JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

花形のままで Alma Adentro / MIGUEL ZENON

2012-12-06 22:09:51 | 聞いてますCDおすすめ


「RAYUELA」というアルバムでミゲル・セソンというアルト・サックスのプレーヤーに吃驚したので、その前に気になっていたアルバムをたのんだ。
プエルトリコ出身のミゲルが、副題にもあるようにプエルトリコのはやり歌を演奏したアルバムです。

1曲目から、あの驚いた凄いフレージング出ていて、出身地の歌とあって、とてものびやかな雰囲気です。
2曲目はガラッと変わって泣きのバラッド、この人のYuoTubeを見たけれど、スタンダードのバラッド・プレーも相当なものでした。
この人ほぼ吹いている感じですが、3曲目この人の次にはピアノが多くソロをとります。これが良い、ルイス・ベルドモというひとだそうでかなり活躍しているピアノストでした。
4曲目はしっとりしたバラッド、ピアノの後はベースソロ、この曲とてもJAZZ色がつよくて、「RAYULA」よりも曲がシンプルなので聴きやすい。さすがグラミー賞候補です。
6曲目、悲しげな旋律から感情のこもった急速なフレーズへ、ミゲルの骨頂でしょうか、特徴というか、あくというか、それに負けないように一寸ひいて聞く聴き方もあります。
私見栄を切っている役者を思い浮かべます。花形と呼ばれる役者の自負を感じます。
それを感じるジャけも良い。

中村屋が亡くなりました。磊落な方だったと思います。
同い年だとおもっていましたが、年下でした。
とても残念です。花形のままで逝ってしまいました。

Alma Adentro The Puerto Rican Songbook / MIGUEL ZENON

Miguel Zenón Alto Sax
Luis Perdomo Piano
Hans Glawischnig Bass
Henry Cole Drums
Woodwind Ensemble
Guillermo Klein Conductor
Nathalie Joachim Flute
Domenica Fossati Flute
Julietta Curenton Flute
Romie de Guise-Langlois Clarinet
Carol McGonnell Bass Clarinet & Clarinet
James Austin Smith Oboe
Brad Balliett Bassoon
Keve Wilson English Horn
Jennifer Kessler French Horn
David Byrd-Marrow French Horn

1. Juguete
2. Incomprendido
3. Silencio
4. Temes
5. Perdon
6. Alma Adentro
7. Olas Y Arenas
8. Amor
9. Perfume de Gardenias
10.Tiemblas
コメント
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