JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

再生の道 Miles In The Sky / Miles Davis

2011-01-10 15:52:41 | 聞いてますCDおすすめ


本日は成人の日、新生なる大人?の皆さんが誕生したわけで皆様おめでとうございます。
このblogを二十歳の方が読んでいるとはおもいませんが、お子が成人という方はいるかも知れません。
おめでとうございました。

新生なるよろこび、大切にしていただきたい、私は私で再生の道を歩んでいます。
昨日は部屋の移動をして、生活のポジションが決まったので、昨年水没した本屋CDのあとかたずけです。
でも昨日いつも鳴らさない場所においてあったスピーカーをパソコンのすぐ近くに持ってき
て、アナログLPプレーヤーも接続したので、古いLPと突発的に選んで鳴らしています。
マイルスのこのアルバム、“キリマンジェロの娘”とこちら“イン・ザ・スカイ”とどちらが衝撃的だったかというとキリマンジェロだと今では思うのですが、このイン・ザ・スカイ、“スタッフ”のリズムが流れ始めた時には本当にドッキリしました。ハンコックのエレピだってここら辺から始まったのです。
聴いていてうれしいのは、トニー・ウィリアムス、懐かしいし、時代の先いっているタイト感です。
水に使ったCDを乾かすとこんなになってしまうのです。ためしに皆様もにっくきアルバムがあれば試すと気持ちよいかも知れません。



でもこちらは、愛しているアルバムですから、困ります。
リフォームでCDを並べる棚を作ってもらいましたが、なんとそこで乾燥の作業をしています。アルバムが膨れて、この棚にどう並ぶのでしょう。



この棚に関しては、リフォームの私的には目玉なので、本の乾燥やらが落ち着いて並んだらもう一度記事にしたいと思っています。

そしてこの本がこんな状態になってしまいました。とても捨てるわけには行かないので、こんな状態で本棚に並ぶのでしょう。



大好きな詩人、田村隆一の本はこんな風になってしまいました。
どうしたらよいのかとおもっていたら、年末になんと田村の全集が出ていることを知りました。なんとはじめての全集みたいです。初期の詩集からエッセイまで結構編集されているようで、河出書房新書様、ありがとうございました。これを並べることができて、とても取り返した気持ちになっています。(田村隆一、あまり経験ない肩全集の1だけでもお読みいただけると本質がわかります。)



年末年始皆様からは、心温まるコメントを頂きありがとうございます。
jazzの話以外にも、(逆にそっちの方が?)期待されている方が多いみたいで、カメラ片手に、年末より生きたいと思っていた、いつものおすし屋さんに行ってきました。
オクサンとおめでとうございますと乾杯しました。(なんにでしょうね。)







最初のはぶり、6巻目はサーモンといったら、しゃけの鮭子(けいじ)で失礼しましたと謝りました。そうです大変失礼ですと親父も返して、このすし屋さん、素材の話とか、仕込みの方法とかとても楽しく話し出来るのです。
これ以外にかっぱ巻きとトロの巻物がそれぞれ3ヶついてお値段が2100円、味を考えればとても満足できます。

もちろん乾杯などといっているので、もう少しいただきます。



平目、関鯵、のぞぐろで、お酒もちょっと控えて、帰ってきました。
今年になってやっと落ち着いた一日のなりました。全部でいくらかは飲んだはいすうが二人で6杯で一万円を少し出ました。
お店の名前はこの前から隠していません。トイレにこんなものがありました。



オクサンの友達がみなさんここに行きたがるので、私は久しぶりなのに、毎度といわれて
困ります。

このアルバム、アナログが聴けるようになったときに、前にも選んでいるのです。
というよりか何時もなつかしい、私のジャズ・ベースなのでしょうね。

Miles In The Sky / Miles Davis

Miles Davis - Trumpet
Wayne Shorter - Tenor saxophone
Herbie Hancock - Piano, Electric piano on "Stuff"
George Benson - Electric guitar on "Paraphernalia"
Ron Carter - Double bass, electric bass on "Stuff"
Tony Williams - drums

Side one
"Stuff" (M. Davis)
"Paraphernalia" (W. Shorter)

Side two
"Black Comedy" (T. Williams)
"Country Son" (M. Davis)




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模様がえ Subline / Geoffrey Keezer

2011-01-09 21:17:33 | 聞いてますCDいいと思う


家のリフォームをしていてほぼ完成になりました。家はできたけ家具を動かして、それにあわせていろいろ帰る作業中で、今日一日力仕事です。
1階においてあった和ダンスを2階の部屋に、そこにあったパソコンは別の部屋に、その部屋には私の別途も一緒に持ち込んで、そのはやには同じく1回からあげたスピーカーも持ち込んで、でそこにあった箪笥はしべて押し出されて別の部屋に、と訳がわからないでしょうが、今まで寝ていた部屋を移って、ちょっと大きなスピーカーを鳴らせるようになりましたということです。



そして、やっと一休みできる夕方から聴き始めるとこれが久しぶりですが音が良い、ジャズ・ピアノにはぴったりなDIATONEのスピーカーです。残念ながら移動したmarantzのアンプは片側音が鳴りません。古いアンプなので直るかどうか聴いてみることにします。できたら直ってほしい、とりあえず地下室用に買った安いアンプですが、これでも良い音です。

で中古で買ったピアノ・アルバムを鳴らすことにしました。音が楽しめるはずです。

ギェフリー・キーザーはとても器用でなピアニストで、迫力と制御を両方もつピアニストと思いますが、2003年にTELARCへ移籍した初アルバムだそうで、TELARCのピアニストたちとのとのDuo作品です。

1曲目はキーザーのソロですが、この演奏がすばらしい、実はこの曲だけを聴いていてもいいと思う演奏です。
TELARCのピアノが大好きというわけでないのでそう思うのですが、実にすごいミュージシャンを抱えているのです。

2曲目の相手はBenny Green、ここではやっぱりブルージーに、キーザーも器用なら、グリーンも器用、うまさがひしひしと伝わります。
このアルバム、ハンク・ジョーンズへのトリヴュートですべてハンクの曲になっています。
3曲目の相手はケニー・バロンでこちらは流麗な流れ、左右のスピーカーから絡みつくように流れる二人のプレーがこれはやはりすばらしい。
4曲目の相手はチック・コリアで、コリアもピアニストとのデュオはお得意ですから、テクと掛け合いを織り交ぜたやり取りです。
すべてハンク・ジョーンズの曲になっていることで統一性があって、小粋にピアノを楽しめるアルバムになっています。
5曲目の相手がマルグリュー・ミラーでこの人あまり聴いていないのですが、たまに聴くたびに旨いなと驚く人です。
という4人のピアニストとキーザーのソロとデュオが一回りして、もう一回り音がいいので聴いていたいのですが、サッカー日本代表、ザッケローニの公式戦初戦、このスピーカーはずっと目の前にあるので、今日はここで止めてそちらに行きます。

Subline / Geoffrey Keezer

Personnel:
Geoffrey Keezer
Kenny Barron
Chick Corea
Benny Green
Mulgrew Miller   piano


. Angel Face – Geoff Keezer
2. Hank’s Blues – Benny Green, Geoff Keezer
3. Passing Time – Kenny Barron, Geoff Keezer
4. Time Warp – Chick Corea, Geoff Keezer
5. Lullaby – Geoff Keezer, Mulgrew Miller
6. Thing Are So Pretty in the Spring – Benny Green, Geoff Keezer
7. Sublime – Geoff Keezer
8. Favors – Kenny Barron, Geoff Keezer
9. Alpha – Geoff Keezer, Mulgrew Miller
10. Intimidation – Chick Corea, Geoff Keezer

Recording information: Avatar Studios, Studio C. New York City (08/11/2002-08/14/2002);
Chick Cora Studios, Clearwater, FL (08/11/2002-08/14/2002).

).


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おせち終わりましたか European Quartet Live/ Toots Thielemans

2011-01-05 22:12:04 | 聞いてますCDおすすめ


トーツ・シールマンスの参加しているアルバムは行く地価持っているけど、リーダー作はないかも知れません。エバンスとの競演が一番印象的かも、今作は非常に評判がよいので、このごろ手をだしたアマゾンに頼んでみました。

1曲目“I Loves You Porgy”、この出だし、まさにぴたりのフレーズから始まって一気、All Blueみたいに2曲目サマー・タイム、ライブだというに気づくのが後回しになってしまうほどの集中です。
リズム隊が、特にベースが奥よりで、de Geynの切れが利きづらいのですが、気になりません。
4曲目“The Days Of Wine And Roses”、このような曲と演奏を改めて聴くことができるのが、ライブよいところです。
5曲目は「Baantjer」のテーマだそうですが、哀愁あるテーマはシールマンスがいつもうまい曲選びをすることに驚きます。
8曲目は、なんと懐かしいジョン・ボイドとダスティ・ホフマン主演の「真夜中のカーボーイ」のテーマ、そういえばジョン・バリーのこの曲はシールマンスが演奏しいたのですね。
10曲目は“If you go away”で若いころ知られた曲、シールマンスを聴きにくる年代にちゃんと受けるようなっているのでしょう。
11曲目も懐かしい“Bluesette”すぐCTIを思い浮かべる人いると思います。二にぎりぐらいのうちの一人です。
12曲目は最後の曲もシールマンスの曲ですが、毎日の別れの時に二人の間で流れるようなゆったりとした、やさしさに満ちた曲。

このアルバム、皆さんの記事からどうしても聞きたいと選んだ(一度は買おうと思って流してしまった。)一枚で年末に届いて、それらは何度も交代で聴いてきました。

旨みも、よく知った安心感も堪能して楽しみました。
で、で今日気がつきましたが、おせち食べ終わりましたか。

おせちが続いて気がついたのか、同じアルバムを何度も聴いて気がついたのか、でもおせち今晩もいただきました。

皆様のおせちは終わりましたのでしょうか。(とってっも大好きなんです。)
このアルバムもしばらく、いただかないかもしれませんが、それはこちらの食べ過ぎのせいです。





European Quartet Live / Toots Thielemans

1
2 Summertime
3 Comecar De Novo
4 The Days Of Wine And Roses
5 Circle Of Smile (theme from: Baantjer)
6 Round Midnight
7 Les Feuilles Mortes
8 Theme from Midnight Cowboy
9 On Green Dolphin Street
10 Ne Me Quitte Pas
11 Bluesette
12 For My Lady


Toots Thielemans (hca)
Karel Boehlee (p, synth)
Hein Van de Geyn (b)
Hans van Oosterhout (ds)

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酔っているから  Just Like Yesterday / ONAJE ALLAN GUMBS

2011-01-03 15:33:44 | 聞いたけどCDどちらでも


お正月三が日をいかにお過ごしでしょうか。
私はオクサンの実家、自分の母親のところ、長老のおじさんのところに挨拶に行ったので、移動ばかり、やっと自宅に下ります。
もちろんそれぞれの場所で一杯いただいているので、ずっと酔った状態です。

そんなちょっと(ちょっとです)酔った状態で、ハードなものも記事に出来ません。
昨年末に記事で見て買ったアルバムです。
フェンダー・ローズで70年代のメローなゴスペルをということでスタリステックスとか、マーヴィン・ゲイとかスピナーズのヒット曲をトリオメインでギターとかが入った演奏です。
ベースがビクター・バイリーでドラムスがオマー・ハキムというのでずいぶん期待したのですが、これはあまりしまりがない、ビクター・ベイリーなんかどうしたのでしょうか、普通のベースラインを気楽に引いているような感じでちょっと残念。
そしてONAJEというピアニストも知りませんが、とんがらないなんとも角がとれたフェンダーローズで、メローの時代を再現してるといえばそれなりに当たっています。
いくら聴いても重くならず、どこから聴いてもすんなりと、いつやめても良い、ある意味ここのところ、とてもよくディスクに乗るアルバムなのです。

はい今日みたいに昼真からいただいた3時過ぎにはぴったりなアルバムなのであります。

6曲目スピナーズの“I’ll Be Around ”なんか、気分良く流れます。

さて皆様にも気分良い音楽がたくさん訪れますように、今年もよろしくお願いいたします。

Just Like Yesterday / ONAJE ALLAN GUMBS

Onaje Allan Gumbs - Fender Rhodes
Victor Bailey - bass (expect M9)
Omar Hakim - drums

Billy “Spaceman” Patterson - guitars (M3,4,5,6,8,10,12)
Chuggy Carter - percussion (M5,8,12)
Marcus McLaurine - acoustic bass (M9)

1.What You Won’t Do For Love
2.Betcha By Golly Wow
3.Hot Dawgit
4.Ribbon in the Sky
5.Inner City Blues
6.I’ll Be Around
7.That’s the Way of the World
8.Quiet Passion
9.A Child is Born
10.The Tokyo Blues
11.Dolphin Dance
12.Yearning For Your Love

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新しいドアを開けて  Open The Green Door / Hakuei Kim

2011-01-01 12:42:03 | 聞いてますCDおすすめ



皆様 新年あけましておめでとうございます。
今年も皆様にとって、喜び多い年であることをお祈り申し上げます。

新年一番、とってもうれしい報告があるのですが、それは言わない。いつか記事に出てくるでしょう。

“A New Day”を迎えることが出来たこととてもうれしく思います。
この一年を、新鮮に生きること大切だと思います。皆様にもぜひ素晴らしい年が始まりますようお祈り申し上げます。

今年の1枚目は何にしようかと思いますが、この一枚記事にしていませんでした。
この1月にユニバーサル・ミュージックからメジャー・デビュー作を出すハクエイ・キムの2005年の第一作目の作品です。

ハクエイが日本で演奏をはじめてから昨年のBJ Bratのトライソニークファイナルまで、気が付けば長い時間をがたちました。
この1月には新しいアルバムがでるのですが、その前に記事にしていなかった1枚をアップしたくなりました。
持っているアルバム写真は、私の名前がはっきりわかるサイン入りのなので、別から拾いました。(別にどってことないけど、名前がぼやけなくていい)

1曲目、オリジナルは今の音と決して遜色のない張りで一気に弾くところが気持ちよい。
2曲目はサム・リヴァースの曲でそういえばこの曲最近弾きませんね。
そして3曲目は昨年末に聞いた“DRY DANCE”思ったよりかこちらのテンポも速くなくて、ということはこれ以降のライブが早くなっていたのでしょう。
4曲目がタイトル曲“OPEN THE GREEN DOOR”ハクエイのハーモニーセンスが最初の和音の音だしでとてもよく判ります。
5曲目はバド・パウエルの曲、今聞くととても新鮮、トライソニークでもスタンダード演奏するように進言しようと思います。
6曲目の“DEAR SHISHO "もずいぶん聴いた曲です。
7曲目、アレンジが面白い“ALONE TOGETHER ”これも今弾くとどうなるのでしょう、これもリクエトしたくなりました。
最後の8曲は、“ SUB ZERO DESTINATION ”は記憶と違って実にゆったりとした演奏をしたのですね。

このデヴューより6年がたってメジャーアルバム「トライソニーク」が発売されるわけです。年末に書いたように、「ここまで来た。」が思うところです。

今年、新しい日に始まって、私たちの新しい発見を作れるように、“オープン・ザ・ドアー”し続けていけたらと、思いながらの出発です。


今年もおいしくお雑煮をいただきました。



そして去年の年賀状につづいて、今年もオクサンの作品を年賀状にしました。



今年もよろしくお願いいたします。





Open The Green Door / Hakuei Kim

Hakuei Kim(p)
Ben Waples(b)
Dave Goodman(ds)
Rec.2004-2-9,10.at Sony Music Studios,Sydney,Australia

1. OFFER REFUSED
2. BEATRICE
3. DRY DANCE
4. Open The Green Door
5. TEMPUS FUGIT
6. DEAR SHISHO
7. ALONE TOGETHER
8. SUB ZERO DESTINATION



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