中古屋さんで漁っていて、このジャケ見たことないけれどリズムがイエスパー・ルンゴーとモーテン・ルンドだから悪くないしと思って買いました。で1曲目音がなりだして驚いた、カーステン・ダールのアルバムだと思って買ってきたのだから大恥です。
こちらクリスティーナ・ダールだから普通の人は間違わない、私名前を適当に覚える癖(正確に覚えられない能力)なのでこんなことがあるのです。まさかね、Caesten DarlとChristina Dahlだからね、でもリズム隊をみて思い込んでしまいました。
デンマークつながりで近いじゃないのとは言い訳で、ビートとか合いの手がしっかり入ってJAZZの正調なところのある始まりです。
2曲目、コルトレーン風かなとも思って聞いているけれど、曲を生かして吹いていて、これはこれで正しいテナーマン、いやウーマンだ。
4曲目、ブルースを吹いている感じをつくるところ、これってアルバート・アイラーをソフトにした感じです。
5曲目、テナーのフレージングは一寸古いバッパー、ホーキンスとかヤングとかの趣きがあり、1時代のショーターとかジョーヘンを飛び越して今を作っている感じで面白い。
6曲目、オーバーダブでのハーモニーを作るところは、アルバート・アイラーがハーモニックで和音を作っていたのを思い出しました。
この人知らないひとだけれど、画像を観るとちょっとオバサン、でもとてもフレージングがなめらかでカッコイイオバサンみたいです。
7曲目、イエスパー・ルンゴーの凄いアルコのソロから始まって、テナーがかなり飛んで、一寸デヴィッド・マレーを思います。
8曲目はフォービート、曲名からしてあの曲の逆狙い?ルンゴーのウォーキングがカッコ良い、ブルースに回帰するようなテナーを聴かせる1曲。
すべてこのオバサン(失礼)の曲だそうですが、これもなかなか凄いことです。
Now Is Now / CHRISTINA DAHL
Christina Dahl(sax)
Jesper Lundgaard(a-b, el-b)
Morten Lund(ds, perc)
1. Now is Now
2. Colours of my Inner Forest
3. Tarzan Swing
4. Lovely Angel
5. Lost in Thoughts
6. Precious
7. Forever
8. Small Footsteps
9. While the Summer Twinkle