夏がちかくなったけれどまださわやかな日があるから、なんかさわやかに過ごそうと、知らない人だけれどジャケで2枚選びました。
そのうちの一枚がこれで、ビクターからでているから日本語の帯がありわかりやすい。限りなく印象派の絵画に近い音楽とあり、ピアノとギターのデュオらしい。ブラジル音楽の持つもう一つの魅力らしいから、これは問題内だろう。どの程度良いかという期待が持てますが、1990年録音だから古いアルバムです。
そしてかなり良い、ピアノのジルソン・ペランゼッタという人はイヴァン・リンスを支えた偉大なピアニストだそうだけれど、そもそもイヴァン・リンスをしらないのだからあきれられてもしょうがない。
ギターの人もかなりのテクで結構硬派なヂュオになっている。
プロデューサーが日本の人なので、まじめな取り組みの雰囲気がでていて、しっかり弾くピアノにしっかりギターが反応している。もうすこしブラジルらしいほんわかムードがあっても良いともおもうけれど、きちんとしたデュオです。
5曲目のティコティコは知っている曲でやはり楽しい、“Wave”は結構まじめです。
しっかりと組み合わさった演奏は、そのベースにブラジルの心が同じという感じで見事です。
これは夏の盛りにもう一度とりだして聴くことになりそうです。
REFLECTIONS GILSON PERANZZETTA & SEBASTIAO TAPAZOS
REFLECTIONS GILSON PERANZZETTA piano
SEBASTIAO TAPAZOS acoustic guitar
1. Choro Sim, Por Que Nao
2. Travesso
3. Um Certo 82
4. Cosme Velho
5. Tico-Tico
6. Duas Contas
7. Noa-Noa
8. Foi Por Amor
9. Mocorongo
10. Wave
11. Lado A Lado