JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ああ何を書いて良いのやら Sai Ghose / Finger and Toes

2006-06-13 20:40:42 | 聞いたけどCDどちらでも
ああ何を書いていいのやら
わが息子大学3年ですが、小学校の頃からずっとサッカーをやっていて体育会です。ミッドフィルターとしてプレースタイルは中田英寿似といわれてきました。親として息子の追っかけとヒデの応援を十数年してきて楽しい思いをたくさんしましたが(県優勝)、先が短くなったと感じてきました。サッカーの見方も変わっていくでしょうね。気分落ちてます。落ちついでに落ちます。 
SJ誌の山本隆氏のレヴイーコナーでピアノSai Gohseの新作がハクエイ・キムの曲にそっくりだと書いてあった。ハクエイのサポーターとしては確認しようと思ってショップヘ行ったのだけどそのCDは見あたらない。頭のおかしなサポーターは同じ人だからいいやってんで、このアルバムを買ってしまうのでありました。
それで聴いてみると確かに1曲目の曲の入り方、バッキングの低音がにているといえばにている。でもそう思って聴いているんだから。2001年録音のこのピアニスト、今のハクエイと比べるのは酷です。トーン、タイム、ハーモニー、メロディと差は歴然です。2曲のスタンダードも残念ながら凡庸です。下手とはいいません。でも聴いていて誰の影響と考えてもうまく見つかりません。思いついた名前がD・ブルーベック。でもこれはスタイルと言うよりか別の理由でしょう。困ったと思いながらたどり着いたのはT・フラナガン、R・ガーランドの軽いやつ、ああ何を書いて良いのやら。

Sai Ghose / figers and toes

1 The Changing Table
2 You Don't Know What Love Is
3 Sippin' Bailey
4 Lifeforce
5 Super Saucer
6 Green Dolphin Street
7 Fingers and Toes
8 A Father's Hymn
コメント
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言いたいことはこちらの事 DAG ARNESEN / Time Enough

2006-06-13 08:56:58 | 聞いてますCDいいと思う
このところ若いピアニストが脚光を浴びることが多いし、結構な事である(年寄りクセー)。そうすると、ピアノタッチだ、タイム感だ、ハーモニーだとテクニックに目(耳)がいってしまう。このアルバムはそっちに行かない。
ピアノは1950年生まれDAG ARNESENという人。ベースはいつの間にかアルバムがたまった1960年生まれのTERJE GEWELTで安心して聴いていられることうけあい。ドラムは1955年生まれのPAL THOWSENで周りを気遣う力抜群。もうここまで書くと何を書こうとしているか解ってしまう。
ここには、すばらしいテクニックがあるが、それがあからさまに顔を見せない。気を引こうともしない。聴いたことの記憶が美しく残っているようなピアニストの自作曲が、しっかりとJAZZとして演奏される。感性はみずみずしく、音つくりはまじめなのである。いかにもピアニストの曲と演奏を大切にする事に、いくぶん若いベースとドラムが心を遣っている。私より若いミュージシャンが多くなった今、このメンバーの演奏は、私には優しくて喜びがある。

DAG ARNESEN / Time Enough

DAG ARNESEN piano
TERJE GEWELET bass
PAL THOWSEN drums

1 WOULD I?
2 TRIO Ⅱ
3 MADAM FELLE
4 STRIPEN
5 THE AUNTS
6 VIEW FROM A MOUNTAIN
7 THREE EACH
8 TIME ENOUGH
9 LINE DOWN
10 TIL JENS
コメント (4)
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