猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

もて茄子や 18

2015年08月30日 11時43分08秒 | グルメ 私の食べた美味しいもの
       ↑ 盛夏のお勧めメニュー

もて茄子やさんに伺うのも18回目となりました。
今回は盛夏のお薦めメニューをずらっと食べて来ました !

      ↓ まずは もずく酢 520円



酢の具合が丁度良いです。
もずく酢はあまり好きでなかったのですが、ここのは酢が利きすぎずにマイルドでした。

      ↓ お刺身 ! 今日は金目鯛です。620円 (下田)



とろりとして金目の刺身はやっぱり美味しい !

      ↓ お通しのジャガイモの揚げたの





一口食べたところ。
表を見ただけでは何のおだんごだか分かりません。
外はカリカリ、中はほっくり。

      ↓ サザエのお刺身 600円 (千葉)



コリコリ~。
何でこのコリコリが良いのか。わかんないけど旨い。

      ↓ 酒盗とクリームチーズ 380円



鰹の内臓の塩辛と、クリームチーズのコラボです。
酒盗の塩辛さがチーズで緩和されてなんともいえない味わいになっています。
酒盗だけだと男の酒の あて って感じですが、これだと女性でもおつまみになりますよ。

      ↓ 丸茄子のトロトロ焼き 640円



大迫力で出てきた茄子のトロトロ焼き。
甘辛いタレが柔らかいを通り越してトロトロの茄子に絡んで…。
やけど注意 !
これ食べたら急にお腹がいっぱいになってきました。

      ↓ 時鮭(ときしらず)のムニエル 640円



これも大迫力で、豪華でした。
ふっくらとした鮭に粒マスタードをたっぷり付けて。
しゃけにマスタードって合うんですね。

      ↓ レバー好きのレバカツ 620円



本当は5切れ有りました。
3枚食べたところではっと写真を撮っていないことに気がついた。(おバカ)
レバカツ大好き、懐かしい味がしました。

次はもう秋の味覚ですかしらね~。
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「若尾文子映画祭 青春」 見に行ってますよ。Ⅵ

2015年08月22日 22時05分58秒 | 映画
   ↑ 「初春狸御殿」の立てカンバン 左は雷蔵 2人とも若い。

       ↓ 雷蔵の立て看板と一緒に



       ↓ エレベーターの写真 「女は二度生まれる」



「若尾文子映画祭 青春」夏シリーズも最後になります。
この夏は 文子さん と新宿に遊んでもらいました。

「青空娘」 製作年 1957年 上映時間 88分

あらすじなどはこちら → 青空娘 | Movie Walker

源氏鶏太氏が雑誌“明星”で連戴、ラジオの連続放送劇にもなった小説が原作。
1957年製作という事で、カラー映像で溌剌とした20代前半の 文子さん が見られます。
映画最初の高校卒業時のセーラー服姿はやはり少し大人っぽく見えますがね。

一人だけ伊豆の田舎でおばあちゃんに育てられていた 有子。
おばあちゃんが亡くなる寸前に、東京にいる母親が生みの親と違うことを知らされる。
東京の父親一家に引き取られることになったが、本当の母親(三宅邦子 )は父親の元恋人で今はどこにいるかも分からない。
愛人の子として案の定本妻(沢村貞子)からは女中扱いされ、他の兄弟からも邪険に扱われる。
和風シンデレラ物語なのだが、この間のディズニー映画「シンデレラ」のように現代のシンデレラは言うときは言い、行動するときはするのです。
明るくメゲナイ文子シンデレラ。
次男の腕白中学生とはけんかした後仲良くなり、先輩女中(ミヤコ蝶々)と出入りの魚屋(南都雄二)とも友達になって家事手伝いをくるくるとやっている。

腹違いの姉照子(穂高のり子)のボーイフレンド(婚約者候補 川崎敬三)に気にいられて照子の怒りを買い、生き別れの母親(三宅邦子)を探そうと家出をした有子。
東京に出てきていた恩師の 二見(菅原謙二) のアパートに行くと二見には会えたがあいにく出張に出かけるのでその間待っていてくれと言われ、一人でいると彼女と言う女性が現れ(嘘)と、何か二見とは上手くいかない。

最後はハッピーエンドになるだろな~とは思いますけど、それまではやはりハラハラドキドキ楽しいです。
本妻役の 沢村貞子さん の演技が鬼気迫るものあります。
嫌われ役なんだけど、くどくどうるさいおばさんなんだけど、自分が彼女の立場ならそうなるよな~という現実味が凄いです。
セリフの力だけでなく、やはり演技の上手い人が演じると違って見えるという事なんでしょう。

「しとやかな獣」 製作年 1962年 上映時間 96分

あらすじなどはこちら → しとやかな獣 | Movie Walker

この映画祭で私がもっとも見るのを楽しみにしていた映画です。
期待にたがわず面白かったけれど、思っていたのと違う場面と展開で凝った造りの映画でした。
まず、場面はほとんど団地の狭い一戸内で起こっていること。
舞台劇のようです。
それでいて登場人物はそこに住む父親・母親・娘(姉)・息子(弟)以外に狭い一室に押しかけるプロモーター社長、経理の女子事務員、歌手、流行作家や税務署員まで盛りだくさん。
いい年した姉弟はテレビのロカビリーで踊りだすし(笑)

カメラワークが凄い凝ってます。
団地の窓の外から。
戸棚の奥からカンヅメ越しに。
外廊下の下の窓から。階段の上下。
入り口ドアの真上から。帰っていく人の頭を。
屋上の斜め上から。
今ならドローンで撮影したような絵柄ばかり。
本当の団地の俯瞰描写もあるけど、この部屋丸々一戸撮影所内に作ったとしか思えない。

最初は主演であろう文子さんの、したたかな悪女振りが見られると期待していたのです。
途中までは期待通りでした。
団地に住む一家も相当したたかな小悪党ぶりなんですけど、その上を行く悪女っぷり。
いえいえ、彼女は夫に死なれて一人で子供を育てるのに必死なのです。

けれど、見ている人はラストで哀れみの微笑を浮かべる人物を見たとたん、あっこの人が題名の人だわ、と気が付くのです。
自分では何もしない、この人が。
とても洒落た映画でした。

「女系家族」 製作年 1963年 上映時間 111分

あらすじなどはこちら → 女系家族 | Movie Walker

監督は三隈研次。
若尾文子・京マチ子・高田美和・鳳八千代 ・田宮二郎・二代目中村鴈治郎・浪花千栄子・北林谷栄など出演の文芸作品。

山崎豊子原作の週刊文春連載作品を映画化したもの。
山崎豊子さんといえば、デビュー作の生家の昆布屋をモデルした親子二代の商人話「暖簾」を始め、雷蔵で映画化された「ぼんち」など、大阪船場の商人世界の話が多いのだが、この「女系家族」もそう。

三代にわたる女系の家筋 (女の子に入り婿を取る 相撲の世界もそうね) で、暖簾を誇る商店の主人が亡くなった。
後を継ぐべき長女は結婚して家を出てしまい、あげくに出戻っている。
そのため次女は婿を取り家の商売を継ぐ気でいる。
三女はまだ若く現代っ子で遊び歩いてばかり。
しかも後に分かったことだが、入り婿で死んだ妻に頭が上がらないはずだった主人には 妾(若尾文子) がおり、そのお腹には主人の子供がいる。
ここまででも遺産相続がもめるのは必定である。
当事者、本家、親戚が見守る中、大番頭宇市が遺言書を開けたが皆の納得が行くはずもない。

各人が各人の味方を探して暗躍し、山林に分け入ってまで遺産の内容を知ろうとする。
宇市に頼って見せながら、なかなか尻尾を出さない文子さんの 妾 も始めしおらしく途中からはしたたかさが垣間見えるように。
陰影のある映像が多く、老舗の建物の重厚さなど見所が多くあります。
最後10分くらいのどんでん返しの映像のキレが見事な映画でした。

この「若尾文子映画祭 青春」は好評のため冬に再上映されるそうなので、今回見られなかった「卍」とか「越前竹人形」なども見たいと思っています。



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「若尾文子映画祭 青春」 見に行ってますよ。Ⅴ

2015年08月15日 18時14分07秒 | 映画
    ↑ 角川シネマのエレベーター扉に大きく貼って有ります。
             映画は「最高殊勲夫人」の川口浩と若尾文子。

夏の日差しの中、粛々と新宿に通って「若尾文子映画祭 青春」見に行ってます。
空き時間に伊勢丹の上のデパート食堂でランチ取ったり、最近はあまり来なくなっていた新宿の街をフラフラしたり、安いドラッグストアを発見して中国人観光客と一緒に並んで買い物したり、それなりに新宿の街を堪能しています。

「女は抵抗する」 製作年 1960年 上映時間 84分

あらすじなどはこちら → 女は抵抗する | Movie Walker

ベテランの興行師だった父親の後を継ぎ、米軍基地にバンドの手配などしていた女子大生の矢代美枝。
卒業前後に本格的にプロモーターの道を目指す。
人気ジャズバンドをジャズ合戦させて大成功させ、勢いで大きな劇場で当時勃興していたロカビリーの大会を開いてまたまた評判を取ったり。
ショービジネスの世界を扱った映画となっています。

実は渡辺プロダクショングループ代表の渡邊 美佐をモデルにしたもので、当時の芸能界や興行界が描かれていて興味深いです。
こういう勝気な女性を演じると本当に 文子さん ってぴったり来るんです。
話し方もそっけないくらいなところがあって、
「あっそう」
って言う横顔に惚れそう。(笑)
そのくせ上手くいかないときの爪をかむ癖がいじらしいと言うか。
これってツンデレってやつですか ?

平尾 昌晃、山下 敬二郎、坂本 九、ザ・ピーナッツなどの当時の人気者総出演で 歌唱・演奏場面も楽しい。
映画では少しだけ流れる坂本九の歌、やはり良いです。
ちょっと他の出演者とはレベルが違う気がする。
デビューしたときのロカビリー歌手ブームが去っても、その後長く歌手・タレントとして活躍できたのは、人気だけでなく実力と人柄があったからでしょうね。
上を向いて歩こう(1961年10月)のヒットの一年前の映画です。
丁度今書いているこの日が亡くなられた8月12日と言うのも感慨深いかと。

川口浩のサックス演奏なども珍しい場面です。
このブログお越しの方にはお分かりの通り、大映青春映画で文子さんと恋人役の多い川口浩さん。
ジャズグループのリーダーとして、最初は衝突したり苦言を呈したりしながらも互いに引かれていく、と言う役どころです。
私の年だとテレビ番組「川口浩探検隊」の印象が強烈な 川口浩さん ですが、もともと作家で大映専務の川口松太郎を父に、女優の三益愛子を母に持つ芸能界では超セレブな方。
加えて、若いときのノーブルな二枚目ぶりは今見てもいい男ですよ。

当時としては珍しい女性の企業家を扱ったこの映画、当時の女性が見て元気を貰えたものと思います。

「美貌に罪あり」  製作年 1959年 上映時間 87分

あらすじなどはこちら → 美貌に罪あり | Movie Walker

川口松太郎が原作小説を書き大映が映画化、もちろん出演者は杉村春子、 山本富士子、若尾文子、川口浩、野添ひとみ、川崎敬三、勝新太郎 などの大映人気役者という当時としては大映定番の映画。

文子さんのスチュワーデス姿が新鮮 !
当時の花形職業を扱って、恋人役の素朴な農業青年(川口浩)との対比を際立たせ、お話を盛り上げています。
姉役の山本富士子が日本舞踊の女流舞踊家になろうとしているのとも対比している。

旧家の本家だが、今は細々と花栽培で暮らしている吉野庭園の女主人ふさ(杉村春子)には2人の姉妹が居た。
一人は舞踊家になろうと既に家を出ている長女の菊江(山本富士子)。
姉の父親を亡くして再婚し、父親違いの妹の敬子(若尾文子)がいるがこれも退屈な農村に嫌気が差してスチュワーデスの試験を受ける。
無事に試験を通り、綺麗なマンションで同僚と暮らし始めて、恋人の忠夫(川口浩)も忘れて華やかに遊び始める敬子。
しかしそれにはそれなりの危険も潜み…。

山本富士子とその師匠役(後に結婚して夫役)の勝新太郎のキレの良い日本舞踊が堪能できます。
花柳禄寿門下の山本富士子さんはもちろん、三味線師範の勝新の踊りもなかなかの見所です。
昔の俳優さんたちは(本職に)敵わぬまでもそれなりの芸事修行をしていて、それらがちょっちょっと仕草などにも出てくるのでいいんですよね~。
杉村春子さんも盆踊りを披露していますが上手いんですよこれが。
踊りの素養のある人が踊ると違います !

最終的には2人の姉妹と周りにいる違う恋人達にはハッピーエンドですが、そこに至るまでの夫婦の機微とか恋人達の葛藤とか。
母親のふさは家を手放さなければならないし。
実は ふさ が家を離れる場面では思わず涙が。
いづれ自分も…と思うと人事には思えませんでした。

「女経(じょきょう)」 製作年 1960年 上映時間 101分

あらすじなどはこちら → 女経 | Movie Walker

村松梢風の「女経」にヒントを得て、吉村公三郎・市川崑・増村保造三人の監督がメガホンを取った、女性オムニバス映画。
タイトルデザインを柳原良平さん(アンクルトリスを描いた人)が担当しています。
エロ可愛いデザインで洒落てます。

題名の「女経」とは、女の経済とか言う意味だと思うのですが。
3人のしたたかに見えて可愛い女達の物語。

一話目「耳を噛みたがる女」
貧しい水上生活者(ダルマ船に住んでいる)の娘でキャバレーに勤める紀美(若尾文子)。
同僚に煙たがられながらも、客を騙して巧みに金を巻き上げている。
その金で株を買っているというしたたかさ。
本当に好きなのは御曹司の正巳(川口浩)だが、正巳は紀美を逆に騙そうと友人(田宮二郎)と賭けをしている。
最後はちょっと悲しいけれど、このふたり一緒になれてもその後の苦労が目に見えて、このラストでよかったのかも、なんて大人の見方をしてしまいました。

2話目「物を高く売りつける女」
には謎の女(山本富士子)登場。
のっけからミステリー風な凝った造りでどきどきします。
山本富士子のクールな美貌が謎めいて、男なら騙されても本望 ?
船越英二が作家役で おふじさん と絡みます。
他に野添ひとみ・菅原謙二などが出演していますが、最後の方までは出演者が極端に少ないです。
騙し、だまされた振りをし、と山本・船越の舞台劇のようです。
市川崑監督の目先の変った実験作品ですね。

3話目「恋を忘れていた女」
これまた、当時美人女優として名高かった 京マチ子 のしっとり、うっとりするような美貌が堪能できる作品。
男だったらむしゃぶりつきたい、と思うだろうな~という年増美女ぶりです。
京都の売れっ子芸妓だったお三津は、主人に先立たれてから旅館や酒場やお茶屋を切り盛りし繁盛させ女将として磐石の地位を築いている。
ここまで来るには大変だったし、きつい事も言ったしやってもきた。
主人の妹が、結婚するから兄の遺産を分けてくれと言って来ても
「騙されてるんとちがうの?」と取り合わない。
しかし、この日は厄日なのか泊まった修学旅行生が事故に遭ったり、昔振った恋人からはしつこく電話が来るわ、舅からは迫られるわと散々である。
挙句、元恋人が押しかけて来て手形の割引を頼んでくる。
その前少しほだされかけたお美津だったが、この話にはちょっと引いた。
その時警察が踏み込み元恋人は詐欺で警察へ。
がっくりと来たお美津に、怪我した修学旅行生の様態が悪化と追い討ちが。
ここから急転直下、自分のことしか考えて来なかったお美津が怪我人に輸血したことから心境に変化が起こる。
さて、ラストは ?

京マチ子・山本富士子・若尾文子という人気大女優のオムニバス作品ということで時間はそれぞれ短いけれど、大変楽しめる映画でした。
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「若尾文子映画祭 青春」 見に行ってますよ。Ⅳ

2015年08月08日 16時52分16秒 | 映画
まだまだ続きます、「若尾文子映画祭 青春」。

「舞妓物語」 製作年 1954年 配給 東宝  上映時間 92分

あらすじなどはこちら → 舞妓物語(1954) | Movie Walker

モノクロ作品ですが、舞妓さんやお茶屋のおかみなどの豪華な衣装は戦後9年しか経っていないとは思えないくらいです。
お話は学生と舞妓の王道純愛物、と言う感じですが、若尾文子演じる舞妓が元音大生だったりしてちょろちょろ目新しさもあります。

文子さんの舞妓がほんとに可愛い。
可愛い中にも、病気の母親(入江たか子)のことを考えて舞妓になろうと決心したり、舞妓になったらお客さんを喜ばせて売れっ子になったり、しっかりした考えも持っています。
でも恋愛に対しては古風なのね。
ラスト急転直下でハッピーエンドになりますが、ありきたりと言われようがほっとします。

「家庭の事情」 製作年 1962年 上映時間 93分

あらすじなどはこちら → 家庭の事情 | Movie Walker

原作は、サラリーマン小説が得意の源氏鶏太氏。オール読物連載。
なので当時のサラリーマンの実情が詳しく分かります。(笑)
妻を7年前に亡くした父親には4人の娘が居た。
30年勤め上げた会社の退職金と、それまでの貯金を5等分して自分と娘達に分けた。
娘には嫁入り資金として、自分にはこれから自由に生きたい資金として。
と言って急に贅沢するわけでなし、しっかり貯金するところは定年まで勤め上げた真面目なサラリーマンらしい。
ちょっと飲み屋さんの女に騙されかけた程度(笑)
一方娘達はそれぞれに貯金したり、会社員を辞めて喫茶店を開いたり、お金をいい加減な彼氏に取られそうになったり。
映画で彼氏は「後で返すよ」と言っているけれど、こんな男どうだかな~。
それぞれの恋愛とお金の使い道が絡み合ってお話は進み、父親にも姉妹にもそれぞれどうやらいいお相手が見つかって…。
というストーリーです。

定年父親役の 山村 聡 の笑顔がいい。
30年勤めたと言うから、当時の定年はまだ50か55歳かな。
画面では今の70歳くらいに見えるけど。

文子さんの役柄は、勤めていた会社の上司と不倫していたが不実な男を見切って退職、喫茶店を開くと言う長女の役。
会社では洋服ですが、家のシーンではいつも着物姿なんです。
普段着の着物姿が良いですよ。
1962年当時でも家で着物着ている人ってそういないと思うんだけど。
長女らしく見えるし、まっ映画ってことで華やかでオーケーです。

源氏鶏太氏原作の大映サラリーマン映画は他にもありますが、今見ても結構面白い。
テレビで昼間でもやれば良いのにと思っちゃいます。
もっと見たいな、この映画祭で見られるかな。

「東京おにぎり娘」 製作年 1961年 上映時間 91分

最初と最後に 文子さん の声でモノローグが入るのが珍しい。
文子さんがはつらつと江戸っ子娘を演じています。
場所は新橋駅近くだけれど、下町っぽい風情と人情で1961年当時の雰囲気が感じられます。
客の来ない昔かたぎの父親のテーラーを閉めて、おにぎり屋を開業した まり子(若尾文子) 。
店は繁盛しているけれど、まり子目当ての客や幼馴染も入り組んで、お店は今日もてんやわんや。
父親の隠し子まで登場して、あらあらどうなっちゃうの。(笑)

文子さんの着物姿がまたまた素敵です。
よそ行きの訪問着じゃなくて、おにぎり屋の仕事着としてとか、ちょっと近くまでの普段着に粋な帯を締めてとか。
お能をやっていて、普段から着物姿だった自分の母親を思い出しました。
あんな柄行きの普段用の帯とか有ったよな、懐かしい。

取り巻きの一人としてジェリー藤尾さんが出ています。
あと父親の隠し子 みどり役 に大映映画でよく文子さんと競演している 叶順子さん。
1954年のミス資生堂だそうです。
この方当時としてはモダンな顔立ちで、文子さんのおきゃんな妹役とかをよく演じてました。
次世代のスターとして期待されていたけれど、目の病気が悪化しそうなため1963年人気のピークで引退されたそうです。

二代目中村鴈治郎 が父親役、色っぽい役の藤間紫、不動産屋の八波むと志、お節介なおばさんに沢村貞子、まり子のボーイフレンド陣に先ほどのジェリー藤尾や川口浩や川崎敬三と言った若手スター。
気楽に楽しめる青春映画でした。





          延長が決まったので、「若尾文子映画祭 青春」まだまだ続く。




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ノーザンカントリークラブ 上毛ゴルフ場

2015年08月03日 21時18分12秒 | ゴルフ
   ↑ インコースのどこか (笑)

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久し振りに初めてのゴルフ場に行きました。
群馬県吾妻郡高山村にある ノーザンカントリークラブ 上毛ゴルフ場 です。
アコーディアグループのゴルフ場で、私達は他に秩父国際CCなどを利用させて頂いています。
都内から行くと1時間半くらいはかかりますが、標高が高いので夏には都内より4~5度は低そうで、ゴルフがとてもやりやすかったですよ。
軽井沢の72と涼しさは同じ位では無いでしょうか。

       ↓ アウト1番 パー5 405ヤード





       ↓ アウト2番 パー4 310ヤード





       ↓ アウト 5番 パー3 128ヤード



       ↓ わーっ太ってる。お目汚しですみません。
 


右にがっくり下がっていて、プレッシャーになっています。

全体にゆったりした広さのあるゴルフ場で、いつも河川敷でゴルフしている私にはとても芝の手入れの良いゴルフ場に見えました。
敷地内に高圧線が通っていたり、キャディーバッグは自分で運んだりしますが、多少目をつぶれば近くにある高級クラブ 赤城国際CC にも引けを取らない位だと思います。
これで平日5,000円を切るお値段、しかもランチつき2バック保障割り増しなしとは遠くとも行ってみる価値はあります。
ランチも美味しく、プレイ後には女性にケーキのサービスがあったりと、いろいろと工夫してお客様を呼び込もうと努力しているのが見て取れました。
又この夏の暑い時期に再訪したく思います。






             来週は暑い河川敷でプレイの予定のトミー。




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