以前にアーテチョークさんのblogで情報を得て、気にしていたアルバムです。素晴らしいテクニックと歌心を持つBaptiste Trotignonと平均以上を常にするRoman、ベースはBOJAN Z “xenophonia”のレミ・ヴィニョーロで、やっていることは1960年代から70年にかけてのロック、ポップのカバーです。
私はその時代にはjazzを聞いていましたが、知らないわけではないので、なつかしいものが多く、聴きたくなったアルバムです。
ただどうでしょう、フランスのレコード会社の企画ということもあります。トロテニョンが生まれる前の曲が多いので、どこまで感情が入るのでしょうか。
知っている曲が多いので、ちょっと発売された時期を調べてみました。ちなみにトロテニョンは1974年の生まれです。
1 Love me please love me (愛の願い)ミッシェル・ポルナレフ 1969年
フランスの曲なので充分聞いているでしょうし、乗った演奏です。
2 Say it ain't so Murrary Head 1975年
この人は知らない人ですが曲と演奏は美しく、アルバムでも良いと思いました。
3 Valse de Melody
Jetaime moi non plus 1969年
セルジュ・ゲンスブールがジェーン・バーキンとの関係をつずった有名曲。
ピアノは無難に弾いている感じです。
4 Sea song 1974年 ロバート・ワイアット
Crying song 1969年 ピンク・フロイド
5 Block Dog 1971年 レッド・ツェッペリン4
ピアノでやるには、ださい曲のように思いますが、変わっていて面白いといえば面白い。
6 Don't let me be lonely 1972年
ジェームス・ティーラーの“One Man Dog”の中の曲。これは良い感じ。
7 Mr.Tambourine man 1965年
ボブ・デュランの曲ですが、同年ザ・バースでもヒットした曲です。デュランの
曲だけに、ジャレットのマイ・バック・ページと同じハーモニーが出てきます。
8 明日に架ける橋 ポール・サイモン 1970年
トロテニョンも充分知っている曲なのでちょっとしつこくチャレンジしています。
9 L'EST EXTRA レオ・フエレ 1969年
フランスのシャンソン、聞きなれているのか、落ち着いたしっとりした演奏です。
10 僕の歌は君の歌 エルトン・ジョン 1970年
曲が良いので、奇をてらわずトロテニョンがきれいに弾くだけで素晴らしい雰囲気になる良い演奏です。
11 THE END ドアーズ 1966年
コッポラの地獄の黙示録でも使われた、あの時代の超有名曲。
こうしてみますと私ぐらいの年代は、思い入れが入ってくる曲が多いです。トロテニョンは歌曲を弾くのは大変上手いと思いますので、変に飛ばさず、しっかり歌ってくれます、ベースのヴィニョーロも良い音と、メロディです。ドラムのロマーノは何でも出来るので、逆にやましく仕組んだ感じです。一番気になるのは、これがトロテニョンのしたいことかという点で、上手いし、楽しく出来ていると思うのですが、デビュー作やMOUTIN REUNIONでの歌心を聞いているだけにやはりちょっと足りません。私の青春時代の曲なので凄く楽しめるアルバムですが、若ーい方はいかがでしょう。この企画は別のピアニストでもよかったかな。トロテニョンが上手くって最高だけど、トロテニョンが別の凄いアルバムを出してくれるほうが待ちどうしい。
私はその時代にはjazzを聞いていましたが、知らないわけではないので、なつかしいものが多く、聴きたくなったアルバムです。
ただどうでしょう、フランスのレコード会社の企画ということもあります。トロテニョンが生まれる前の曲が多いので、どこまで感情が入るのでしょうか。
知っている曲が多いので、ちょっと発売された時期を調べてみました。ちなみにトロテニョンは1974年の生まれです。
1 Love me please love me (愛の願い)ミッシェル・ポルナレフ 1969年
フランスの曲なので充分聞いているでしょうし、乗った演奏です。
2 Say it ain't so Murrary Head 1975年
この人は知らない人ですが曲と演奏は美しく、アルバムでも良いと思いました。
3 Valse de Melody
Jetaime moi non plus 1969年
セルジュ・ゲンスブールがジェーン・バーキンとの関係をつずった有名曲。
ピアノは無難に弾いている感じです。
4 Sea song 1974年 ロバート・ワイアット
Crying song 1969年 ピンク・フロイド
5 Block Dog 1971年 レッド・ツェッペリン4
ピアノでやるには、ださい曲のように思いますが、変わっていて面白いといえば面白い。
6 Don't let me be lonely 1972年
ジェームス・ティーラーの“One Man Dog”の中の曲。これは良い感じ。
7 Mr.Tambourine man 1965年
ボブ・デュランの曲ですが、同年ザ・バースでもヒットした曲です。デュランの
曲だけに、ジャレットのマイ・バック・ページと同じハーモニーが出てきます。
8 明日に架ける橋 ポール・サイモン 1970年
トロテニョンも充分知っている曲なのでちょっとしつこくチャレンジしています。
9 L'EST EXTRA レオ・フエレ 1969年
フランスのシャンソン、聞きなれているのか、落ち着いたしっとりした演奏です。
10 僕の歌は君の歌 エルトン・ジョン 1970年
曲が良いので、奇をてらわずトロテニョンがきれいに弾くだけで素晴らしい雰囲気になる良い演奏です。
11 THE END ドアーズ 1966年
コッポラの地獄の黙示録でも使われた、あの時代の超有名曲。
こうしてみますと私ぐらいの年代は、思い入れが入ってくる曲が多いです。トロテニョンは歌曲を弾くのは大変上手いと思いますので、変に飛ばさず、しっかり歌ってくれます、ベースのヴィニョーロも良い音と、メロディです。ドラムのロマーノは何でも出来るので、逆にやましく仕組んだ感じです。一番気になるのは、これがトロテニョンのしたいことかという点で、上手いし、楽しく出来ていると思うのですが、デビュー作やMOUTIN REUNIONでの歌心を聞いているだけにやはりちょっと足りません。私の青春時代の曲なので凄く楽しめるアルバムですが、若ーい方はいかがでしょう。この企画は別のピアニストでもよかったかな。トロテニョンが上手くって最高だけど、トロテニョンが別の凄いアルバムを出してくれるほうが待ちどうしい。