ジェフリー・ディーヴァーの「リンカーン・ライム」シリーズは人気があるから図書館も5冊用意してくれた。
出版を知ってすぐ予約したから思わず早い順番で読むことができました。
読んでいない人がまだ多いだろうから、ストーリーは一切みえたら困るけれど、事件はすぐに起きるので、気に入ったところを抜粋しても大きなネタバレにはならないだろう。
今回「バーニング・ワイヤー」はシリーズ9作目だそうだけど(もちろんすべて読んでいる)今回の凄いところは犯人の武器選び、これはディーヴァーの知恵勝ち、上手いセッティングが続きました。
ディーヴァーを続けて読んできているから、仕掛けやトラップっを想定しながら読んで、それと実際との違いを読むこともこの本の魅力、期待とおり驚かせてくれました。
さて抜粋、これは犯人が武器について思ったことだけれど、これを抜粋したことを作者、訳者は起こらないだあろう。きっと読みたくなると思います。
「 電気は止めることができる。管理だってできる。だが、電気を欺くことはできない。生み出された電気は、本能的に、なんとしても地中に還ろうとする。一番の近道をいけば人の命を奪うことになるとしても、文字とどおり一瞬の迷いもなくその近道を行く。
電機は良心をもたない、罪の意識とは無縁だ。
新たな武器について知るなかで、何より感服させられたのはそのことだった。にんげんとは違い、電気は本来の性質にどこまでも忠実だ。 」