4 Just Like Home
5 Frozen Drops
6 Song For Malika
7 Sambamba
8 Three For Kenny
9 Buenos Dias Con Samba
10 Epilogue
コメント (2)
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