blogを見ていて気になるアルバムというのがあって、リーダーは知らない人だけれど、サックスは顔だけ覚えている。好きなジョージ・コリガンがピアノを弾いているから買ってみた。2011年6月ブルックリンでの録音です。
1曲目、ベース音につづいてソプラノ、ピアノ、ドラムスが一気に疾走始める、コンテンポラリーな始まりです。リーダーのベーシスト、アーロン・パークスとも演るそうですが、パークスの入るジェームス・ファームと通じるサウンドの感じです。
コリガンのピアノひさしぶりなので、これはうれしい。
3曲目、ルディ・ロイストンという人もタイトでいいドラムスです、そうするとやはりコリガンのソロ、何時もよりか弾きすぎず一寸抑えているところがとても良い。
4曲目アルコのソロから始まる曲、現代JAZZベースではアルコ・ソロは必須、アメリカの人もアルコがとてもうまくなったと思います。
すべてリーダーのジョシュ・ギンズバーグの曲だそうですが、なかなか良い曲、テナー、ソプラノの持ち替えもぴったりです。
7曲目、コリガンmpピアノ・ソロから疾走するグループ、ドラムスがとにかくうまく煽ると、エリ・デジブリも抑制ぎりぎりまでいってくれます。リーダーが一番目立たないけれどそれでもいいか、こうゆうのをブルックリンで聴いたらさすが本場と声が出てしまいそう。
一寸気になっていたアルバムを選んで、それが正解だととても気分いい、アンテナ高くしなくっちゃ。
ZEMBLA VARIATIONS / JOSH GINSBURG
ELI DEGIBRI(ts,ss)
GEORGE COLLIGAN(p,fender rhodes)
JOSH GINSBURG(b)
RUDY ROYSTON(ds)
1. Push Bar (For Emergency Exit)
2. Zembla Variations
3. 10,000 Leagues
4. Koan
5. Gently
6. Oxygen
7. Red Giant
8. Jakewalk