JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

バロックJAZZ ROBITHOLGY / ROBERT LAKATOS

2012-12-16 16:43:39 | 聞いてますCDいいと思う


ロバート・ラカトシュは久しぶりに買ったけれど、結構強靭なピアノタッチで始まって、ドラムスのソロもしっかりと叩いていて驚いた。
2曲目はラカトシュ一族の誰かの思いでを綴った静かな曲。
3曲目、左手がコードを弾くのではなく、フーガを弾くように右手と連動してうごくから“No Moon at All"という曲がバロック音楽をJAZZにしたような思う気です。
4曲目ラカトシュのタイトル曲は、キース、ヘイデン、ポール・モチアンを思わせる演奏で、このトリオの相互間、慣れてくるととても良い。
テナーが入ったバラッドはメセニーの曲、良い音色で上手い具合に挟まれた曲になった。
6曲目はラカトシュの曲で、3曲目と同じような奏法、ベースとドラムスがそれぞれ独自のラインを作って、ベース・ソロにうつるところなど、キースのバンドによく似ています。
7曲目は“ヒイヤーズ・ザット・レイニー・デイ”スタンダードは少し甘さを加えたしっとりした曲調にして、これも塩梅を良くしている。
8曲目、テナーが入って、これもアメリカン・カルテットを思い出す。
最後は再びテナーで、これはちょっとスタイルを古くして、コルトレーンがアトランテックに移ったあたりの感じで楽しい。

このアルバム、最初一寸とっつきにくいかなと思ったけれど、聞けば聞くほど味がでてきて、お薦めまでまで登りつめました。

ROBITHOLGY / ROBERT LAKATOS

Robert Lakatos : piano
Christian Lakatos : bass
Elemer Balazs : drums
Gabor Bolla : tenor sax

1. Voyage
2. In Memory of Geza Pecek Lakatos
3. No Moon at All
4. Robithology
5. The Bat
6. Everything
7. Here's That Rainy Day
8. Blues For It
9. Sweet And Bitter
10. April in May
11. Brother Johann
コメント
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