中古屋さんで見ていてあれっと思ったアルバム、ジャケのこの写真はよく覚えているのにアルバムは忘れていました。
そんなことで即購入、バートンのアトランテックのアルバムを網羅できました。
バートンはRCAでアルバムデヴューして、そのスタイルはアトランテックでよりポップな部分が加わります。
ラリー・コリエルというある意味凄いロックギターがいなくなりましたが、サム・ブラウンとかジュリー・ハーンとかのカントリー調やゴスペル調のギターが入り面白い色になった時期でした。
私はRCAとアトランテックのバートンが大好きなのでこのアルバムに出会って大満足です。
1969年の録音、キースと一緒のアルバムの前の年の録音です。
アトランティクに移った1作目「鼓動」があまり良くなかったために、このアルバムをあまり意識しなかったのでしょう。
この次のキースとのアルバムで完全に参ってしまうので影が薄くなってしまいました。
1曲目スワローがまだアコベースでロックリズムを刻む私としては大好きなパターンです。
メロディは電気的な処理のされたヴィブで、曲調にはあって乗っていますが、以後バートンほとんど使っていません。ある意味興味深い、楽しいです。
そこに絡むギターがS・ブラウン、J・ハーン,E・ゲールで、エリック・ゲールがバートンと演っていたのはあまり知らないのでゲールの識別は出来ません。
でもあふれ出るギター音がシャワーのように降りかかります。
2曲目は哀愁こめたGLL EVANSの曲、メロディが確りと線になったラインです。
これって今のへヴィーロックになると思ったら多くのミュージシャンが演奏していました。バートンは今に通じるフレーズの演奏です。
3曲目、いかにもこのころのバートンという演奏にいかにもS・ブラウンというギターが重なります。
4曲目はカントリー・ゴスペル・ロック・ブルースと勝手に言いたくなるオーティス・レディングの歌った曲、6曲目がアレサ・フランクリンの歌った曲、こんなところにアトランティックの特色がでています。
5曲目もバートンらしい曲、普通のエレベラインを弾いているからこれはチャック・。
6曲目ギターソロから入る演奏、これがエリック・ゲールかな、3本のギターが特徴があってギター好きには面白いアルバムに思います。
Good Vibes / Gary Burton
Gary Burton vibes,organ,piano
Sam bruwn gutors
Jerry Hahn gutors
Eric Gale gutors
Richard Tee piano,organ
Steve Swallow bass,elbass
Chyck Rainey el bass
Bill lavorgna drums,
Bernard purdie drums,percussion
1 VIBRAFINGER
2 LAS VEGAS TANGO
3 BOSTON MARATHON
4 PAIN IN MY HEART
5 LEROY THE MAGICIAN
6 I NEVER LOVED A MAN