JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

琵琶に驚く 祝福 / 蒋婷

2016-04-15 07:12:09 | 聞いてますCDいいと思う


重い思いをして持ち帰ったCDで選んだわけではないけれど、売れ残った一枚、せっかくだから聴いたらこれが凄い。
中国琵琶演奏家ジャン・ティン(蒋婷)と言う人の演奏だそうです。

この中国琵琶の演奏が、これってインプロじゃないと思うほど凄い。音数、フレージングと驚いちゃって聞き入ってしまった。
十面埋伏》《天山の春》《い族舞曲》などをはじめとする中国琵琶の名曲8曲だそぷですが、現代的な感じもあって、聴いている途中に現代ポップかなと勘違いしてしまうところもありました。
アルバム・タイトルの《祝福》は、ピアノとの協奏曲で、中国で最も権威ある96年中国器楽コンクールで最優秀賞を受賞した際に演奏した曲だそうです。



日本でも活動しているよで、サインもはいっているからこれもどこかの会場で買ったものでしょう。


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神に祝福された遊戯 フーガの技法 / QUARTETTO CLASSICO

2016-04-13 21:48:21 | チェロ無難


重たい思いをしてオクサンの実家からCDを持ち帰ってほんのちょっとの小遣いかせぎをしたけれど、整理していて売らなかったアルバムがいくつか手元に残った。売らなかったのは、チェロの長谷川陽子さんのアルバム2つと山下洋輔のアルバム2つ、大橋美香さんのヴォーカルでどれもサインいりだからどこかの会場で聴いて買ったものだろう。

これはそのうちの一つでQUARTETTO CLASSICOと言うグループがバッハの「フーガの技法」を演奏したもの。
「QUARTETTO CLASSICO」というグル―プはしらないからネット入力すると外国の人たちの写真も出てくるけれど、どうやら東京芸術大学及び同大学院卒業生により結成された日本のカルテットのようです。

このレコーディングについてチェロの田崎氏が書いていますが、それはまさに神が与えた状況でした。
末期癌の宣告を受けた友人であるオルガにストk氏が彼らにこう依頼しました。
「私はこのまま終わっても構わないが、両親に先立つのがとても済まないとと思う。葬式の代わりに親父の好きなフーガの技法を弾いてもらえないだろうか。」と
そして同時に未完のまま弾き終えることと、そのまま続けて“おお人よ,汝の大いなる罪に泣け
2のコラールを演奏することでした。
そして半年後、彼の旅立ちとともにこの曲は彼のご両親の前で鳴り響きました。

出だしの大好きなテーマはオルガンで頭にインプットされているからか、弦楽4重奏でもオルガンの様に聞こえるからおもしろい。
バイオリンとは違いが判るけれど、ヴィオラとは聞き違えることがあるチェロ、このところチェロ耳になっているから、そこら辺のチェロに預けるパートをきいているとこれが楽しい。
オルガンで聴くよりも弦の揺らぎみたいなものが加わったこのアルバム、その分とても和ませるフーガの技法です。

降ってわいたようなオルガン曲のカルテットへの編集は苦闘の道だったそうですが、神があたえたような素晴らしい遊戯となりました。
揺らぎのある安らかな演奏は、もちろん解説をよんだからですが、レクイエムの様でもあり、これ大推薦です。

それにしてもこの人たち、全曲暗譜だそうで、信じられない。


フーガの技法 / QUARTETTO CLASSICO

古典四重奏団 (QUARTETTO CLASSICO)

[VC]: 田崎瑞博 (TASAKI MIZUHIRO)
[VN]: 花崎淳生 (HANAZAKI ATSUMI)
[VN]: 川原千真 (KAWAHARA CHIMA)
[VA]: 三輪真樹 (MIWA MAKI)

「フーガの技法」BWV1080(カノンを除く全曲)|「オルガン小曲集」
「おお人よ,汝の大いなる罪に泣け」
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ハクエイ・キム ピアノ ソロ アット ピット・イン 2016 4 11

2016-04-12 22:05:27 | サポート中、ライブ
久しぶりに一人夜遊び、会社を定時に出て新宿3丁目に着いたのが6時半、ピット・インでハクエイ・キムのピアノ・ソロです。



予約順に7時半から入場だから5分前に来ればいい、すぐ近くの餃子屋さんは一人の時には行くお店。



前日に散財しているので、グッと節約もやしですませます。



まあこんなものもいただきまして、ちょっと飲んだけれどとてもお安く済みました。



まだ時間もあるけれど、おなかがふくれたのでお店に、15分前で一番のりでした。結局開場前では8人、2番目に入って、最初の人がまんなかぐらいに座ったので、私のベスト・ポジションを確保できました。
って昨日のお客さんは20人一寸だったから、最前列は二人、並んだ3席を一人で使えました。



ピアノが新しくなったそうで、調べてみたらなんとピット・イン去年は一度も行っていなかった。ハクエイもすごく久しぶりだそうで、たぶん同じ間があいていたのだろう。



異変が起こっているのにここで気が付きました。最初に入場した8人のうち男性は6人、女性が二人オネーチャンとオバサンはどこに行ってしまったのでしょうか。月曜の夜だからしょうがないけれど、ハクエイのデヴュー当時を思い出しました。デヴュー当時は男性女性も同じくらいだったとこれもハーフタイムで話しました。



1ST

1 リリカルに始めてすぐに天使のハミングが聞こえてきたので驚いたけれど、これはハクエイのうなり声でした。美しい出だしの曲だな、新しい曲かな、バロック的なたたずまいで良いねと思っていたらこれがマイ・フェバリット・シングスでした。

2 ホワイト・ホレスト
4ビートの気持ちいいリズムで、プロローグからテーマに徐々に勢いがついていくのが爽快感があります。

3 ミッシェル
これ初めて聞くかな、フレンチ・ポップスな感じをいれてソロアルバムにひあっていた”ドント・クライ・フォー・ミー・アルゼンティーナ ”的な使い方かな。

4 エヴリシング ハプンズ トゥ ミー
ウォーキングラインをいれた曲調を活かした演奏は、歌い上げる歌力が定着したと感じます。

5 ガレスピーの曲 
新しいピアノが若々しくきちんのなっているのがとても気持ちがいい。ハクエイも同じ意見で、これはまたピットインでソロ演りそうですで1ST終了。



ハーフ・タイムはピアノの話やマイク・ノックの新しいアルバムの話など、渡辺貞夫もここだから、福島での思い出話なんかも懐かしい。



2nd

1 ブルー・イン・グリーン
とにかくこの曲、ピアノで凄い美しさ、マイルスってシングル・トーンのホーン奏者なのになぜこんな和音の流れがつくれるのでしょうか。

2 合奏
食のアートのコラボレーションにかいた曲だそうで、フェルメールのイメージだから光のあたったところの輝きと横の闇が表現されているバロック調の曲。

3 音の数とメロディと和音が一体となっているのがシングルトーンにフッとなる全く才能ある。

4 ワルチング・マチルダ
オーストリアの有名曲、クラシカルな正調から入って、ノー天気な曲だと思っていたけどとても安定感のある美しい響きの曲でした。

5 ブルース、この感じ増してきたような気がします。ピアノの低い音がきちんのなるので、そこをつかっているなと思いました。

6 テイク5

多くの音が重なり合うイントロ、これもピアノとの相性があったから弾いているのだと思います。
新しいピアノは鍵盤が打鍵すると光っているのに気が付きました。立ち上がって写真撮るわけにはいかないけれど、そういえば新しいピアノってみていなかった。






そしてアンコールは“白磁の人”でした。



1人で酔っぱらっちゃうと帰りが危ないので、注意していたらから、ふらつかずに真っすぐと家に帰れました。
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お祝いで

2016-04-11 17:07:24 | その他
この前息子1に毎年のお祝いをしてもらったけれど、そのときこちらは一生に何度もないお祝いごとがあったというのでお祝いのセッティングをした。プレゼントをもってお店もこちらで予約した。



店の前に着いたけれどまだ開店前、一五分ぐらい待っていると息子たちもきて、すると電気がつきました。



本店は予約とれないところですが、支店のこちらは日曜の夜で空いていました。あまり重たくしない和食のお店です。



まずはよもぎ豆腐、車海老つき



あおりいかのおかき揚げとこごみの天ぷら



お造りはタイ、いさき、サヨリ



二つのお醤油で



春野菜と蛤のジュレ仕立て

この前にサクラマスのつくねと鵜殿お吸い物、この後に鰆の西京焼きがでたけれど写真わすれた。



桜えびのすりおろしをかけたホタルイカの茶わん蒸し



これは追加で頼んだ黒トリュフとうにのリゾット



そばが締めです。



デザート二ついただきました。



息子へのプレゼント、チェリストの父がこだわった、ピンが弓になっているボールペンでした。

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集中的チェロアルバム

2016-04-10 16:18:51 | チェロ無難
前にフルニエのこのアルバムを買ったと書きました。



そのあとも中古やさんで出会うと買っています。



何が理由かというと曲名を見ると解る、といっても写真じゃ小さくてわからない。



前から持っているのがこのアルバム



藤森亮一さんがチェロを弾いているアルバム、ここまで見ればわかる人がいる。



そうチェロの演奏発表会で演るのがこの曲。



ヘンデルのラルゴです。チェロを初めて20ヵ月で大胆といわれそうだけれど藤森さんの演奏に合わせて練習しています。

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証言拒否 リンカーン弁護士  マイクル・コナリー 著 古沢嘉通 訳

2016-04-09 16:21:04 | 




本屋さんで見つけて必ず読むから即買ったけれど、「火星の人」を呼んでいたのでその後になった。
マイクル・ハラーを主人公にするリンカーン弁護士シリーズは4作目というのだろうか、他にも顔を出すし、別シリーズのハリー・ボシュもこちらに誕生パーティーに出てくるからなんだかマイクル・コナリー大河ミステリーみたいになってきた。
今回は刑事弁護士に戻ったハラー、小説中の訴訟などの決まりごとでちょっとまどろっこしいところはあるものの流石のコナリー。
今回の弁護依頼人のリサ・トランメルがちょっとステレオ・タイプに描かれて好みでないのも意図的か。最後がわれてしまうけど溜飲は下がるかも。

では一寸気に入ったところを。裁判途中のあいて検事フリーマンとの場面。


 フリーマンは陪審に礼を述べ、自分の席に戻った。今度は私の番だった。わたしは片手をテーブルの下に降ろし、ズボンのジッパーを確認した。チャックをあけっぱなしにして陪審のまえにたってしまえば、二度と信用してもらえなくなる。
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花 9っ目

2016-04-07 17:51:34 | 
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CD行商

2016-04-06 21:37:14 | その他
重たいキャリー・バックをオクサンの実家から引っ張ってきた。
CDをかなりの量買うので、そこら辺のことを知っていると思われて、CDの整理をたのまれた。
クラシックがおおいので、それを選んでお茶の水に持っていくことにしてバックに詰めてひっぱて来たわけです。



全部で86点あるけれど、ほとんどがシリーズになっているものではたして値段が付くかどうかとにかくひっぱて行きました。
30分ぐらい待ってと言われて、でもこれは一寸と言われました。
値段がついたのが17点3,800円ぐらいでした。残りはどうしますといわれたので、もう一度バックにつめて家までもちかえりました。



考えてみれば、町のあのリサイクル屋さんは、専門店でないからそんな選択をしそうもない。思いついてよかったと翌日持ち込みました。
ほとんど全て値が(もちろんえらいやすい)1枚50円だけれど3,600円になったのだから、持ち帰ったのは正解でした。

まあ往復の電車賃だけれど、目的がべつだったからまあいいかというCD行商でした。
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新展示

2016-04-05 21:36:15 | 大川美術館
オクサンの実家で行事があったので行っていたけれど、その翌日は時間があるのでいつも行く美術館に連れて行ってもらった。




この日から新しい企画の展示があるということで、義兄夫婦四人、いったのはこの美術館。



いつもお邪魔すると報道の腕章をかりて撮影をさせていただく、だから宣伝もかねて記事を書くことにしています。



まずは入ったところにあったのが新しい展示、ラグーザ玉と言う人の「水辺白鷺図」これ美しい。



こちらは青木繁の「夕焼けの河岸」



普段の展示も楽しんで



こちらも新しい展示、野田 英夫の「ポキプシー」これも新展示と、ここ常設も結構変えてくれるから定期的に行くのが良いです。

ここからは今回の企画、棟方志功とマルク・シャガールの挿絵版画の世界、棟方は谷崎潤一郎の「鍵」シャガールはどのような話でもシャガールになるのですね。









1時間ぐらい見て駅におくってもらい重たいキャリーバックを引っ張って帰りました。



帰り着いたら満開の桜でした。

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御礼

2016-04-01 12:02:08 | その他
本日は2016年4月1日、世の中は新年度になるという日。

今年の4月1日は例年より一寸だけ思いが強い。
と言うのもこのJAZZ最中を始めたのが4月1日、ということで昨日でちょうど10年続けたということになります。
しょうもない記事に、(いくつかは良かったかもしれない)お付き合いいただきまして改めて御礼申し上げます。

書いた記事が2,927閲覧数が4,146,919PV、いらした方が852,123名でした。

ちょっと疲れたし、10年続けたからもういいかなという気がしないではありません。誤字、入力違いにお付き合いいただくのも申し訳ない。
続けるともやめるとも決心しないまま、この場所は残しておこうと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

とはいっても現役JAZZピアニスト100人は更新していきたいし、チェロも発展途上で記録も残したいし、ぼけ頭は読んだ本も忘れてしまうので、いや行ったところや食べたものまで忘れてしまうので、結局書いていく様な気がします。

と言うことで

今後ともよろしくお願い申し上げます。
コメント (8)
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