うちの会社では、勤続10年では10日、20年と30年になると12日間のお休みがもらえる制度がある。20年の時には京都に1週間くらい滞在してあちこち見に行き、だんなも土日に来てもらって京都の休日(姑抜き)を楽しんだ。
あと何年かで又勤続30年がやってくる。先輩の女性社員は(勤続33年位!)数年前にお友達とヨーロッパ旅行に行っていた。私も海外へ行きたいけど、だんなは休めないし、一人で海外は嫌だから、又京都でのんびりしたいなと考えている。
京都は元々好きな都市で、独身の時は年に何回もひとりで行って、哲学の道の桜を見たり、錦秋の清水寺を楽しんだりしていた。でも、結婚するとやっぱり一人で旅行は寂しいし、姑の目もある。二人でゴルフ行ったり旅行するのは堂々と(犬・猫押し付けて)できるのだが・・・。
前回は、会社のつての安いホテルに泊まったりしたが、今回はウィークリーマンションに泊まろうかと、今からネットで見て、ここはどうか、あそこは近いかと考えている。どこから近いかと言うと、私の好きなイノダコーヒのことである。
コーヒーも飲まないのに、京都では大好きなコーヒー店で(イノダはコーヒと言う)いかにも老舗という造りで中庭まである。何年か前に火事になったが、以前と同じように作り直したようだ。直してからまだ行ってないので、どう同じように直したか楽しみである。
ここの近くにマンションを借りて、毎日モーニングを食べに通いたい目論見があるわけですよ。土・日は観光客で朝から並んでいたりするので、平日、ゆっくりと好きな喫茶店でモーニングを食するのは
サラリーウーマンのささやかな夢である。
もともと、京都には個性的な喫茶店が多く、行く度に喫茶店めぐりをしていた。今も京都の喫茶店で調べると、いろいろと変わった素敵な喫茶店が点在しているようだが、スリコミと言うか、自分が若い頃に憧れた店は、いつまで経っても憧れに変わりない。
さて、モーニングを食べ終わったら、自分の好みの赴くまま、京都国立博物館で1日過ごすも良し、足を伸ばしてこれまた好きな奈良へ、厩戸(聖徳太子)ツアーも良し、まだ行った事の無い鞍馬や灘も行ってみよう。だんなや友人をずらして呼んで、ゆっくり話しながら観光しよう。一人なら定期観光バスに乗ると言う手もあるな。夢は膨らむばかりである。
願わくば、その時期、猫も犬も姑も元気で
介護のいらない状態でいてくれると良いのだが・・・。コレばっかりは神に祈るしかないのかも