↑ のだめカンタービレ 25巻 番外編2巻目
「のだめカンタービレ」にはどちらを向いても個性的な登場人物ばかり出てくるけれど、私には本編終了後の エリーゼ女史 のその後が気になってしょうがない。
彼女は世界的な指揮者 シュトレーゼマン というVIPのマネージャーという立場なのに、いやそうであるからか本編中では始終苦労が絶えないようである。
彼を怒鳴り散らしたり、反対になだめたりすかしたりして仕事をさせようと必死である。
マネージャーであるから当然ではあるが、物語の後半ではまたまた厄介な 「千秋」と「のだめ」の二人も抱え込んで、会社的には売り出し中の二人を(卑劣な手で(笑))囲い込んでけっこうなことだが彼女のキレ具合が心配である。
コミック25巻の「アンコールオペラ編」では佐久間学の「夢色☆クラシック」の「のだめインタビュー」に
「バカがばれた!!こんなインタビュー受けたのだれ!?」
と顔面蒼白だし(笑)
オリバーもっと蒼白…。
もしもし、エリーゼさんその後血管切れずに ムチと飴 の具合いかがですか?
ハーイ、エリーゼよん。
何言ってんの、あたしにかかればあの三人なんて軽~く転がし中よ。
そりゃシュトレーゼマン一人の時にも、つくづくいやになって休暇中に転職も考えたわ。ほんとにあんのジジィには手を焼くわ。
なにしろ世の中には若くてイケメンでマネージャーを必要としている一流サッカー選手とか俳優とかミュージシャンとかはいっぱいいるんですからね。
でもまぁ、なんと言っても世界的に有名な指揮者だし、あの老人を上手く働かせられるのは私っきゃいない!というプライドもあるし。
そうよ、プライドよ!
私はプライドを持ってこの仕事をしているのよ!
千秋はね、一見普通で常識的な日本人に見えるんだけどね、これがなかなか強情でね~。
うちの事務所と契約するときも結構大変だったのよ。(ハメタのはそっちでしょ)
大体は大人しくあてがう仕事をこなしてくれるんだけど、時々叛旗を翻すのよ。
いったん反乱起こすとあっちも必死だからまぁ、こっちもちょっと譲歩したりしてね、何とかなだめて半分くらいに落としどころを持ってくのがコツかしら。
のだめ は楽だと思ったのよ。
契約の時なんか言いなりだったし。(あの時は心身喪失状態だったんじゃ)
仕事に関しては大体私の言うこと聞いてくれるし。
後は「千秋先輩」をあてがっておけばいいから。
でも、その「千秋先輩」が切れると面倒なことになってね。
千秋をアメリカ縦断お披露目安売りツアーに出したら、途中で「千秋のシャツの魔法」が切れた のだめ が大変なことに。
千秋 はその時は仕事に必死で面倒くさそうだったし。
どう大変だったかって?
うー、思い出したくない…。
しょせん魔法使いの弟子は、自分のシャツに永遠の魔法をかけられないらしいわ。
そうかと思うと 千秋 がのだめのことで落ち込むこともあるのよ。
普段はお互い忘れてるようなときもあるのにナンナノかしらねあの二人。
情熱的な恋を夢見る私には信じられないわ。
素敵な恋といえば、あとうちの事務所に足りないのは
あの「ジャン・ドナデュー」よねぇ。
ああ何とかうちの事務所に入るように算段(騙すこと)出来ないかしら。
でもジャンには ゆうこ がくっついてるし。
先に ゆうこ を引っぺがす作戦をオリバーと一緒に立てないとだめかしら。(あらあら物騒ねー)
今度の作戦名は「愛の地中海作戦」とかってどうかしら!(砂漠の次は海なのね)
さてうまく役者がそろったら皆さん、私
「エリーゼのために」
しっかり働くのよ~!
↓ こちらに少し寄付致しました。