JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

不可解な発売 Olivir Antunes /Introducing

2006-06-09 20:42:32 | 聞いてますCDいいと思う





SJ誌に乗っているアルバム、ピアノOlivir AntunesとベースJasper Lundgaardのデュオを買おうと思っている。既に持っている2枚のアルバムを聴いてみた。ともにM&IJAZZから販売されている“Introducing" と“みじかくも美しく燃え”です。メンバーは同じでピアノ オリヴィエ・アントゥネス、ベースがマッズ・ヴィンディング、ドラムがアレックス・リールです。聴き比べた形になったが私は“Intro・・”の方が好みだ。そもそもベースのM・ヴィンディングが好きでその一貫で“Intro"を購入した。5曲目NIGHT&DAYのウォーキングベースなどを聴くとワクワクします。選曲も良くデンマークの古曲など美しく聴けます。“美しく・・”になってくると選曲、ジャケットと日本企画のアルバムっぽくなってきてピアノタッチもソフトになっている。譜面みて弾いているんじゃないの、という4曲目“イルカに乗った少年”5曲目“みじかくも美しく燃え”9曲目エルトン・ジョンの“愛を感じて”などのいかにも日本選曲は抜いてて聴くのがM&Iのうまい聴き方と思いました。そしてここら辺から不可解が出てくるのです。まず“Intro"のジャケット写真はアルバムがライブでもないのにライブの写真で、どうやら2001年の横浜JAZZプロムナードでの写真です。ライナーノートにもこのときマシュマロレーベルの上不氏が録音を契約したことが書いてある。録音日は2002年10月16日、17日デンマークにて録音された。発売は2003年2月19日。そして続いて2作目“美しく”が7月16日に発売となりました。私はずいぶん立て続けだと思いながら購入し少し変わったと思った次第でした。今回よくよくみてみると発売2作目の“みじかくも”の録音は2002年9月11日12日ニューヨークで行われています。“Introducing"の録音の1ヶ月前ということになります。2作目の“みじかくも”のライナーノーツには「オリヴィエの才能は・・発売されたばかりの初リーダー作“Intro"・・・」とあります。発売1作目の“Intro"は初リーダー作で発売2作目の“みじかくも”は1作目より前の録音でリーダーでなっかったということでした。たいへんややこしいことを書いて申し訳ありませんでした。販売プロモートもあるのでしょうが、ミュージシャンの演奏を時系列にとらえ変化などを理解しようと思って聴いている人には困ったことですよね。でもミュージシャンには関係ないことで私“Introducing"は好きです。
後遺症かどうか、ヴィンディング追っかけの私はその後2004年発売されたピーターローゼンダールがピアノを弾いている2枚のアルバムとオリビェ・アントゥネスの区別がうまく出来ないでいます。

長くなったので曲目は省略
コメント (1)
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