ジャケットがきれいで、結構お安い、ヨーロッパにもいいギターが多いのでと思って拾いました。
全曲ヤマハのアコーステックギターの演奏ですが、ジプシー・スウィングが入ったスタンダードの様な曲、このアルバム全曲はギタリストの曲です。
引き続くピアノもしっかりとしたラインを維持する、なかなか技量のある人たちみたいです。
北欧から東欧の風が吹いているみたいです。
ジャケの写真もきれいで北欧のどこかの写真と思ってみていました。
ベースはエレキを使用していますが、まあ許されるかなという感じです。
2曲目もエレベととギターのユニゾンから始まる演奏はおや、フュージョンの香りもかなりあると思って聴いています。
ピアノといい、エレベといい、もちろんギターも演奏もかなり、これかなりの感じだと思います。
3曲目ピアノのリズムからパーカションがはいりやはりベースとギターのユニゾンはフュージョンの香り充分、とてもさわやかな曲です。
このベース、上原かおりのところで弾いているトニー・グレーを感じるソフトに芯のあるフュージョンという感じです。写真を見れば結構お年です。
音をききながらジャケを見てみれば、なんと録音はロサンジェルス、これアメリカなんだ。
と驚いて調べれば、このフランク・ギャバレというギタリスト、チック・コリアのエレクトリック・バンドで演ってた人でした。そういえば名前聞いたような、ギター小僧や少女では当たり前の人でしょうが、失礼しました。
ありゃロスの風なのか。
パーカションが入っているのが3,5,7,8ですがこれがいい、フュージョンのロスの風が気持ちよい。ギターのテクニックがじんわりとにじみ出て結構凄い演奏です。
7曲目はちょっと曲調が変わって、ゆったりとした静けさを含んだ明け方のような曲、コンサートで静かに間に挟むと大うけのような曲です。
ピアノはベネゼイラ出身の人、ベネゼイラの風か、いやベースはカナダの人でカナダの風か。
8曲目、なかなかテクが充分なこの人たちがあつまった風が吹くこれは知りませんでしたが広いものでした。
ギャバレさんのファンのかた不勉強で申し訳ありませんでした。この曲でもなかなか凄い早弾きギターです。
このアルバム実は23才の時にオーストラリアからアメリカに渡ったギャバレが当地の母親に捧げるアルバムで、ジャケの写真はオーストラリアかもしれません。
オーストラリアの風なのかも、どこで吹こうがあたたかさを持ったさわやかな風でした。
NATURAL HIGH / FRANK GAMBALE
Frank Gambale-acoustic guitar
Otmaro Ruiz-piano
Alain Caron-bass
Mike Shapiro-Percussion on 3,5,7 and 8
1. You Are All the Things
2. We'll Remember December
3. D's Living Room
4. Fortune
5. Long and the Short of It
6. Have You Met Tom Jones?
7. Principesa
8. Scottish Highlands
9. Another Challenger