JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ジムの帰り道に拾った、アラモード  / Modalalamode

2007-01-28 16:41:03 | 聞いてますCDいいと思う
今週もまたジムで800m泳いだり歩いたりしてきました。その帰り道レンタルショップが半額なので、なにかないか探したら、全然知らない不思議なのと、古いけど聴いた事のないのを2つ拾いました。そのうちの1枚がこれ。パオロ・スコッティという人が、イタリアのモードジャズ演奏をコンピレーションしたものです。アルバムのタイトルが“モーダル・ア・ラ・モード”“モーダルの最新流行”まさにその通り、コンピした人の意志がしっかり伝わってくる選曲です。
ミュージシャンの中には、知ってる名前がちらほらとあります。

1 IMPULSE           DINO & FRANCO PIANA QUINTET
album“Together”  
トランペットとトロンボーンの2管のバップ、ドラムとベースがしっかり刻むリズムにトロンボーンのDino Pianaが気持ちよいソロを吹いています。 

2 LA STALLA DI PEGASO     ABBATE, NICOLA, FONTANA, ALBANO
album“Brecce”
同じようなシンバルのリズムにFuvio Albanoのテナーソロ、続くCorrado Abbateはホーンライクなピアノソロが良い、Raffaele Fontanaの長いドラムスソロも聴かせます。

3 SPRING            ANTONIO FARAO QUINTET
album“Expose”
軽やかなリズムは同じで、少し新しい感じのAntonio Faraoのピアノソロがフレシュ、ちょっと粗いけどTony Arceのドラムスも手数が多い

4 WOODY FLAVIO BOLTRO QUARTET
  alubum“Flabula”
Favio Boltroのクリフォード・ブラウンばりのソロとバックのAldo Zuninoのベースラインが良い。ピアノはMassimo Farao,ドラムスのGiulio Capiozzも一生懸命叩いています。

5 TUTANKHAMON DANCE NUOVO SESTETTO ITALIANO
alubum“Art song”
このアルバムでコンピしている人の選曲基準か、軽快なテンポとテーマがはっきりしているのは、このペットとソプラノでも同じ。Piero Odoriciのソプラノソロが良い。ドラムスはgianni Cazzola,ベースはPietro Leverattoです。

6 NAIMA ANTONIO FARAO QUARTET
album“Expose”
曲は“NAIMA”トランペットのFranco Ambrosettiのストレートのテーマとソロの後アントニオ・ファラオのモーダルなソロが良い。
7 CALYPSO DINO & FRANCO PIANA QUINTET
album“Together”
ラテンタッチの軽快なテーマがかっこいい曲です。

8 PROOF OF THE PUDDING MICHAEL COCHRANE QUINTET
album“Elements”
アップテンポなサンバのリズムが気持ちよくテーマの後のMichael Cochraneのピアノソロが良い。トランペットはTom Harrel,テナーはBob Malach

9 NEW BORN IDEA6
album“Metropoli”
このアルバムを表すような3管編成のバップ。Gianni BAssoはいつものテナーですが、 Dino PianaのトロンボーンとGuido Plstocchiのトランペット、ピアノは大好きなAndrea Pozzaでドラムスとベースもpazzoのピアノトリオで一緒のStefano BagnoliとLuciano Milanese。

10 BABIR ALLIANCE
album“Allance”
このアルバムでは珍しくドラムスのソロから入りホーンはテーマのみ、ピアノのRiccardo Zegnaがモーダルなトリオ演奏を聴かせます。テナーがPiero Tonolo,トロンボーンがRobert Rossi,Pietro LeverattoのベースにJoe Cambersのドラムス。

11 SPAGNA PIANA, VALDAMBRINI SEXTET
album“Piana,Valdambrini Sextet”
ここではピアノがEnrico Pieranunzi,ドラムスがRoberto GAttoになっています。長めの演奏でカスタネットのバック、闘牛のファンファーレのようなイントロから、フラメンコの哀愁あるテーマがユニゾン、その後のトロンボーンのソロも良いメロディです。ペットのソロになるとフラメンコ風ではなくなるのですが、ベースMassimo Moriconiのソロでまたフラメンコ調に戻っていく、ちょっと組曲風の曲です。トランペットがOscar ValdambriniとFranco Piana,トロンボーンがDino Piana。


ほとんど全ての曲が良く、演奏も粒ぞろい。イタリアのタイトル通りのモードジャズの楽しさが伝わったアルバムでした。

コメント (2)
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