Don Friedmanのアルバムが結構出ています。“circle Waltz”が1962年前でそれが有名すぎて昔の人みたいな思いがあります。100フィンガーズで見ましたし日本企画ものは出ているのですが、控えていました。新しいアルバムで、これはどうやら海外のレーベル、Don Friedman自身がプロデュースしているので拾いました。
1曲目柔らかいビル・エバンスみたいに始まりますすが、ベースのMartin Windは重量感があり、ドラムスのTony Jwffersonがしっかりリズムを刻み、guitarもジャージーで大変まとまりのあるジャズです。
2曲目のコール・ポーターの曲は、ギターがしっかりメロディーラインとり、その裏でベースのWindはラインが強靭です。
この後3曲はFriedmanが続きます、やさしい曲想のピアノトリオの演奏はウォームな演奏です。ベースのWindのソロが目立ちます。
次の曲もフリードマンの曲ですが、年に似合わない、骨格のしっかりした曲になっています。昔から中堅みたいな活躍ですし、外観も仙人みたいなところがあるので、かなりの歳と思いがちですが、1935年産まれの72才、まだ充分現役です。
5曲目はタイトルになっている曲、このアルバムFriedmanのトリオにguitarがゲストとして参加しているようで、これはトリオ演奏、普段からの演奏で大変息が合っていることを感じます。
6曲目はカルロスリラのボサノバ、安定したギターソロのあと、ベースソロのテクが光る軽快な演奏です。
7曲目はベースのWindのジャージな曲で、ウォーキングベースに変化するあたり、この人ドイツ人には思えないアーシーな雰囲気で、ギターもちょっとケニー・バレルみたい。非常にのりの良い曲です。
8曲目はうって変わってスタンダードの“Never Let Me Go”を深くしんみりと、ベースとドラムスもサポートも素晴らしく、キースのスタンダードを思い浮かべました。
9曲目はマンシーニの曲をベースのアルコでスタート、やがて軽快なピアノのワーク、最後の曲はFriedmanの“遅らした喜び”という曲で、追求的な部分のある曲でモーダルなところもあり、若々しい感性を感じます。アルバムの最後にこの感じは重いとも思いますが、それだけ追求的があるということかもしれません。
曲と演奏からは歳をまるで感じない、Friedmanでした。
Waltzfor marilyn / don friedman
Don Friedman piano
Peter Bernstein guitar
Martin Wind bass
Tony Jefferson drums
1 Theme for Cee Tee
2 What Is This Thing Called Love?
3 Summer's End
4 Autumn Colors
5 Waltz for Marilyn
6 Voc e Eu (You And I)
7 Early Morning Blues
8 Never Let Me Go
9 Two for the Road
10 Delayed Gratification
1曲目柔らかいビル・エバンスみたいに始まりますすが、ベースのMartin Windは重量感があり、ドラムスのTony Jwffersonがしっかりリズムを刻み、guitarもジャージーで大変まとまりのあるジャズです。
2曲目のコール・ポーターの曲は、ギターがしっかりメロディーラインとり、その裏でベースのWindはラインが強靭です。
この後3曲はFriedmanが続きます、やさしい曲想のピアノトリオの演奏はウォームな演奏です。ベースのWindのソロが目立ちます。
次の曲もフリードマンの曲ですが、年に似合わない、骨格のしっかりした曲になっています。昔から中堅みたいな活躍ですし、外観も仙人みたいなところがあるので、かなりの歳と思いがちですが、1935年産まれの72才、まだ充分現役です。
5曲目はタイトルになっている曲、このアルバムFriedmanのトリオにguitarがゲストとして参加しているようで、これはトリオ演奏、普段からの演奏で大変息が合っていることを感じます。
6曲目はカルロスリラのボサノバ、安定したギターソロのあと、ベースソロのテクが光る軽快な演奏です。
7曲目はベースのWindのジャージな曲で、ウォーキングベースに変化するあたり、この人ドイツ人には思えないアーシーな雰囲気で、ギターもちょっとケニー・バレルみたい。非常にのりの良い曲です。
8曲目はうって変わってスタンダードの“Never Let Me Go”を深くしんみりと、ベースとドラムスもサポートも素晴らしく、キースのスタンダードを思い浮かべました。
9曲目はマンシーニの曲をベースのアルコでスタート、やがて軽快なピアノのワーク、最後の曲はFriedmanの“遅らした喜び”という曲で、追求的な部分のある曲でモーダルなところもあり、若々しい感性を感じます。アルバムの最後にこの感じは重いとも思いますが、それだけ追求的があるということかもしれません。
曲と演奏からは歳をまるで感じない、Friedmanでした。
Waltzfor marilyn / don friedman
Don Friedman piano
Peter Bernstein guitar
Martin Wind bass
Tony Jefferson drums
1 Theme for Cee Tee
2 What Is This Thing Called Love?
3 Summer's End
4 Autumn Colors
5 Waltz for Marilyn
6 Voc e Eu (You And I)
7 Early Morning Blues
8 Never Let Me Go
9 Two for the Road
10 Delayed Gratification
2ndアルバムを聞いた時、この人は抽象画が好きではないかと思いました。これ当たりでした。
幸せな夜でした。monakaさんにも聴いてもらいたかったです。ここにいらっしゃったらと思うと残念です。
素晴らしいライブを見たみたいですね。多分今の彼が日本で一番弾きやすいトリオ演奏なんでしょうね。凄いのはその時感じるのですからうらやましい。思い浮かびます。
曲目をご丁寧にお教えいただきよありがとうございます。不明な最後は、多分メモのほうが正解で、彼がよく演るベアトリス(1stアルバムの2曲目)だと思います。一曲前はIn the sweet way ではなくて“In Your Own Sweet Way"ブルーベックの曲だと思います。これも彼は結構やっている。でも私も全く曲名解りません。それほど気にしていません。私の場合このようなblogに書くためには間違ってはいけないと思いながら確かめているだけです。演奏と曲名はjazzの場合乖離しても一向に構いません。気になさらずに演奏に没頭してください。
monakoさんが、「Jammin]でお話なさった、Keiさんとお会いしました。あの時は私はお話していなかったのに、このブログを通じてお知り合いになり、昨日のライブでは楽しくお話しました。又、お名前は存じませんが「Jammin」でご一緒だった方ともお話しました。皆さん、私の娘と同じくらいの年齢の方なので、なんだか親しみを感じます。
娘は昨年12月に風と共に去って、都心で一人暮らしを始めた。そんな彼女と月曜日からハワイへ行きます。彼女の友達もたまたま向こうに行っているので、楽しい旅になると思います。夫と息子は留守中はなんとかするらしいので、私はこの世の煩わしさから暫し開放され、のんびり本でも読もうかと思っています。
充分楽しんでくださいね。お知り合いの皆さんのそれぞれの心の余裕が、出会ったときにお互いを癒すのでないでしょうか。
お嬢さんとのハワイは素晴らしくポイント高いですね。お土産話をお願いします。
興味のあるものに出会い、ハイテンションなのはわからないでもないが、おかげでちょっと 雰囲気がかわってしまった。
名前を見る度、がっかりしてしまう。
monakaさんのブログは凄く楽しみなのだが。
おっしゃることは、解らなくはありませんが、貴殿のコメントも、ヨーコさんのコメントも、私としては歓迎です。これからもよろしくお願いします。
ヨーコさん、いただくコメントはどの記事に頂いても全てわかるようになっていますから、ハクエイならハクエイのところ、美術ならそちらの古い記事に頂くといいかも知れません。私の古い記事かなりくだらないものがありますからどこかに付けられます。
本日は日曜日で、法事でした。ハワイにいるかと思いましたが、こちらは暑いですよ。これからもお付き合いよろしくお願いします。