JAZZ最中

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頑張れジョー・ロック MAKRAM / JOE LOCKE

2023-08-25 08:45:18 | 聞いてますCDおすすめ


ゲイリー・バートンが引退してからvibが身近でなくなって、時々無性に聞きたくなる。それをおぎなってくれるのがJOE LOCKEのような気がする。
時たまJoeを調べるのだけれど、新しいものを出していた。今年の3月ぐらいにリリースだから今年のアルバムにいれていいかな。
まず1曲目”Love For Sale"って今時選曲するのかと考えるけれど、これが驚き、ある意味ロック、うまい感じでキーボード。ドラムスのソロとこのように出来るのだと認識しました。
2曲目はホーンも入れたバラッド、伸びるヴァイヴの音にホーンがうまく調和して、かっこいいソフト・ロックの感じ。
3曲目タイトル曲の”Makram ”は、エキゾチックなテーマをハードに決めていく曲で、ジョー・ロックの音楽的な斬新が健全だと思う。
4曲目はホーンを入れた気持ちの良いバラッドだけど、なぜバートン引退の後、ジョー・ロックを聴きたくなるのか解った。マレットを叩くリズム感覚がバートンに似ている、そこが気持ち良いのだ。
5曲目”Tushkin”のフュージョン、このサウンドでなだなだ心地よく感じるのは、サウンドセンスの凄さなのdろう。
6曲目、このカルテット、ピアノが入るからギターがないのだけれど、ついついバートンをおもうと、エレキ・ギターの音もここらへんでなってくれたら嬉しかった。ドラムスのSamvel Sarkisyanが実にタイトによく叩いている。
7曲目はギタリスト、"Vic Juris”に捧げたバラッド、だからここにもギター入れて欲しかった感あり。
ただサウンドは下手ることはない、8曲目ピアノとヴァイヴのユニゾンはしっかりとハードな雰囲気を作って良い。
最期は”ラッシュ・ライフ”、バイヴのヴァーチュオーソ、これ最近聞いていなかったなと思う。
お願いだから、ジョー・ロック、これからも頑張って欲しい。

MAKRAM / JOE LOCKE

Joe Locke (vibes, additional-Key)
Jim Ridl (p, Key)
Lorin Cohen (ac-b, el-b)
Samvel Sarkisyan (ds, cym)
Special Guests:
Doug Beavers (tb) 2, 4
Eric C. Davis (french hoem) 2, 4
Jennifer Wharton (b-tb, tuba) 2, 4
Samir Nasr Eddine (oud) 3
Bahaa Daou (riq) 3
Tim Garland (ss, b-cl, fl) 5
Recorded March 29-30, 2021 at Franklin Academy, NJ, USA and March 31, 2021 at Trading 8s Studios, NJ, USA

1. Love For Sale (Cole Porter) 7:04
2. Raise Heaven (for Roy) (Joe Locke) 7:32
3. Makram (Joe Locke) 7:30
4. Elegy For Us All (Joe Locke) 3:38
5. Tushkin (Samvel Sarkisyan, Loe Locke - intro) 6:46
6. Shifting Moon (Joe Locke) 9:08
7. Song For Vic Juris (Jim Ridl) 7:53
8. Interwoven Hues (Lorin Cohen) 7:34
9. Lush Life (Billy Strayhorn) 4:59
コメント
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