東京都発行の難病の医療券なんて、見たことある人の方が珍しいだろうから、説明がてら写真でもと思いましたが、受給者番号やら保険者番号など、他にも住所氏名病名なども載っているのでほとんどぼかさなければならず、写真はやめにしました。
ぺらぺらの色紙一枚です。
私はビニールに包んで保護しています。
これがあると病院毎、月毎に限度額以上払わなくて良い制度です。
真ん中辺に病名が載っています。
下の方に各人によって違う 月額自己負担限度額 が載っています。
前々年度の収入によって限度額が違い、今年3月まで会社勤めをしていた私は9月末まで
外来診療一医療機関ごとに 月 5,770円
入院 (〃) 月 11,550円
薬代 無料
になります。
一番安い人は、生計中心者(つまり家族で一番稼いでいる人)の区市町村税が非課税の場合で、外来・入院共 0円 です。
区民税が非課税の人って年収いくらなんだろう。
それを含め階層区分が7段階有り、私の場合一番高い限度額です。
OLさんの給料で一番上の階層なんだから、ほとんどこれじゃないのと思いますけれど。
5月の入院時にはこの医療券を申請中だったので、退院時に国民健康保険によりいったん支払いし、現在 「難病医療費助成申請書」 を提出中です。
これにも病院の証明書類などを添付するのでお金と時間がかかります。
これが2ヶ月くらい経たないと口座に振り込まれないそうです。
19日間の入院だったのですが、食事代や月を跨いだ治療なども有ったので、半分強の返金になりそうです。
薬代も返還になるので薬局に提出書類に判を押してもらい、提出中です。
病院と一緒の書類には出来ません。
この医療券、役所への申請提出書類が何種類も有り、病院に証明のため判を押してもらう書類 (結構なお金と時間がかかります) やら、世帯調書やら、ナンたらの同意書やらめんどくさいです。
7月に医療券が届き、以後はこれを見せれば限度額以上は支払わなくて済むようになりました。
外来診療は私の場合現在は月1回で済んでいるので、実はこの限度額まで行きません。国民健康保険なので3割負担の金額で、病院へ払っています。
ただし初診の時は限度額以上の金額でしたが、あにはからんや初診の時は難病とははっきりせず、当然申請もまだしていなかったので帰ってこないんですよ。(泣く)
申請した年月日以降の治療費がこの医療券の対象になります。
ありがたいのはお薬代で、ひと月分だと1万円以上支払いますので無料と言うのは大変に助かります。
毎年6月に延長申請を行うので、5月に初申請した私は直ぐに次年度の延長申請にかからなければなりませんでした。
つまりマタマタ面倒な書類を一式用意しなければならなくなったのです。
コピーしたいくらいでした。
役所へ行って延長申請用の書類を一式貰い、病院へ行って判子を押してもらう書類を預け (3週間くらいかかる) 出来たと連絡が入ったら取りに行き、それまでに他の書類を用意しておき、揃えて役所に持参して申請。
2ヶ月後医療券が届く。
来年以降も医療券を使用する為には毎年この作業は欠かせません。
お上からお金を頂くってなんにせよ大変です。
もっとも、そんな簡単に生活保護費などをばら撒かれたら困りますものね。
この作業を一生続けることになるのか!トミー。