JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ドイツ連なり respect / Manfred Brundl

2013-10-09 21:03:02 | 聞いてますCDいいと思う


まるで知らない人で、ジャケットもよくよく見るとあまりよくない、それにドイツなぜ買ったのかまるで不明なアルバムです。
1曲目モーダルの入ったでも重たくはないソプラノ・サックス、マッコイタイナー風のブロッキングのピアノなのでコルトレーンを意識したグループでしょうか。
2曲目はみじかいけれどよりモダンにした曲。
3曲目、ベースがリーダーですがここまでソロなしピアノがラインを作っている感じです。
4曲目アルトのメロディがコルトレーンの“マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ”をなぞるのでこれはコルトレーンへのトリヴュート、アルバムタイトルも「respect」でどの曲も特別な人に捧げているのでしょう、このアルト音色がいいです。
5曲目はフリー・インプロ。
6曲目このピアノなかなかいい1962年うまれだから結構年季を積んできた人なのだろう、その後のベースがウォーキングを入れたソロ、この人も40半ばの人のようです。
9曲目モーダルで激しめの演奏は奥行きもありなかなかいい。
10曲目はベース・ソロ、ピッチもしっかりしているし音色も良くて好きなタイプのベースです。
グループ名をサイレント・ベースとしているのが表れているような。
最後の曲アグレッシブでいて構成も効いている。

2006年のアルバムですが、このグループこのあとにも2つのアルバム(最新はサックスがちがうけれど)を出している様で認知されても良いように思います。ドイツとなると一寸難しいかな。

これはなかなか拾い物でした。


respect / Manfred Brundl

Manfred Bründl double-bass
Hugo Read alto saxophone
Achim Kaufmann piano
Jo Thönes drums

01.Gustav
02.Leonardo
03.Nelson
04.Only U
05.Arnold
06.Jacqueline
07.Ernest
08.Carl
09.Egon
10.Charles-Édouard
11.Anton
コメント
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