JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

涙つづき ロレンツィオ・オイル

2010-05-16 20:54:24 | 聞いてますCDいいと思う
昨日は渋谷で『オーケストラ』という映画を観ました。
最後12分に及ぶ演奏シーンで涙がでて、隣に坐っていた青年もグシュグシュでした。
今日はオクサンからCD2枚レンタル無料券をもらったので、1枚はオクサン用トクサマと、私はこれというのがないので、普段はほとんど聴かない人のアルバムを借りてきました。
そのアルバムの前にDVDのほうもレンタル、これが昨日に引続いての涙になってしまいました。
1992年のジョージ・ミラー監督の「ロレンツォ・オイル」という映画です。
オクサンが借りてきたものですが、見始めればこの話は知っています。図書館で本は手に取ったことがあるからです。




内容は、副腎白質ジストロフィーを発病した一人息子のために、治療法も確立されていない病気を相手に銀行務めの夫婦が無からその病に画期的な治療法を作り上げていく姿を追っていきます。
実話が元で、まず5歳の子供を演じる子の病気の演技が凄い、本当としか見えません。
そして両親を演じる、ニック・ノルディと、特にスーザン・サランドラの迫真の演技が凄い。
こっちはジンワリと泣けました。

でその後は、ショパン生誕200年を記念して、小曽根がショパンの曲を、2曲はヴォーカル入り、2曲がハーモニカ入り、その他はピアノ・ソロ、もちろん小曽根ですからただクラシカルに弾くのでなく、しっかりJAZZ風味あり、予想よりはずっと面白い。



小曽根さんのピアノはちょっと波長が合わないところありましたが、この様にショパンの原曲がきちんとあると、それが規範となってとてもすんなりと入ってきました。
1曲目と12曲目でのポーランドの歌姫アナ・マリア・ヨペックの声も落ち着きますし、ハーモニカのグレゴアー・マレとの4曲目も面白い。
10曲目のポロネーズ、11曲目など後半まで聞いてきたらなんだかゆったりとしてきました。

road to Chopin / 小曽根 真

1. ドゥムカ(あるべきもなく)
2. マズルカ 第13番 イ短調 作品17の4
3. ワルツ 第6番 変ニ長調 ≪子犬≫
4. 前奏曲 第4番 ホ短調 作品28の4
5. 練習曲 第4番 嬰ハ短調 作品10の4
6. 前奏曲 第15番 変ニ長調 作品28の15からの即興
7. マズルカ 第24番 ハ長調 作品33の3からの即興
8. ワルツ 第7番 嬰ハ短調 作品64の2
9. マズルカ 第40番 ヘ短調 作品63の2
10. ポロネーズ 第3番 イ長調 作品40の1≪軍隊≫
11. 夜想曲 第2番 変ホ長調 作品9の2
12. マズルカ 第2番-ポーランド民謡≪クヤヴィアック≫

Makoto Ozone (p)
Anna Maria Jopek (vo) (1,12)
Gregoire Maret (harmonica) (4,7)

recorded at Lutoslwaski Studio, Warszawa, Nov9-12, 2009


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