JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

名前はそうかも知れないけれど / SUPER STAR TRIOK

2007-12-08 21:31:41 | 聞いてますCDいいと思う



このアルバム2002年の録音です、1995年にも同じメンバーの録音“THE HEART OF THE SWING”があり、なり長く一緒に演奏してきたコンビネーションを感じます。
今度は名前が“SUPER STAR TRIOK”と言う凄いものですが、どうでしょう。
ピアノのDado MoroniはピエラヌンティとのDUOとかREY BROWNとのアルバムを持っていますが、私としては少し派手過ぎるというのが印象です。
ベースのMassimo Moriconi はファブリオ・ボッソなどと最近よくやっていますし、ドラムスのStefano Bagnoliはついこの間入手したIdea6の“STEPIN' OUT”で叩いている人で、やはりかなりSUPERであることは確かです。
1曲目、エッジの立ったピアノでゴリゴリとくるのは気持ちの良い始まるです。
2曲目は静かなエレピからはじまり、エレベのの音が低くビーンと入りますが、内省的な曲。
3曲目歯切れの良いピアノにつけるベースもドラムスも、スパーと名を付けるだけあって聴かせます。
4曲目はまたエレベのサウンドにちょっとチョッパーをいれて、ハモンドがファンキーに弾きくとこれが“So What”でかっこいい、5曲目“You've changed"では優美なひびきをで聴かせます。
6曲目はエレベだけれどもピアノはアコーステック、、モンティ・アレクサンダーの曲をファンキーに演ります。
7曲目はがらりと派手なラテンリズムで“Love for sale”ピアノが少し乱暴ですが、これでもかと弾きまくり、8曲目はMoroniのピアノソロでトラディショナル、何でもできるぞと自己主張が強い人です。
まるでコンサート演出みたいだけれど、これがスタジオ録音、10曲目はBagnoliのドラムスソロ11曲目は“Oleo”をMoroniがvoxと言う解らない楽器で(エフェクターが付いたマウスピースだけみたい)演奏しますが、これはいただけない。
最後はピッコロベースをMoriconiが弾きMoroniがダブルベースを弾きます。これは達者で、ベーシストと言ってもおかしくない。
手を変え、品を変えの13曲がスーパーなのか、確かにスーパースター的ではありますが、ちょっと品があるとはいえないネーミングです。


SUPER STAR TRIO / MORONI MORICONI BAGNOLI

Dado Moroni (p,el-p,hammond, b,vo)
Massimo Moriconi (b,el-b,piccolo-b)
Stefano Bagnoli (ds)

1 What is this thing called love
2 Humanity
3 Hunter's blues
4 So what
5 You've changed
6 Renewal
7 Love for sale
8 Sometimes I feel like a motherless child
9 C.A.
10 Brushes
11 Oleo
12 Assolo disperatamente
13 FSR
コメント
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