JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

この曲が聴きたい 1 COMO EN VITNAM BURTON&JARRETT

2006-09-04 18:51:42 | この曲が聴きたい
JAZZ最中の記事を書いているなか、記事には書かないだろうと思っていたミュージシャンがいます。神様みたいな存在のキース・ジャレットです。ジャレットについて書くなぞ恐れ多く、大それた事みたいに思っていました。今回アルバムを取り上げました。こういう方法があるのでありました。
ステーブ・スワローのアコベが好きと書いてG・バートンの“IN CONCERT"を聴きましたが、好きな曲とし“COMO EN VIETNAM”をあげました、そのアルバムです。なんとG・バートンのグループにK・ジャレットが参加したアルバムです。1970年に録音されたものです。ステーブ・スワローの1曲以外はK・ジャレットの作曲のアルバムになっています。スワローの曲はジャレットの曲に充分対抗できる曲で、時代を反映してベトナムを題材にした、若者のナイーブな感性と物悲しさを表した曲に感じます。ギター、バイブのテーマにジャレットがソプラノでメローなソロをとり、ギターの短いアクセントの後、バイブのソロとテンションがあがって行きます。この曲楽器構成はともかく、誰かに取り上げて欲しいのです。曲に充分なける盛り上がりがあるので、いいと思うのです。
他ははジャレットの曲ですが、好きな曲ばかりです。2曲目バートンとジャレットのデュオは今でも新鮮です。4曲目もカントリーテイストのジャレットのソロで始まります。ジャレットはECMで孤高の域をめざし多くの人の尊敬、畏敬の念を集めるようになりますが、それ以前には、この演奏のように、同世代の共感、共鳴が渦巻く演奏があったのです。私もその一人であたったことは喜びです。
5曲目に入ると時代を表したロック調ですが、サム・ブラウンの臭いギターソロが今はうれしく聴けます。
このアルバムは、買いなおしたもので、バートンの“THROB"というアルバムとカップリングですが、こちらは完全におまけみたいで面白くありません。
ジャレットここまできたら、デッジョネットとのデュオまで行きたいところです。

こうやって記事を書いていると、お知らせ来ました。

キース・ジャレット JAPAN TOUR 2007

2007 4/30 上野 東京文化会館大ホール
2007 5/8  上野 東京文化会館大ホール
2007 5/10 新宿 東京厚生年金会館

ちなみにe.s.t は1/13(土)に渋谷 オーチャードホールです。



GARY BURTON & KEITH JARRETT

KEITH JARETT p elp ss
GARY BURTON vibes
SAM BROWN gutar
STEVE SWALLOW bass
BILL GOODWN drums

1 GROW YOUR OWN
2 MOOMCHILD/IN YOUR QUIET PLACE
3 COMO EN VIETNAM
4 FORTUNE SMILES
5 THE RAVEN SPEAKS




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