猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

~ネコ性格診断~

2008年08月27日 12時54分20秒 | 猫・犬・動物
 いつも伺う すずさん のブログで 「ネコ性格診断」 てのをやってました。あっら~ん、猫好きな私の為にあるような占い。さっそくやってみました。結果は・・・


癒やしネコタイプ

そこにいるだけで周囲をホッと和ませることが出来るのが、癒やしネコ。どうやらあなたの中には、ピリピリした空気を柔らかくする不思議な力が隠れているみたい。いつでものんびり、なりゆきまかせ、自由気ままに自分が好きなことだけを考えているので、日常生活のテンポにも乗り遅れることがしばしば……ずばり、天然さんです。でも、そこがいい! と隠れた人気を集めていそう。ギスギスした人間関係の中でオアシス的な存在です。

あれっ ? 自分としては、きりっと冷静沈着 大人な猫 を目指しているが、実は他人から見るとドタバタな ヘタレ猫 と認識していたのに、私って 天然 だったの~~

 猫好きなあなた、ぜひやってみて。
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ささや ななえ 「グレープフルーツ ストロベリー」 ちょっと 「春抱き」

2008年08月26日 13時01分12秒 | マンガ家名 さ行
   小学館 PFビックコミックス 1982年7月2日 初版 夜さん にお借りしています。

同時収録 「となりの学星人」 ← これが、これが… 奇想天外別冊 No.9 1980年1月 に載ったSFコメディ。ぷぷぷです。


 この作品を懐かしいと思われるのは35歳以上でないと無理かな~ 1980年春の号 ~ 1982年1月号までプチフラワーに発表された、種類でくくるとすれば学園コメディーです。


 作者あとがきによると… 美内 すずえさんに 「食物の名をタイトルにつけるとまんががヒットする確率が高い。」 と聞いてこういう題名をつけたそうな。
 学園ものだから、ささや氏が少女の頃その作品群に衝撃を受けたという 西谷 祥子氏 の 「レモンとサクランボ」 も意識しているのかもしれない。しかし 「レモン~」 はレモンに例えられるキリッとした少女と さくら という名の少女が中心のストーリーだが、こちらはちっとも題名と内容がリンクしてない。
 かろうじて主人公の名前が 苺野 (いちごの) という苗字なくらい。(笑)

 作者も 「くだものの名前をいろいろ書いてゴロが良さそうなのを選んでつけただけだから別に内容とは全然関係ない。これがヒットしたかどうかは知らない。」 なんて言ってますがいえいえ、ささや氏の初期作品の中ではちゃんと読んでいない私でも題名に覚えのある 秀作 ですよ。

 私がリアルタイムで読んで面白いと思った ささや氏 の作品はレディスコミック連載の 「おかめはちもく」 でその前の、たぶんちょっと不本意な思いで描いたであろう 乙女ちっく な初期少女まんがや中期のミステリー作品はこの度 夜さん にまとめてお借りして初めてしっかり読みました。
 でも、やっぱり私の好みはこの人のこんなコメディーだなぁ。その後の 「おかめはちもく」 に繋がるものがこの 「グレープフルーツ ストロベリー」 に垣間見えるのですよ。

 一応学園コメディーの形で主人公の 苺野 糖子 (とうこ) を取り囲む友人、3人組のトッポイ男の子たち、ハンサムで自信過剰な同級生男子、自意識過敏な 糖子の兄 (糖子の高校の新任教師) とかいろいろ出てきて学園生活に起こりそうな恋のさや当て、勘違いなどを楽しく見せてくれるのだが、それはいつの時代の少女マンガでも主題になるもの。

 私が他のマンガとどこが違って気になるのかというと、この主人公が少女まんがのヒロイン像とかけ離れてるんです。性格が すご~く鈍感 に描かれている。常識がないということではないが、奥手というより恋愛に対する感情にとにかく気がつかない子で、自分が誰を好きかも気づいてないという…。何事も 「ふ~ん」 と聞き流してしまう。
 こんな主人公、何事にも 過敏で過剰に反応して走り去る 思春期の乙女 が大多数の当時の少女まんがにはいないですよ。この糖子も、「おかめ~」 のぽーっとした主人公の主婦も、作者の分身と私は見ました。

 ささや氏のコミックスを今回20冊以上借りたけれど、今読んでも充分本の中に入って行けて面白かったです。夜さん ありがとうございました。m(_ _)m


 ただいま、ブックさん から 腐本 を借りておりまして、さっそく読んだのが 新田 祐克さん の 「春を抱いていた」 新装版 1~13巻。いや~どっかで麻薬のような作品という感想がありましたが、わかります。私も寸暇を惜しんで読むほどはまりました。あっという間に13巻読み終わって、作品はまだ連載されているので早く続きを読みたいわ~っと身もだえしております。(笑)

 ご多分にもれず、読む前はこの人の絵柄がちょっと好きじゃありませんでした。お名前も ゆうか と読むなんて知らないくらいで。でも有名だし、長く続くからには人気があるのだろうと、BOで見かけてぱらぱら立ち読みしてみました。しかし1話完結形式で読みやすいとはいえ、やっぱり最初からまとめて読まないと面白さはわからないと思い、ブックさんにおねだりして今回お借りしてみました。
 絵柄も全然今となってみれば気にならないどころか、岩城と香籐のこのお話には、 新田 祐克氏 のこの絵じゃなきゃだめっと思います。俳優という職業とお互いを命がけで大切に思う二人のお話、BLということを抜いても読ませます。

 今度は声優に青春をかける男たちの 「僕の声」 を読んでみよう。
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のすたるじ~ ?

2008年08月18日 13時43分16秒 | 雑記
 子供の頃でも見たことないものは 本人のノスタルジー にはならないわけだけれど。なぜかやっぱり 懐かしいもの がうちの近所には多いんです。

 のっけはうちのごく近所にある 井戸
 見たことない人いませんか~~ ? はい、これが 井戸 というものなんですよ、しかも現役で使われてます。もちろん飲料水にはなりません。草花の水やりや、道に水を撒いたりするのに使われているようです。 

 自分の小さい頃には、田舎に行くとまだちらほらとありました。ただし埼玉の実家の周りでは既に絶滅していたような気がする。50年前の話ですよ。この年になって、現役の井戸を自宅のそばで見られるとは思ってもいませんでしたよ。よくぞ守ってくれました、ていう感じですね。もっとずっと残しておいてくださいね。近所の方。



                  



 次は歩いて少し行ったところにある洋館です。現役で歯医者さんの病院になってます。実はこの近くにあと2軒似たような洋館があったのですが、壊されたり一部立て直されたりして、こちらが一番原形をとどめているようです。といっても、写真に写っていないところは手直しされています。
 私、このように玄関部分が独立して突出している家の形態が好きなんです。戦前の和風家屋にもよくあります。会社のそばに立派な例があるので下に載せます。




                  


 どうですか、直してはいますが、玄関灯もそのままに、新築当時の面影がよく残っているとおもいませんか ? しかもここ、東京の真ん中、港区麻布ですよ~ !
 私が子供のころは、こういう家は結構ありました。たしか ○○建築方式 と名前もあるのですが、思い出せません。どなたか知っていたら教えてくださいな。

 のすたるじ~っていいなぁ。写真撮っておけばよかったと思う風景や建物が近くでもどんどんなくなっていくので、せっせと写真を撮ってここでシリーズ化しちゃおうかしら。

 皆さんの近くでも懐かしい風景ありませんか ? ぜひ紹介して見せてください 
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近況報告

2008年08月14日 10時36分32秒 | 雑記
 ご無沙汰しておりました。色々と有りまして。。。

 過日、うちのだんなの手術があり、それ自体は成功してまだ入院中ですが、近日中に退院の見込みで、今は養生に専念しています。今後はしばらく自宅でリハビリに励み、何ヵ月後かには会社へ復帰する予定です。

 皆様には私の方までいろいろとご心配を頂き、改めてお礼申し上げます。


 一応毎日病院デートはしていましたが、他にはもちろんどこにも行けず、うちでマンガなぞ読むほかはなく、読んでいたものは 夜さん に借りていた ささやななえ の恐怖ものや、買っておいて読んでいなかった 萩尾 望都氏 の パーフェクトセレクション「ポーの一族 Ⅰ Ⅱ」 蔵書のBL本もちらちらと、という程度でした。

 後は病院へ行く前に一昨日は 「崖の上のポニョ」、昨日に 押井 守監督の 「スカイ・クロラ」を見てきました。
 「崖の上のポニョ」 は、子供でもわかる単純な物語だけれど、幼児だまし(今は子供はだませませんので 子供だまし は死語) ではない一応大人も楽しめます。絵が綺麗だった。

 「スカイ・クロラ」は ちゃととさん が試写会を見たときの感想をブログに載せてますが、私も同感。萩尾氏の 「A-A´」 が思い出されます。見方は少々違うのだけれどね。さすがに萩尾フリークの 森博嗣さん の原作でした。
 飛行機が出てくるシーン及び飛行機同士の戦闘シーンは旧海軍の 「隼」 に乗っていた実家の父に見せてやりたいと思いましたが、アニメを見に映画館へは足を運ばないだろうな~。

スカイ・クロラ公式サイト 
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ビストロ・ル・ボン・ヴィボン 08年7月のお献立

2008年08月06日 15時17分45秒 | グルメ 私の食べた美味しいもの
 6月も行ったのですが、だんなの検査入院騒ぎでアップできませんでした。7月分も写真だけ撮ってあって、なかなかアップできませんでしたが、何んとか写真だけでもお見せしたいと載せてみます。


                  

                  ↑ まずは前菜のサラダ 若鶏ときゅうりのマニュドニア風



                  

                  ↑ 鰯のガレット。色が茶色なんでおいしそうに見えないのですが、これがめちゃくちゃ美味しかった。鰯のミルフィーユです。


     
                  

                  ↑ こちらの名物、毎月材料の変わるムース。7月は人参でしたが、フルーツのようで言われなければ人参とわかりません。トマトとホタテのマリネを乗せて、その上にトマトコンソメのジュレ(ゼリー)



                  

                  ↑ 冷たいとうもろこしのポタージュスープ


                  
                  

                  ↑ 本日の手打ちパスタは中に蟹のクリーム入り


     
                  

                  ↑ メインは生後3週間くらいの子牛のロースト。



                  

                  ↑ 締めのデザートは あんずと白桃のコンポートとアイスクリーム。あと紅茶は私の好きなティーオレで。

 7月も季節のもの、地元のものを使っていつもは食べた事のないようなものを頂くことができました。美味しかったです~~。 また行きますね~~。



 皆様にご心配いただいているわがだんなのことですが、今月手術をいたします。落ち着いたらまた報告をしますね。 m(_ _)m

 
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長谷 邦夫 「マンガ編集者 狂笑録」

2008年08月04日 09時37分04秒 | マンガ家名 な行
        2008年5月10日 初版 水声社刊

      作者について → 長谷邦夫 - Wikipedia


 やっと記事をアップできます…。買ったのはもう1ヶ月以上前でしたがその間自分とだんなにいろいろありまして…ってマンガは読んでいたのにこちらは章ごとにのろのろ読んでました。

 ところで、この本の作者 長谷 邦夫氏 と深い縁のあったマンガ家 赤塚 不二夫氏 が8月2日に亡くなられました。長谷先生は フジオプロ という赤塚氏のプロダクション創立に参加するなど長年にわたって親交がありました。
 長谷先生も感慨深いものと思われますが、わたくしも影ながらご冥福をお祈り申し上げます。




                 

                  ↑ 右が作者の長谷 邦夫氏。 赤塚 不二夫氏の巻の「トキワ荘物語」より 左は言わずもがなの石ノ森氏。

以前の記事 → 「トキワ荘物語」⑧ 赤塚 不二夫


 前置きが長くなりましたが…この力作は、作者が知り合ったマンガ編集者達を実名で短編小説の形で連作しています。マンガ家の伝記物は結構世の中にありますが、マンガ編集者というのは今でも黒子の存在としてあまり表に出てこないように思います。

 しかし、中には名編集者として、誰々を世に送り出したとか、○○という雑誌は彼がいないと出来なかったとか、そういった有名な方もいらっしゃいます。
 この中にも ガロ の名物編集長である 長井 勝一氏 とか、漫画少年 の加藤 謙一氏 とか、トキワ荘の若いマンガ家たちを育てた 丸山 昭氏 とか、かろうじて私でも聞いたことのある方たちも居ます。しかし他の方たち、松坂 邦義氏、壁村 耐三氏、峯島 正行氏、内田 勝氏、宮原 照夫氏、長野 規氏、長崎 尚志氏はまったく知りませんでした。

 それこそ、こういう知られざるマンガ界の功労者達の事績を紹介するのがこの本の目的なのだと思うのです。でも堅苦しくはないんです。結構珍談・奇談の類も入ってます。昔の編集者って凄い無頼漢がいたんだなぁ。そうかと思うと純文学の編集をやりたくて出版社に入ったような 哲学的な方 がいたり。
 最近原稿紛失事件で話題になった サラリーマン編集者 とは隔世の感がありますよ。皆面白いエピソードばかり。こういうのは当時を知る 長谷氏こそ書いて残して置いてもらわないと。トキワ荘関連の方々がつぎつぎと物故者の仲間入りをする中、長谷先生にはもっともっと当時の事を書いていただきたいものです。

 一つ一つの編にも対談方式とか、対象者が落ち着いた方だと文章も文学的とか、書き方にそれぞれ工夫がしてあって各々別々に読んでも面白く読めます。これは巻末に作者が書いてますが、専門学校に出来た小説コースで演習の時間を持つことになったので学生と一緒の気持ちで小説を書いてみようと思った、との事です。

 個人的にはやはり自分も知っている雑誌 「ガロ」 がなぜ出来たか、という長井氏の巻とか、トキワ荘作家に関係してくる 丸山 昭氏 の巻が興味ありました。


                 

                  ↑ 丸山 昭編集者の似顔絵 水野 英子氏の「トキワ荘物語」より 巨漢ですね。

以前の記事 → トキワ荘物語 ① 水野 英子

 赤塚氏の事も章に渡っていっぱい出てくるのです。昨日読み直して当時の生き証人が又ひとり亡くなられたことを残念に思いました。合掌。
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