JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

5枚で1000円 オースティン・ペラルタ / 処女航海

2006-06-27 20:31:01 | 聞いてますCDいいと思う
一昨日はお休みでビデオでも見ようかとレンタルショップへ。そして見たのは“フライトプラン”ジュディー・フォスター主演の飛行機の中で子供がいなくなってしまう話です。何ともオソマツなストーリー展開でそりゃないだろうでした。合わせて借りたいCDが1枚あったので見ると、5枚借りると1,000円セール。で5枚借りて帰りました。





自分じゃ買わないけど聴いてもいいアルバム。1枚200円。
まずは“MILES SMILES" でこれはもっていないけどちょっと使いたくて(後日紹介)借りました。ここでは紹介の必要がないアルバム。
次は独創的ピアニストの逸材、田中裕士のソロアルバム“ラ・ソンリサ”。知らない人ですが期待をこめて。で5曲目スペインまで我慢しましたがアウト。ちょっと理解出来ない。スペインもこれではちょっと元気がない。200円だからそれぐらいのがっかりだけど。ちなみにエム・アンド・アイ・カンンパニーでした。(これでは申し訳ないので後日聞き直しました。考えも少し変わったので改めて書きます。)次の2枚は気になるけど買わないアルバム。1つは新人Austin Peraltaのデヴュー作“処女航海”もう一つは、これもエム・アンド・アイのERIC REEdの“BLUE MONK"。買わない理由はもちろん(?)大家のベース。でも先日ショップをふらふらしていてあれっいいかなと思ったのもこのアルバム。チラッと聴くにはいいかも、その確認に200円は安い。
最後はマンハッタン・トランスファーの“ザ・シンフォニー・セッションズ”。セルフカバーをビックバンドとストリングスをバックでということで、バートランドのアレンジも聴きたいし紹介のつもりはありません。




で今日はAustin Peraltaと言う新人。ずいぶん評価も良いようだけど先般評判のELDARでは痛い目にあっているからと思ってしまう。1曲目“パッション・ダンス”で良さを了解。この人のフェバリット曲がこの曲だそうだ。嬉しいではありませんか、15才。アルバムを通じてマッコイ・タイナーの影響が大きく、それもモーダルの強い頃のマッコイでこれを継承して欲しいですね。
才能が音楽を楽しんでいるようで頭でっかじゃないところが良いです。速弾きのメロディにも聞かせどころがあります。
ドラマーもストトン、ストトンとしっかりサポートして私にはエルビン風に聴こえました。問題のベースの音も邪魔にはならなかった。
ただしょうがない事でしょうが、曲により良さに差が大きく、いそしぎとかグリーンドルフィンとかはこのピアニストになじみの悪い曲に感じました。最後のナイーマの出だしの美しいタッチもわすれないでねと若者に願うのでした。好きな曲を思いきり弾いていいピアニストになってね。
さて明日は問題のE・リードです。

Austin Peralta / Maiden Voyage

Austin Peralta piano
Ron Cater bass
Billy Kilson drums

1 Passion Dance
2 The Shadow Of Your Smile
3 Maiden Voyage
4 Green Dolphin Street
5 Spain
6 N.Q.E
7 Someday My Prince Will Come
8 Balaqeeti
9 Naima
コメント (3)
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